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19章
495話 進化
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戦況は劣勢である。
魔法という選択肢を増やしてやったので、グレネードを投げるそぶりをしたら明らかに警戒するようになったし、リロードの隙も敢えて片手が開いているのを見せて攻撃を誘ってみたりすれば、追撃の手が多少なりとも緩むが、そもそもの話、接近戦が弱いし、ガンナー特有の固定ダメージを生かしたスキル構成をしているから、これといった決定打を持っていない。
だからこそ、自分自身の実力と動きで相手を倒してきたわけだが、その限界がこの辺のレベル帯って感じ。しかも不利な相手への対応も遅れている節もある。いや、節っていうか遅れている。
「初戦から全部使わないといけない相手に当たるのほんと嫌」
まだ避けられていた序盤に比べたらかなり被弾も多くなり、避けられないようになってきた。そもそもマガジン交換だったりステータスの違い、アクティブスキルの有無……ああ、もうこういうのは言うだけ言い訳だな。
「悪いな、今日は勝たせてもらうぞ」
「バカ野郎、まだこっちも本気出してないっての」
距離を取るためのグレネードを1本投げつけ、攻撃から素早く防御に切り替えたのを見て数回のバックステップで十兵衛との距離をあけながら、グレネードをもう何個か落とし、すぐ着火。バックステップで広げた距離にプラスして爆風の勢いで槍の攻撃が届かない位置に。自爆ダメージを貰うってのも久々だな。
「あちち……全く、私に対して最高戦力をぶつけてくるとは、ニーナの奴もよくわかってる」
「それだけだと思うか?」
距離を取り対峙した状態を破るかのように、十兵衛の後ろにざっと二人ほど現れる。知らん顔だから、私が抜けた後に入れた新人って事か。
「十兵衛さん!」
「大丈夫ですか?」
二人とも近接系だな。私に対してよく分かってる戦力のぶつけ方をしてくる。ガンナーの弱点ともいえるのが、接近戦と複数戦。二丁拳銃+αを使える私だって3人以上は勝てんないと思う。単純に手数が足りないし、気にするところが多いからどうしても注意し続けるのが厳しい。2方向の相手を見るのは出来るけど、それ以上になるとだいぶ厳しいのは別のFPSやTPSのゲームで経験済み。
「3対1とは卑怯だ」
「それくらいの相手だと思ってほしいんだがな?」
「そんなに脅威か、わたしゃ」
そりゃそうだろ、といった感じの顔をして追加でやってきた二人に指示を出し、3方向からこっちに攻撃をしようとしてくる。舌打ち一つ、すぐさまもう一度グレネードで間を爆破をして距離をさらに取ってから爆風に隠れているときにインベントリからARを抜いて地面に突き刺す。これはまあ今持ってるハンドガンに+αで使う銃操作用。取り回しの長い銃を持ったまま複数相手に戦闘できるほど器用じゃないし。
「油断するなよ、ヴェンガンズを立ち上げただけあって何をするかわからん」
「噂と初期メンバーから散々聞かされましたから!」
「他もなかなかうまくいってないようですし、さくっと片付けたいですね」
おーおー、言ってくれるわ。っていうかちょっと舐められてる気もする。まー、知らん人からしたら元マスターってだけで、大したことないからやめたんだろ、って思われていても仕方ないか。噂ってのはそういうもんだし、伝聞じゃようわからんか。
「多勢に無勢だなあ、ほんと」
じりじり近づいて、いつ飛び掛かるかを考えている十兵衛達を見ながら煙草を咥え火を付ける。すはーっと大きく口の端から紫煙を吐き出しながらメニューを開く。
「……やばい、止めろ!」
もう遅いよーん。
素早くスキル欄に表示されている、スキル取得とスキルレベルアップのボタンを連打。迫ってくる剣、槍、斧を眺めながら呼吸を止めて攻撃を受ける。
「何を覚えた」
「マイカとももえの奴に改めて感謝せんとなあ」
ハンドガンのトリガーガードと銃身の「く」の字になっている接続部分で剣と斧を、槍はガンシールドで滑らせたのでノーダメージ。本当にこのゲーム、スキル一つ取るたびに自分のできる事が劇的に変わる。なんだったら今までぎりぎりというか、ダメだったのが一気に出来るようになる。あんまり万能になりすぎるとゲームとして寿命を短くしそうだけど、そんなことより目の前の奴らを倒す方が大事だ。
「全く、こんな事ならさっさと覚えておけばよかった」
攻撃を受けている状態から一瞬力を入れて相手弾き飛ばしたらすぐに構え直し、剣持ちのほうに銃口を向け連射。数発直撃を受けて呻いたところ、すぐさま接近して銃口を押し付けさらに連射。接近しまくってるおかげもあり、斧持ちと十兵衛が攻めあぐねている隙に一人目を落としにかかる。
なんだろうな、この今までできてなかったことが出来るようになる感覚。自分がやりたかった理想の動きに近づけてるのもでかい。
落としにかかった相手から剣の攻撃を拳銃自体で捌き銃口を向けては射撃し、ダメージを稼ぐ。傍からみたらただの通常攻撃だけど、ガンナーの通常攻撃がやばいのは良ーくわかってる。だからこそマガジン一つ分かましてやるとポリゴン状になって消えていく。
「クソ、手遅れだったか……」
「十兵衛さん、どうします?」
「一回引こう、乗ってる時のアイツは手が付けられん」
なんだよ、付き合いが悪いな。
ただ、そんなことをしてもいいのかなー?
「私から背中を撃たれながら逃げられるなら、いいけどなあ?」
十兵衛達が逃げ始めたのを見て、すぐさま突き刺しておいた銃剣付きのARを手元に引き寄せて構え、撃ちに入ったところ、スモークを投げつけられて視界が塞がれる。こういう時に不意打ちを貰う可能性もあるので、手元に戻したArを振って煙を晴らしながらバックステップしながらグレネードを足元に転がして距離を取ったのち、爆発。一気に煙が晴れるのを見つつ警戒は解かない。
「マジで逃げやがった」
楽しくて全然吸ってなく、短くなった煙草の最後の一吸いをし、大きく紫煙を吐き出してから、その場でぺたりと座り、荒い息を整える。せっかく覚えたスキルとどうも私の頭が追い付いてないのか、疲労感が凄い。いや、実際に体を動かしてるわけじゃないんだけど、集中しすぎた反動か。なんだかんだで長期戦だったし、いきなりやれてない動きをやったからこうなるか。
「あー……疲れた……ちょっと休憩」
ふうふうと息を吐き出してるのを整えながら残弾を確認し、どう動くか……ってのは決まってるわ。
「ほったらかしにしたらそれはそれでやばそうか」
トラッカーを使い、逃げた方向を確認してから立ち上がって伸びあがり一つ。対戦中だってのにのんびりしすぎだよな。
「他の連中も、この調子なら苦戦してるだろうなあ」
なんていったって私が集めた精鋭だし。
魔法という選択肢を増やしてやったので、グレネードを投げるそぶりをしたら明らかに警戒するようになったし、リロードの隙も敢えて片手が開いているのを見せて攻撃を誘ってみたりすれば、追撃の手が多少なりとも緩むが、そもそもの話、接近戦が弱いし、ガンナー特有の固定ダメージを生かしたスキル構成をしているから、これといった決定打を持っていない。
だからこそ、自分自身の実力と動きで相手を倒してきたわけだが、その限界がこの辺のレベル帯って感じ。しかも不利な相手への対応も遅れている節もある。いや、節っていうか遅れている。
「初戦から全部使わないといけない相手に当たるのほんと嫌」
まだ避けられていた序盤に比べたらかなり被弾も多くなり、避けられないようになってきた。そもそもマガジン交換だったりステータスの違い、アクティブスキルの有無……ああ、もうこういうのは言うだけ言い訳だな。
「悪いな、今日は勝たせてもらうぞ」
「バカ野郎、まだこっちも本気出してないっての」
距離を取るためのグレネードを1本投げつけ、攻撃から素早く防御に切り替えたのを見て数回のバックステップで十兵衛との距離をあけながら、グレネードをもう何個か落とし、すぐ着火。バックステップで広げた距離にプラスして爆風の勢いで槍の攻撃が届かない位置に。自爆ダメージを貰うってのも久々だな。
「あちち……全く、私に対して最高戦力をぶつけてくるとは、ニーナの奴もよくわかってる」
「それだけだと思うか?」
距離を取り対峙した状態を破るかのように、十兵衛の後ろにざっと二人ほど現れる。知らん顔だから、私が抜けた後に入れた新人って事か。
「十兵衛さん!」
「大丈夫ですか?」
二人とも近接系だな。私に対してよく分かってる戦力のぶつけ方をしてくる。ガンナーの弱点ともいえるのが、接近戦と複数戦。二丁拳銃+αを使える私だって3人以上は勝てんないと思う。単純に手数が足りないし、気にするところが多いからどうしても注意し続けるのが厳しい。2方向の相手を見るのは出来るけど、それ以上になるとだいぶ厳しいのは別のFPSやTPSのゲームで経験済み。
「3対1とは卑怯だ」
「それくらいの相手だと思ってほしいんだがな?」
「そんなに脅威か、わたしゃ」
そりゃそうだろ、といった感じの顔をして追加でやってきた二人に指示を出し、3方向からこっちに攻撃をしようとしてくる。舌打ち一つ、すぐさまもう一度グレネードで間を爆破をして距離をさらに取ってから爆風に隠れているときにインベントリからARを抜いて地面に突き刺す。これはまあ今持ってるハンドガンに+αで使う銃操作用。取り回しの長い銃を持ったまま複数相手に戦闘できるほど器用じゃないし。
「油断するなよ、ヴェンガンズを立ち上げただけあって何をするかわからん」
「噂と初期メンバーから散々聞かされましたから!」
「他もなかなかうまくいってないようですし、さくっと片付けたいですね」
おーおー、言ってくれるわ。っていうかちょっと舐められてる気もする。まー、知らん人からしたら元マスターってだけで、大したことないからやめたんだろ、って思われていても仕方ないか。噂ってのはそういうもんだし、伝聞じゃようわからんか。
「多勢に無勢だなあ、ほんと」
じりじり近づいて、いつ飛び掛かるかを考えている十兵衛達を見ながら煙草を咥え火を付ける。すはーっと大きく口の端から紫煙を吐き出しながらメニューを開く。
「……やばい、止めろ!」
もう遅いよーん。
素早くスキル欄に表示されている、スキル取得とスキルレベルアップのボタンを連打。迫ってくる剣、槍、斧を眺めながら呼吸を止めて攻撃を受ける。
「何を覚えた」
「マイカとももえの奴に改めて感謝せんとなあ」
ハンドガンのトリガーガードと銃身の「く」の字になっている接続部分で剣と斧を、槍はガンシールドで滑らせたのでノーダメージ。本当にこのゲーム、スキル一つ取るたびに自分のできる事が劇的に変わる。なんだったら今までぎりぎりというか、ダメだったのが一気に出来るようになる。あんまり万能になりすぎるとゲームとして寿命を短くしそうだけど、そんなことより目の前の奴らを倒す方が大事だ。
「全く、こんな事ならさっさと覚えておけばよかった」
攻撃を受けている状態から一瞬力を入れて相手弾き飛ばしたらすぐに構え直し、剣持ちのほうに銃口を向け連射。数発直撃を受けて呻いたところ、すぐさま接近して銃口を押し付けさらに連射。接近しまくってるおかげもあり、斧持ちと十兵衛が攻めあぐねている隙に一人目を落としにかかる。
なんだろうな、この今までできてなかったことが出来るようになる感覚。自分がやりたかった理想の動きに近づけてるのもでかい。
落としにかかった相手から剣の攻撃を拳銃自体で捌き銃口を向けては射撃し、ダメージを稼ぐ。傍からみたらただの通常攻撃だけど、ガンナーの通常攻撃がやばいのは良ーくわかってる。だからこそマガジン一つ分かましてやるとポリゴン状になって消えていく。
「クソ、手遅れだったか……」
「十兵衛さん、どうします?」
「一回引こう、乗ってる時のアイツは手が付けられん」
なんだよ、付き合いが悪いな。
ただ、そんなことをしてもいいのかなー?
「私から背中を撃たれながら逃げられるなら、いいけどなあ?」
十兵衛達が逃げ始めたのを見て、すぐさま突き刺しておいた銃剣付きのARを手元に引き寄せて構え、撃ちに入ったところ、スモークを投げつけられて視界が塞がれる。こういう時に不意打ちを貰う可能性もあるので、手元に戻したArを振って煙を晴らしながらバックステップしながらグレネードを足元に転がして距離を取ったのち、爆発。一気に煙が晴れるのを見つつ警戒は解かない。
「マジで逃げやがった」
楽しくて全然吸ってなく、短くなった煙草の最後の一吸いをし、大きく紫煙を吐き出してから、その場でぺたりと座り、荒い息を整える。せっかく覚えたスキルとどうも私の頭が追い付いてないのか、疲労感が凄い。いや、実際に体を動かしてるわけじゃないんだけど、集中しすぎた反動か。なんだかんだで長期戦だったし、いきなりやれてない動きをやったからこうなるか。
「あー……疲れた……ちょっと休憩」
ふうふうと息を吐き出してるのを整えながら残弾を確認し、どう動くか……ってのは決まってるわ。
「ほったらかしにしたらそれはそれでやばそうか」
トラッカーを使い、逃げた方向を確認してから立ち上がって伸びあがり一つ。対戦中だってのにのんびりしすぎだよな。
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