354 / 622
12章
329話 後は寝て待つだけ
しおりを挟む
『敵の流れが止まったかな』
『終わったっぽいねぇ』
『だからと言って油断するなよ』
前衛3人がそんな事を話している間にもこっちは対空警戒しつつ周囲警戒。相変わらず使いやすいトラッカーでぐるりと見渡すが、確かにモンスター自体はもうまばらになっている。少し離れた所にいる別のパーティーやクランも相手をしているモンスターの数も減っている。
何だかんだで大量にばら撒いた火炎瓶と大筒に関しては各地で使われる事になったが、エリア4の相手には殆ど使っている所は無かった。まあ、そこまで強力に作っている訳じゃないし、流通量を重視してエリア3くらいの強さ想定だからしょうがない。だってエリア4行った事ねーんだもん。
『今のうちに索敵と回復、リロード諸々含めて立て直し』
『僕、ステータス振り直すかな……』
『やめとけ、うちのクランだからだぞ』
『ですよね……』
『ボス―、全滅したっぽいよ?』
私とポンコツで辺りを確認しつつ、その報告を受ける。地味にトラッカー取得してるんだよな、ポンコツの奴。周辺索敵出来るってのはやっぱり大事だけど、こういうゲームじゃあんまり重宝されてない傾向がある気がする。
『とりあえず北側は終わりか……転戦したいのは勝手に行ってこい』
『まだ南と西はやってるみたいだねぇ……あたしはいこーっと』
『じゃ、私も行くかなー』
どこにあんなに戦闘しに行く元気があるのやら。
「追加も来ないし、サクッと戻るか……帰還スクロール持ってない?」
「色んなもの作る割に基本アイテムは持ってないのか」
「ついつい忘れちゃうのよね」
受け取った帰還アイテムを使うと共に、足元から光の輪が出現してささっとエルスタンに帰還。
「勝てると思うか?」
「イベント成績は微妙……だと思います」
「試合には負けて勝負に勝てればいいんだが、どう転ぶかね」
男3人揃って帰還したアカメの立ち位置を見ながらふーっと同時にため息を吐き出す。ジャンキー組は転戦しに行ったようなのでさっさと撤収している。
「うちの女性陣は血の気が多いな」
「トップがあれですからね」
一番派手にやっているのがアカメで、そのアカメが誘っているわけだから、同じような人物が集まるのも無理はない。
「そういえばバイパーはどう手を回したんだ」
「鍛冶クランのマスターに話を通したんだよ、そしたら同じような事をやられてるって」
「手広くやってますねえ……」
「だからこそ、大手のクランも乗ってきたって所か。アカメ一人じゃ無理だったような気がするぞ」
北エリア1-2から1-1にのんびり戻りつつ、現状を整理していく。
だとしてもこれ以上やれることはないので、イベントの結果と生産クランの協力がどこまでかによってくる。
「個人的な喧嘩はボスが勝ってるよ、配信後の改良した火炎瓶と大筒、あれは真似しようにも真似出来ない」
「素材とガンナーがいれば行けそうですが……?」
「作れはするぞ、元々火炎瓶はボスのレシピで、容器だけ俺が弄ったからな。大筒に関しちゃ刻印さえあればいける」
「問題はあまり強力なスキルじゃないって所か」
「珍しくて面白いスキルだけど、実用性が低いんだよなあ……特殊枠だし、使い所が難しすぎる」
バイパーがインベントリから鉄パイプを1本取り出して指先でかりかりと鉄パイプを弄ると、紋章が書き込まれる。そこからMPを消費すると、刻んだ紋章からガスコンロの火のように出てくる。
「だからこそ覚えているプレイヤーが少ないし、頼んだとすると足が付くから手を出さなかったって事だろう」
「ま、自分達で締めていた首に止めを刺されただけさ」
「因果応報ですねえ……」
刻印を入れた鉄パイプをインベントリに仕舞いそういう事と言っているとエルスタンに到着。
「それじゃあ、酒造クランに顔出してくる」
「僕は兄さんのところに戻ります」
「こっちも鍛冶クランに行くわ」
そうして男3人バラバラに、ガヘリスだけはクラン脱退になる。
「あー、疲れた」
「お疲れ様です、アカメ様」
いつものクランハウス2F……ではなく3Fにある自室のベッドにぼふっと倒れてごろごろ。あんまり使わない3Fだが、それぞれの個室かつプライベート空間になるので設定以外のプレイヤーが入室すると許可を出さないと入れない。が、うちの秘書は基本的に出入り自由。ちなみに今日の担当はシオン。
「今回のアイテム収支、伝言諸々は?」
「はい、アイテム収支ですが、大筒33本、火炎瓶152本、火薬620g、鉄片421個、銃弾921発、その他消耗アイテムも精査しますか?」
「いや、いい、頭痛が痛いってレベルで消費してるのは分かったから」
「それに合わせクラン資金につきましてはアイテム収支の中から販売されたものを計算しておきましたので確認を」
こういう所は高性能なのが凄い助かる。
ベッドでごろごろしながら報告されたメールを確認。500万も投資したが、それを余裕で回収できる売上、火炎瓶周りの売上が特に多い。大筒周りは特に火薬の売上が伸びている。この辺はどうやら野良ガンナーが購入しているっぽい。
「伝言などは特にありません、ご報告は以上です」
「はいはい……イベントの結果は?」
「はい、公式インフォメーションを開きます」
ウィンドウの様に手をかざすとインフォメーションのページが展開されるのでそれを確認。まだ襲撃自体が終わっていないって事か、公式からのアナウンスも無いし、南と西の襲撃が片付けばすぐにでも報告が来るか。
「さーてと……これで良い成績残せればいいんだけど、多分ダメっぽい」
商人連中がこっちに喧嘩を売ってきたから本腰を入れたわけだが、本腰を入れるのが遅かったし、私の有休パワーが尽きて夜にしかログインできなくなったってのもある。って言うかそもそも順位付けがあるかも分からないわけだし……後は待つしかない。
「何でもかんでも上手くいくってこたないって事だよなあ」
「アカメ様は十分頑張っているかと」
「そんなにいつもいつも上手くいかないわな」
寝転がったままでシオンをしゃがませ、わしゃりやすい位置に移動させ。わしゃわしゃと撫でまわす。何となく猫っぽいんだよなあ。
「とりあえずログアウトするから、何かあったらよろしく」
「お疲れさまでした、ゆっくりお休みください」
『お疲れさまでした、これよりログアウト処理を開始します』
二重に言われるとちょっと鬱陶しいけど、別に悪気があっていっている訳じゃないから強く言えないのが問題よ。
『終わったっぽいねぇ』
『だからと言って油断するなよ』
前衛3人がそんな事を話している間にもこっちは対空警戒しつつ周囲警戒。相変わらず使いやすいトラッカーでぐるりと見渡すが、確かにモンスター自体はもうまばらになっている。少し離れた所にいる別のパーティーやクランも相手をしているモンスターの数も減っている。
何だかんだで大量にばら撒いた火炎瓶と大筒に関しては各地で使われる事になったが、エリア4の相手には殆ど使っている所は無かった。まあ、そこまで強力に作っている訳じゃないし、流通量を重視してエリア3くらいの強さ想定だからしょうがない。だってエリア4行った事ねーんだもん。
『今のうちに索敵と回復、リロード諸々含めて立て直し』
『僕、ステータス振り直すかな……』
『やめとけ、うちのクランだからだぞ』
『ですよね……』
『ボス―、全滅したっぽいよ?』
私とポンコツで辺りを確認しつつ、その報告を受ける。地味にトラッカー取得してるんだよな、ポンコツの奴。周辺索敵出来るってのはやっぱり大事だけど、こういうゲームじゃあんまり重宝されてない傾向がある気がする。
『とりあえず北側は終わりか……転戦したいのは勝手に行ってこい』
『まだ南と西はやってるみたいだねぇ……あたしはいこーっと』
『じゃ、私も行くかなー』
どこにあんなに戦闘しに行く元気があるのやら。
「追加も来ないし、サクッと戻るか……帰還スクロール持ってない?」
「色んなもの作る割に基本アイテムは持ってないのか」
「ついつい忘れちゃうのよね」
受け取った帰還アイテムを使うと共に、足元から光の輪が出現してささっとエルスタンに帰還。
「勝てると思うか?」
「イベント成績は微妙……だと思います」
「試合には負けて勝負に勝てればいいんだが、どう転ぶかね」
男3人揃って帰還したアカメの立ち位置を見ながらふーっと同時にため息を吐き出す。ジャンキー組は転戦しに行ったようなのでさっさと撤収している。
「うちの女性陣は血の気が多いな」
「トップがあれですからね」
一番派手にやっているのがアカメで、そのアカメが誘っているわけだから、同じような人物が集まるのも無理はない。
「そういえばバイパーはどう手を回したんだ」
「鍛冶クランのマスターに話を通したんだよ、そしたら同じような事をやられてるって」
「手広くやってますねえ……」
「だからこそ、大手のクランも乗ってきたって所か。アカメ一人じゃ無理だったような気がするぞ」
北エリア1-2から1-1にのんびり戻りつつ、現状を整理していく。
だとしてもこれ以上やれることはないので、イベントの結果と生産クランの協力がどこまでかによってくる。
「個人的な喧嘩はボスが勝ってるよ、配信後の改良した火炎瓶と大筒、あれは真似しようにも真似出来ない」
「素材とガンナーがいれば行けそうですが……?」
「作れはするぞ、元々火炎瓶はボスのレシピで、容器だけ俺が弄ったからな。大筒に関しちゃ刻印さえあればいける」
「問題はあまり強力なスキルじゃないって所か」
「珍しくて面白いスキルだけど、実用性が低いんだよなあ……特殊枠だし、使い所が難しすぎる」
バイパーがインベントリから鉄パイプを1本取り出して指先でかりかりと鉄パイプを弄ると、紋章が書き込まれる。そこからMPを消費すると、刻んだ紋章からガスコンロの火のように出てくる。
「だからこそ覚えているプレイヤーが少ないし、頼んだとすると足が付くから手を出さなかったって事だろう」
「ま、自分達で締めていた首に止めを刺されただけさ」
「因果応報ですねえ……」
刻印を入れた鉄パイプをインベントリに仕舞いそういう事と言っているとエルスタンに到着。
「それじゃあ、酒造クランに顔出してくる」
「僕は兄さんのところに戻ります」
「こっちも鍛冶クランに行くわ」
そうして男3人バラバラに、ガヘリスだけはクラン脱退になる。
「あー、疲れた」
「お疲れ様です、アカメ様」
いつものクランハウス2F……ではなく3Fにある自室のベッドにぼふっと倒れてごろごろ。あんまり使わない3Fだが、それぞれの個室かつプライベート空間になるので設定以外のプレイヤーが入室すると許可を出さないと入れない。が、うちの秘書は基本的に出入り自由。ちなみに今日の担当はシオン。
「今回のアイテム収支、伝言諸々は?」
「はい、アイテム収支ですが、大筒33本、火炎瓶152本、火薬620g、鉄片421個、銃弾921発、その他消耗アイテムも精査しますか?」
「いや、いい、頭痛が痛いってレベルで消費してるのは分かったから」
「それに合わせクラン資金につきましてはアイテム収支の中から販売されたものを計算しておきましたので確認を」
こういう所は高性能なのが凄い助かる。
ベッドでごろごろしながら報告されたメールを確認。500万も投資したが、それを余裕で回収できる売上、火炎瓶周りの売上が特に多い。大筒周りは特に火薬の売上が伸びている。この辺はどうやら野良ガンナーが購入しているっぽい。
「伝言などは特にありません、ご報告は以上です」
「はいはい……イベントの結果は?」
「はい、公式インフォメーションを開きます」
ウィンドウの様に手をかざすとインフォメーションのページが展開されるのでそれを確認。まだ襲撃自体が終わっていないって事か、公式からのアナウンスも無いし、南と西の襲撃が片付けばすぐにでも報告が来るか。
「さーてと……これで良い成績残せればいいんだけど、多分ダメっぽい」
商人連中がこっちに喧嘩を売ってきたから本腰を入れたわけだが、本腰を入れるのが遅かったし、私の有休パワーが尽きて夜にしかログインできなくなったってのもある。って言うかそもそも順位付けがあるかも分からないわけだし……後は待つしかない。
「何でもかんでも上手くいくってこたないって事だよなあ」
「アカメ様は十分頑張っているかと」
「そんなにいつもいつも上手くいかないわな」
寝転がったままでシオンをしゃがませ、わしゃりやすい位置に移動させ。わしゃわしゃと撫でまわす。何となく猫っぽいんだよなあ。
「とりあえずログアウトするから、何かあったらよろしく」
「お疲れさまでした、ゆっくりお休みください」
『お疲れさまでした、これよりログアウト処理を開始します』
二重に言われるとちょっと鬱陶しいけど、別に悪気があっていっている訳じゃないから強く言えないのが問題よ。
10
お気に入りに追加
908
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”
どたぬき
ファンタジー
ある日乗っていた飛行機が事故にあり、死んだはずの井原は名もない世界に神によって召喚された。現代を生きていた井原は、そこで神に”ダンジョンマスター”になって欲しいと懇願された。自身も建物を建てたい思いもあり、二つ返事で頷いた…。そんなダンジョンマスターの”はじまお”本編とは全くテイストの違う”普通のダンジョンマスター物”です。タグは書いていくうちに足していきます。
なろうさんに、これの本編である”はじまりのまおう”があります。そちらも一緒にご覧ください。こちらもあちらも、一日一話を目標に書いています。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
僕の召喚獣がおかしい ~呼び出したのは超上級召喚獣? 異端の召喚師ルークの困惑
つちねこ
ファンタジー
この世界では、十四歳になると自らが呼び出した召喚獣の影響で魔法が使えるようになる。
とはいっても、誰でも使えるわけではない。魔法学園に入学して学園で管理された魔方陣を使わなければならないからだ。
そして、それなりに裕福な生まれの者でなければ魔法学園に通うことすらできない。
魔法は契約した召喚獣を通じて使用できるようになるため、強い召喚獣を呼び出し、無事に契約を結んだ者こそが、エリートであり優秀者と呼ばれる。
もちろん、下級召喚獣と契約したからといって強くなれないわけではない。
召喚主と召喚獣の信頼関係、経験値の積み重ねによりレベルを上げていき、上位の召喚獣へと進化させることも可能だからだ。
しかしながら、この物語は弱い召喚獣を強くしていく成り上がりストーリーではない。
一般よりも少し裕福な商人の次男坊ルーク・エルフェンが、何故かヤバい召喚獣を呼び出してしまったことによるドタバタコメディーであり、また仲間と共に成長していくストーリーでもある。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる