432 / 622
16章
402話 すんなりとは倒せない
しおりを挟む
『サンダースさん、もうちょっと手際よくやってくれないと、囲まれます』
『自分、そこまで戦闘が得意ではないので!』
パラパラと軽い乾いた音をSMGからさせながら向かってくる中型の狼に向かって連射し、さくさくと倒していく。と言っても先にアオメがSMGの射程に入る前に撃ち、自分たちの方に攻撃を向けさせている間に細かくダメージを入れたり、牽制を入れて囲まれないようにしつつ、1匹1匹倒せるように意識している。
『リロード入ります』
『了解ー!』
サンダースの後ろでアオメがマガジンを落とし、ポーチから新しいマガジンを入れているのをカバーするために、周りにSMGをばら撒き続ける。そしてサンダースの装填タイミングは同じようにアオメがカバーし合い、雑魚を散らしていく。
『それにしてもアサルトライフルって良いですね!両手持ちなのがネックですが!』
『火力は高いですよ、装弾や両手持ち等のデメリットはありますが……右に2』
『色んな銃が実装されてるので集めるのも大変なんですよね!』
言われた通りに右に来たのに集中して撃ち込み、1体倒して1体足止めした所でインベントリからパイプ爆弾を取り出して、撃っていた方向と逆側に投げて爆破。爆風で流れてくる土煙やぱらぱらと振ってくる土砂も気にせずに一旦二人揃って装填して移動を開始する。
『そういうのを投げる時には一言欲しいんですが』
『何ともなければ事後報告で十分と言われましたので!』
吹っ飛ばして視界の悪くなった地点から少し離れて、大型の狼と相対している2人が視界に入る位置を取りさっきと同じようにサンダースが前、アオメが後ろでの陣形で中型狼の相手をし続ける。
『上手い事こっちに雑魚が来ますけど何か条件があるんでしょうか!』
『うーん、ボスの獲物には手を出すな……と言った感じですね、あそこだけはかなり熾烈にやっていますし』
ちらりとボス相手に戦っている2人を見てあそこの中には入れないとため息を吐きだしながら、襲い掛かる中型の狼を引き受け続ける。
『それにしてもこっちはこんなに楽でいいんでしょうか!』
『アカメさんなら……きっと、後ろは任せるって事なんですよ』
土煙が張れ、吹っ飛ばしたところから追加の狼が来るのをアオメが牽制を入れ、足止めした所で軽く接近してSMGで追撃。言い合いもせず、バチバチでもない2人なのである程度どんな感じかの感触を確かめれば淀みなく連携が取れている。
『向こうは向こうで大変そうですね』
ボスの咆哮が響くと共に楽しそうな声が響く。
『おらぁ、こっち見ろぉ!』
2丁リボルバーでボス狼に向けて撃つシャールを前にし、その後ろでPウサ銃で援護射撃。大きく顔を振って両刃剣を振るうので、その攻撃の勢いを少しでも減らすために射撃。前に関してはシャールがいるので問題ないが、大きく振ってくる攻撃は流石に受けきれないとの判断だ。
『突っ込み過ぎるなよ?』
『分かってらぁ!』
クリップを弾き飛ばし、次の弾を入れながら状況を確認し続ける。中々にこの狼の攻撃バリエーションが多い。普通に咥えている両刃剣を振るってくる、体躯を生かして突っ込んでくる。咆哮で衝撃波、普通に爪で切りかかる、尻尾を振って薙ぎ払い……どこぞのモンスターをハントする奴みたいだ。
『前行くぞ!』
『はいはい』
ぎゅるっとボスが一回転して薙ぎ払いをした後の隙に合わせてシャールが1丁目の6発装填リボルバーを叩き込みながら前進。そのまま撃ち切ったリボルバーとスイッチして弾が残っている方で追撃しつつ、ガンベルトに沿って空になったリボルバーの弾倉を滑らせ回転させるとすぐに装填完了。あれ私もやってたな。
こいつの動き方を暫く見ていたが、私がやっていたことをやっている感じがある。リボルバーの装填方法もそうだけど、銃受けのやり方もかなり似ている。
『右から来るぞ』
『ああ!?』
攻撃後の隙を狙って前に出ていたシャールに向けて注意喚起。それと共に爪の攻撃を銃を構え防御を固めて受けるのだが、シャールの体が吹っ飛ぶ。
2、3度バウンドして私の近くまでゴム毬のように跳ね飛ばされるので、インベントリから設置式タワーシールドを出して転がって動けないシャールの所にゴシャっと音を立てて置くと共に、ポーションも近くに投げておく。
『回復するのとそれを立てて障害物を作れ、回復するまで前に出る』
『クソ、すぐ戻るっての……!』
『良いからしっかり体勢整えろ』
Pウサ銃を近くに突き刺し、アデレラと忍者刀の二刀流に持ち替えてからボス狼と接近戦で対峙する。サイズ的には、10tトラックくらいかな。結構でかいし、機敏。こいつに跳ねられたら異世界じゃなくて死に戻りしてしまうわ。
「そういえばボスクラスと戦うのは久々だ」
煙草を咥え、火を付けない状態で煙草をぷらぷらと上下に揺らしながら目の前のボスをじっくり見ながらどう攻めるかを考える。4足歩行で両刃剣を咥えて接近したらしっかり剣で攻撃してくるし、足元に潜らせてくれない……と言うか、ガンナー足じゃ足回りに潜りこむのはリスクがありすぎる。撃破出来ればいいが……ま、時間稼ぎで良いだろう。
何だかんだで後ろで良い感じに連携を取っているサンダースとアオメは上手い事、中型狼を倒しまくっているから、そのうちこっちに合流出来るだろう。シャールの方は回復なりを整えたらすっ飛んでくるだろうから、それまで抑え込めれればいいな。
「さてと、後は覚悟を決めるか」
忍者刀を逆手に持ち、腕をクロスする様に構えてアデレラで2発ほど。その銃撃を器用に両刃剣で弾き、こっちに走り込んでくるので、3発さらに追撃。防御らしい防御はせずに銃撃を食らっても気にせず、減速もせずに攻撃をかましてくる。
して、私の目の前で大きく飛び、前足での爪を振り下ろし攻撃をしてくるのでガンシールドを構えた状態でバックステップ。斬撃が目の前を掠めて、さっきまで立っていたところを抉り取る。
「あんなの食らったら一発か」
ただこいつ、攻撃一回するたびに、プレイヤー側に攻撃してくださいと言う様に隙が生まれる。流石に理不尽に攻撃連打してきて殺しにかかるって事はしなかっただけ温情。ガンナーの耐久だと一発貰うと瀕死になるってのはあるが。
勿論その隙を見逃さずに残った3発を撃ち込み追撃。ビッ、ビッと当たっている音を聞きながら、手首を捻ってアデレラのマガジンを飛ばし、すぐに新しいマガジンを入れていると、次の攻撃が飛んでくる。決まった行動をループするかと思ったらそうでもないっぽいな。
頭を振って両刃剣の攻撃が飛んでくるので忍者刀と体、尻尾を使って攻撃の威力を少しでも和らげるが、攻撃自体の重さがかなりあるのでシャールと同じように吹き飛ばされごろごろと転がる。
「やっぱり直撃したら一発だわ」
尻尾を立て、転がりの勢いを殺し、すぐに起き上がって煙草の先を揺らして一息。
『まだ回復できないか!』
『今行くっての!』
ポーション飲んで回復を入れたい所だけどそれをしている間に、向こうが攻撃をしてくる。正直あいつの攻撃を避けられるのは距離がある状態じゃないと無理だ。ガンシールドと忍者刀で受けは出来るがダメージがきつすぎる。防御もHPもそこまで高くない私が3個も防御手段使ってようやくって、火力高すぎるだろ。
『こっちに合流する時火持ってきてくれ』
『馬鹿かよ!』
転がった分の距離を詰めてくるので、またアデレラで牽制射撃……ではなく目の周辺を本気狙い。横からシャールが走っているのが見えるので、こっちに攻撃目標を向けさせつつ、攻撃が直撃しない様に目つぶし狙い。
流石に走っている獣で、なおかつ獲物を持っているからなかなか当たらないが何発かは近くに当たったのか、少し寄れた走りになるので、ぎりぎりまで引き付けつつ射撃してから横っ飛び。さっきと同じように立っていた位置から横にずれた所の地面が抉れるのを尻目に、シャールと合流。
『次やったら自分で尻拭いだぞ』
『分かってるって言ってんだろ!』
まだまだ楽しめそうじゃないか。
『自分、そこまで戦闘が得意ではないので!』
パラパラと軽い乾いた音をSMGからさせながら向かってくる中型の狼に向かって連射し、さくさくと倒していく。と言っても先にアオメがSMGの射程に入る前に撃ち、自分たちの方に攻撃を向けさせている間に細かくダメージを入れたり、牽制を入れて囲まれないようにしつつ、1匹1匹倒せるように意識している。
『リロード入ります』
『了解ー!』
サンダースの後ろでアオメがマガジンを落とし、ポーチから新しいマガジンを入れているのをカバーするために、周りにSMGをばら撒き続ける。そしてサンダースの装填タイミングは同じようにアオメがカバーし合い、雑魚を散らしていく。
『それにしてもアサルトライフルって良いですね!両手持ちなのがネックですが!』
『火力は高いですよ、装弾や両手持ち等のデメリットはありますが……右に2』
『色んな銃が実装されてるので集めるのも大変なんですよね!』
言われた通りに右に来たのに集中して撃ち込み、1体倒して1体足止めした所でインベントリからパイプ爆弾を取り出して、撃っていた方向と逆側に投げて爆破。爆風で流れてくる土煙やぱらぱらと振ってくる土砂も気にせずに一旦二人揃って装填して移動を開始する。
『そういうのを投げる時には一言欲しいんですが』
『何ともなければ事後報告で十分と言われましたので!』
吹っ飛ばして視界の悪くなった地点から少し離れて、大型の狼と相対している2人が視界に入る位置を取りさっきと同じようにサンダースが前、アオメが後ろでの陣形で中型狼の相手をし続ける。
『上手い事こっちに雑魚が来ますけど何か条件があるんでしょうか!』
『うーん、ボスの獲物には手を出すな……と言った感じですね、あそこだけはかなり熾烈にやっていますし』
ちらりとボス相手に戦っている2人を見てあそこの中には入れないとため息を吐きだしながら、襲い掛かる中型の狼を引き受け続ける。
『それにしてもこっちはこんなに楽でいいんでしょうか!』
『アカメさんなら……きっと、後ろは任せるって事なんですよ』
土煙が張れ、吹っ飛ばしたところから追加の狼が来るのをアオメが牽制を入れ、足止めした所で軽く接近してSMGで追撃。言い合いもせず、バチバチでもない2人なのである程度どんな感じかの感触を確かめれば淀みなく連携が取れている。
『向こうは向こうで大変そうですね』
ボスの咆哮が響くと共に楽しそうな声が響く。
『おらぁ、こっち見ろぉ!』
2丁リボルバーでボス狼に向けて撃つシャールを前にし、その後ろでPウサ銃で援護射撃。大きく顔を振って両刃剣を振るうので、その攻撃の勢いを少しでも減らすために射撃。前に関してはシャールがいるので問題ないが、大きく振ってくる攻撃は流石に受けきれないとの判断だ。
『突っ込み過ぎるなよ?』
『分かってらぁ!』
クリップを弾き飛ばし、次の弾を入れながら状況を確認し続ける。中々にこの狼の攻撃バリエーションが多い。普通に咥えている両刃剣を振るってくる、体躯を生かして突っ込んでくる。咆哮で衝撃波、普通に爪で切りかかる、尻尾を振って薙ぎ払い……どこぞのモンスターをハントする奴みたいだ。
『前行くぞ!』
『はいはい』
ぎゅるっとボスが一回転して薙ぎ払いをした後の隙に合わせてシャールが1丁目の6発装填リボルバーを叩き込みながら前進。そのまま撃ち切ったリボルバーとスイッチして弾が残っている方で追撃しつつ、ガンベルトに沿って空になったリボルバーの弾倉を滑らせ回転させるとすぐに装填完了。あれ私もやってたな。
こいつの動き方を暫く見ていたが、私がやっていたことをやっている感じがある。リボルバーの装填方法もそうだけど、銃受けのやり方もかなり似ている。
『右から来るぞ』
『ああ!?』
攻撃後の隙を狙って前に出ていたシャールに向けて注意喚起。それと共に爪の攻撃を銃を構え防御を固めて受けるのだが、シャールの体が吹っ飛ぶ。
2、3度バウンドして私の近くまでゴム毬のように跳ね飛ばされるので、インベントリから設置式タワーシールドを出して転がって動けないシャールの所にゴシャっと音を立てて置くと共に、ポーションも近くに投げておく。
『回復するのとそれを立てて障害物を作れ、回復するまで前に出る』
『クソ、すぐ戻るっての……!』
『良いからしっかり体勢整えろ』
Pウサ銃を近くに突き刺し、アデレラと忍者刀の二刀流に持ち替えてからボス狼と接近戦で対峙する。サイズ的には、10tトラックくらいかな。結構でかいし、機敏。こいつに跳ねられたら異世界じゃなくて死に戻りしてしまうわ。
「そういえばボスクラスと戦うのは久々だ」
煙草を咥え、火を付けない状態で煙草をぷらぷらと上下に揺らしながら目の前のボスをじっくり見ながらどう攻めるかを考える。4足歩行で両刃剣を咥えて接近したらしっかり剣で攻撃してくるし、足元に潜らせてくれない……と言うか、ガンナー足じゃ足回りに潜りこむのはリスクがありすぎる。撃破出来ればいいが……ま、時間稼ぎで良いだろう。
何だかんだで後ろで良い感じに連携を取っているサンダースとアオメは上手い事、中型狼を倒しまくっているから、そのうちこっちに合流出来るだろう。シャールの方は回復なりを整えたらすっ飛んでくるだろうから、それまで抑え込めれればいいな。
「さてと、後は覚悟を決めるか」
忍者刀を逆手に持ち、腕をクロスする様に構えてアデレラで2発ほど。その銃撃を器用に両刃剣で弾き、こっちに走り込んでくるので、3発さらに追撃。防御らしい防御はせずに銃撃を食らっても気にせず、減速もせずに攻撃をかましてくる。
して、私の目の前で大きく飛び、前足での爪を振り下ろし攻撃をしてくるのでガンシールドを構えた状態でバックステップ。斬撃が目の前を掠めて、さっきまで立っていたところを抉り取る。
「あんなの食らったら一発か」
ただこいつ、攻撃一回するたびに、プレイヤー側に攻撃してくださいと言う様に隙が生まれる。流石に理不尽に攻撃連打してきて殺しにかかるって事はしなかっただけ温情。ガンナーの耐久だと一発貰うと瀕死になるってのはあるが。
勿論その隙を見逃さずに残った3発を撃ち込み追撃。ビッ、ビッと当たっている音を聞きながら、手首を捻ってアデレラのマガジンを飛ばし、すぐに新しいマガジンを入れていると、次の攻撃が飛んでくる。決まった行動をループするかと思ったらそうでもないっぽいな。
頭を振って両刃剣の攻撃が飛んでくるので忍者刀と体、尻尾を使って攻撃の威力を少しでも和らげるが、攻撃自体の重さがかなりあるのでシャールと同じように吹き飛ばされごろごろと転がる。
「やっぱり直撃したら一発だわ」
尻尾を立て、転がりの勢いを殺し、すぐに起き上がって煙草の先を揺らして一息。
『まだ回復できないか!』
『今行くっての!』
ポーション飲んで回復を入れたい所だけどそれをしている間に、向こうが攻撃をしてくる。正直あいつの攻撃を避けられるのは距離がある状態じゃないと無理だ。ガンシールドと忍者刀で受けは出来るがダメージがきつすぎる。防御もHPもそこまで高くない私が3個も防御手段使ってようやくって、火力高すぎるだろ。
『こっちに合流する時火持ってきてくれ』
『馬鹿かよ!』
転がった分の距離を詰めてくるので、またアデレラで牽制射撃……ではなく目の周辺を本気狙い。横からシャールが走っているのが見えるので、こっちに攻撃目標を向けさせつつ、攻撃が直撃しない様に目つぶし狙い。
流石に走っている獣で、なおかつ獲物を持っているからなかなか当たらないが何発かは近くに当たったのか、少し寄れた走りになるので、ぎりぎりまで引き付けつつ射撃してから横っ飛び。さっきと同じように立っていた位置から横にずれた所の地面が抉れるのを尻目に、シャールと合流。
『次やったら自分で尻拭いだぞ』
『分かってるって言ってんだろ!』
まだまだ楽しめそうじゃないか。
0
お気に入りに追加
908
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
僕の召喚獣がおかしい ~呼び出したのは超上級召喚獣? 異端の召喚師ルークの困惑
つちねこ
ファンタジー
この世界では、十四歳になると自らが呼び出した召喚獣の影響で魔法が使えるようになる。
とはいっても、誰でも使えるわけではない。魔法学園に入学して学園で管理された魔方陣を使わなければならないからだ。
そして、それなりに裕福な生まれの者でなければ魔法学園に通うことすらできない。
魔法は契約した召喚獣を通じて使用できるようになるため、強い召喚獣を呼び出し、無事に契約を結んだ者こそが、エリートであり優秀者と呼ばれる。
もちろん、下級召喚獣と契約したからといって強くなれないわけではない。
召喚主と召喚獣の信頼関係、経験値の積み重ねによりレベルを上げていき、上位の召喚獣へと進化させることも可能だからだ。
しかしながら、この物語は弱い召喚獣を強くしていく成り上がりストーリーではない。
一般よりも少し裕福な商人の次男坊ルーク・エルフェンが、何故かヤバい召喚獣を呼び出してしまったことによるドタバタコメディーであり、また仲間と共に成長していくストーリーでもある。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる