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11章
294話 砂漏れ
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「ようやく相手の立ち回りも把握出来てきましたよ」
「耐えるだけのお前は楽だろ……吹っ飛ばされてから言えよ」
前衛2人がそんな事を言いつつ、ボスの猛攻を耐えている。
耐えてはいるけどダメージが殆ど入ってないので、あとどれくらいで倒せるのかがよくわからない、オーラ付きになって機械化したから強くなったティラノ、ってのはあくまで前哨戦でこっちが本番ってのがよくわかる。
「あー、くるぞ!」
「対防御姿勢ー!」
少し長めの距離を開けてから一気に突っ込んでくるのを見るので、犬野郎とドラゴン頭の後ろに隠れると、何度か聞いた物凄く大きい金属音が響く。
犬野郎はしっかり防御するが、地面にはしっかりとブーツの底がこすれて黒い線を描いている。一発が大きいからその場で全部耐えきれないって事か。
「一回逃げた方がよくね?」
「出来たら、良かったんです、けど……」
メカクレがちょいちょいっと私の袖を引っ張ってから入ってきた場所を指さす。あー、なるほど、透明な壁が出来ているから、倒すか倒されるかって話ね。横殴り防止の奴なんだろうけど、現状じゃすげえ厄介なギミックだよ。ついでに言えばちらほらとその壁の反対側、近くにいた連中みたいなのがこっちを見ている状況にもなっている。
「楽しそうに観戦してるのが腹立つなあ」
「アカメさん、頭!」
犬耳とメカクレに袖を引っ張られ、少し出ていた頭を引っ込められると、頭上を弾が掠めてダンジョンの壁を崩す。おー、こわ、あんなの頭に食らったら死んでるわ。
弾と盾がぶつかるちゅんちゅんと甲高い音をさせている中、ちらっとボスを見て直ぐに頭を引っ込める。
うん、まあ、隙がない。近距離は剣で、遠距離は銃で、四足歩行の特性もあって素早く、転倒したりもないだろう。何となく弱点っぽいのを探したいのだが頭を出せば銃弾が飛んでくるのでじっくり観察もできねえぞ。
「……撃つとき、正面向いてない……?」
「んー、爆破して距離を取らせるから、撃つとき誰か観察して」
「自分がやる」
残り少なくなった爆裂手裏剣を取り出し準備しているよ、銃撃が止む。こうなると突っ込んでくるはずだから……耳塞いでおこ。で、案の定金属のぶつかる音をさせるので、犬野郎の後ろから顔出してCHで1発。バキっと装甲と本体の接続部分を吹っ飛ばすことに成功。但し勢いは衰えず。
攻撃を貰ったのがトリガーになったのか、トントン軽やかに飛び跳ねて後ろに下がったのを見計らい、ファイアエンチャントを掛けた爆裂手裏剣で追撃。
しゅるると音を立てて途中で爆発したのにまた反応してなのか、さらに後ろに下がってお決まりになっている射撃攻撃をしてくる。
「……銃身は胴体に平行、向きは変えれない……かも?」
「ベタ足で受ける必要はないって事か、足使って近づくか」
「犬野郎、アウト―」
「Agi初期値で鈍足ですからね」
「だからちょっとは上げた方が、いいって言ったのに」
犬野郎の事を持ち上げて盾扱いってのを考えたけど、あいつの装備諸々含めてくっそ重いからそれは無し。
で、何でこの戦法にと言う話だが、射撃する時は完全に移動しないというのも同時に分かったので、あえて射撃させて、動き出しまでの間にドラゴン頭とメカクレ、私が前に出る事にする。
今まで何でやらなかったって言う話にもなるのだが、犬野郎の後ろにいればとりあえず安定するってのがでかい。
「それじゃあ、任せましたよ、皆さん」
盾を構えてのしのし前に出つつ、近接を防いで遠距離攻撃を促してから反撃開始。
近接をあえて受けて、そこから射撃時に攻撃に転ずる、この攻撃方法を見つけてからはかなり有利に立ち回れる様になってきた。
ただ、この射撃攻撃なのだが、あまり銃口が動かないとは言え、低ダメージの高連射で撃ち込んでくるので、一回捕まるとそのままヒットストップで連射を食らって瀕死ってのがたまに事故としてあったが、それ以外に関しては特に問題なし。
何だったら私も受けられるくらいのダメージなので身をかがめてガンシールドで受ければ射撃が終わり切るまではどうにか耐えられることも発見した。
『……良いニュースと悪いニュースがあるんですが、どっちがいいです?』
『自分は悪いからがいいな』
『僕も、悪い方ですね』
『わ、私は良い方で……』
『いいから、はよ言わんかい』
ばしゅっといつもの排莢音をさせて次の弾を込めている間にそのニュースってのを素直に聞くのだが。
『じゃあ、良い方で、どうやら半分ほど削ったみたいで攻撃パターンが変わっているのと、本体剥き出しになりました』
『で、悪い話ってのは?』
『今から吹っ飛ばされます』
ボゴンと戦闘を開始して初めて聞く音が響くと、少し離れた所にいた犬野郎が思い切り吹っ飛んでいく。私とドラゴン頭がやられた奴、ではないな。それに比べたらかなり威力が高いし、あんなにやられなかったぞ。
『骨折って状態異常は初めてですね、これがさっき貰った奴ですか』
『ウドラク、前頼むわ、あいつはもうこの戦いに付いて行けない』
『切り捨て、早くないですか……?』
『回復まで時間かかるからしょうがない』
高速で突っ込んできたのか、土煙が収まると、背中から頭のラインに一直線上に剣がマウント、それ以外の装甲や砲身が全てパージされ、ポリゴン状になって消失していくのが見える。
なるほど、速度特化にモデルチェンジって訳だ。って言うかボスの変化バリエーションが結構多いな。
『あれ止められると思う?』
『このゲームトップクラスのタンクがワンパンで吹っ飛んだんだぞ、無理に決まってんだろ』
『あ、えっと、回避は、意外とできそうです……』
とりあえずドラゴン頭を前に、後ろに私とメカクレの隊形になるわけだが……もしかしてこれがダメなんじゃないかな?
『で、どうやって回避するんだ』
『横に、気合で』
『シンプルなやつ!』
そんな事を言っていたら突っ込んでくるボスを文字通り気合で横っ飛びすると掠めたけど避けられる。人間やればできるもんだと思ったが、こういうギリギリで回避するゲームって散々やってたわ。
『やりゃできるもんね』
『ぎりぎりだったぞ』
『やっぱり少しでもばらけた状態で立ち回るのが正解っぽいなあ……お、そっちいった』
私の次はメカクレの所に突進攻撃。お、必死こいて避けてるわ。
『で、うちのサンドバックはいつ治るんだ?』
『HPの高さに依存して、治るまでが時間掛かるんですよ!』
『タンク型にガンメタかけてるじゃねーか、あのボス』
何だったら此処からが本番だな。
「耐えるだけのお前は楽だろ……吹っ飛ばされてから言えよ」
前衛2人がそんな事を言いつつ、ボスの猛攻を耐えている。
耐えてはいるけどダメージが殆ど入ってないので、あとどれくらいで倒せるのかがよくわからない、オーラ付きになって機械化したから強くなったティラノ、ってのはあくまで前哨戦でこっちが本番ってのがよくわかる。
「あー、くるぞ!」
「対防御姿勢ー!」
少し長めの距離を開けてから一気に突っ込んでくるのを見るので、犬野郎とドラゴン頭の後ろに隠れると、何度か聞いた物凄く大きい金属音が響く。
犬野郎はしっかり防御するが、地面にはしっかりとブーツの底がこすれて黒い線を描いている。一発が大きいからその場で全部耐えきれないって事か。
「一回逃げた方がよくね?」
「出来たら、良かったんです、けど……」
メカクレがちょいちょいっと私の袖を引っ張ってから入ってきた場所を指さす。あー、なるほど、透明な壁が出来ているから、倒すか倒されるかって話ね。横殴り防止の奴なんだろうけど、現状じゃすげえ厄介なギミックだよ。ついでに言えばちらほらとその壁の反対側、近くにいた連中みたいなのがこっちを見ている状況にもなっている。
「楽しそうに観戦してるのが腹立つなあ」
「アカメさん、頭!」
犬耳とメカクレに袖を引っ張られ、少し出ていた頭を引っ込められると、頭上を弾が掠めてダンジョンの壁を崩す。おー、こわ、あんなの頭に食らったら死んでるわ。
弾と盾がぶつかるちゅんちゅんと甲高い音をさせている中、ちらっとボスを見て直ぐに頭を引っ込める。
うん、まあ、隙がない。近距離は剣で、遠距離は銃で、四足歩行の特性もあって素早く、転倒したりもないだろう。何となく弱点っぽいのを探したいのだが頭を出せば銃弾が飛んでくるのでじっくり観察もできねえぞ。
「……撃つとき、正面向いてない……?」
「んー、爆破して距離を取らせるから、撃つとき誰か観察して」
「自分がやる」
残り少なくなった爆裂手裏剣を取り出し準備しているよ、銃撃が止む。こうなると突っ込んでくるはずだから……耳塞いでおこ。で、案の定金属のぶつかる音をさせるので、犬野郎の後ろから顔出してCHで1発。バキっと装甲と本体の接続部分を吹っ飛ばすことに成功。但し勢いは衰えず。
攻撃を貰ったのがトリガーになったのか、トントン軽やかに飛び跳ねて後ろに下がったのを見計らい、ファイアエンチャントを掛けた爆裂手裏剣で追撃。
しゅるると音を立てて途中で爆発したのにまた反応してなのか、さらに後ろに下がってお決まりになっている射撃攻撃をしてくる。
「……銃身は胴体に平行、向きは変えれない……かも?」
「ベタ足で受ける必要はないって事か、足使って近づくか」
「犬野郎、アウト―」
「Agi初期値で鈍足ですからね」
「だからちょっとは上げた方が、いいって言ったのに」
犬野郎の事を持ち上げて盾扱いってのを考えたけど、あいつの装備諸々含めてくっそ重いからそれは無し。
で、何でこの戦法にと言う話だが、射撃する時は完全に移動しないというのも同時に分かったので、あえて射撃させて、動き出しまでの間にドラゴン頭とメカクレ、私が前に出る事にする。
今まで何でやらなかったって言う話にもなるのだが、犬野郎の後ろにいればとりあえず安定するってのがでかい。
「それじゃあ、任せましたよ、皆さん」
盾を構えてのしのし前に出つつ、近接を防いで遠距離攻撃を促してから反撃開始。
近接をあえて受けて、そこから射撃時に攻撃に転ずる、この攻撃方法を見つけてからはかなり有利に立ち回れる様になってきた。
ただ、この射撃攻撃なのだが、あまり銃口が動かないとは言え、低ダメージの高連射で撃ち込んでくるので、一回捕まるとそのままヒットストップで連射を食らって瀕死ってのがたまに事故としてあったが、それ以外に関しては特に問題なし。
何だったら私も受けられるくらいのダメージなので身をかがめてガンシールドで受ければ射撃が終わり切るまではどうにか耐えられることも発見した。
『……良いニュースと悪いニュースがあるんですが、どっちがいいです?』
『自分は悪いからがいいな』
『僕も、悪い方ですね』
『わ、私は良い方で……』
『いいから、はよ言わんかい』
ばしゅっといつもの排莢音をさせて次の弾を込めている間にそのニュースってのを素直に聞くのだが。
『じゃあ、良い方で、どうやら半分ほど削ったみたいで攻撃パターンが変わっているのと、本体剥き出しになりました』
『で、悪い話ってのは?』
『今から吹っ飛ばされます』
ボゴンと戦闘を開始して初めて聞く音が響くと、少し離れた所にいた犬野郎が思い切り吹っ飛んでいく。私とドラゴン頭がやられた奴、ではないな。それに比べたらかなり威力が高いし、あんなにやられなかったぞ。
『骨折って状態異常は初めてですね、これがさっき貰った奴ですか』
『ウドラク、前頼むわ、あいつはもうこの戦いに付いて行けない』
『切り捨て、早くないですか……?』
『回復まで時間かかるからしょうがない』
高速で突っ込んできたのか、土煙が収まると、背中から頭のラインに一直線上に剣がマウント、それ以外の装甲や砲身が全てパージされ、ポリゴン状になって消失していくのが見える。
なるほど、速度特化にモデルチェンジって訳だ。って言うかボスの変化バリエーションが結構多いな。
『あれ止められると思う?』
『このゲームトップクラスのタンクがワンパンで吹っ飛んだんだぞ、無理に決まってんだろ』
『あ、えっと、回避は、意外とできそうです……』
とりあえずドラゴン頭を前に、後ろに私とメカクレの隊形になるわけだが……もしかしてこれがダメなんじゃないかな?
『で、どうやって回避するんだ』
『横に、気合で』
『シンプルなやつ!』
そんな事を言っていたら突っ込んでくるボスを文字通り気合で横っ飛びすると掠めたけど避けられる。人間やればできるもんだと思ったが、こういうギリギリで回避するゲームって散々やってたわ。
『やりゃできるもんね』
『ぎりぎりだったぞ』
『やっぱり少しでもばらけた状態で立ち回るのが正解っぽいなあ……お、そっちいった』
私の次はメカクレの所に突進攻撃。お、必死こいて避けてるわ。
『で、うちのサンドバックはいつ治るんだ?』
『HPの高さに依存して、治るまでが時間掛かるんですよ!』
『タンク型にガンメタかけてるじゃねーか、あのボス』
何だったら此処からが本番だな。
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