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11章
289話 共闘
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『To The World Roadへようこそ』
いつものログイン時の光の輪を出しながらクランハウスのリビングに。
今日も今日とてまったりレベリング……と、思ったらやけにばたばたとしているな。仕事終わりだからきついことはしたくないんだけど、何があったんよ。
「今日もうちは忙しいねぇ」
とりあえず連絡用に設置した黒板を確認するが特に無し、XYZって書いた奴は素直に出てこい。
さて、そんな事よりも今日は何をするかな。オーラ付きを倒しまわって忍者のレベル上げてSPに余裕を持たせてから早撃ち、銃捌き、跳弾辺りを上げるのもいいな。
この間の手裏剣跳弾も、うまい事やれば障害物裏に何回か跳ねさせて1人回り込み攻撃なんて出来そうだが……よくよく考えればモンスター相手には全くもって使い道がない?まあこれから闘技場に通うってのを考えれば腐らないか。
「何か伝言は?」
「……はい、薫様よりファッションショーの話、ガウェイン様よりパーティのお誘い、クランメンバーからの各種要望が上がっています」
「要望はそっちで片付けられない?よっぽど無茶な事なら勝手にやってくれても良いと思うけど」
「金銭絡みの要望は私達で勝手に処理できない様になっておりますので」
申し訳ございませんと頭を下げてくるサイオンの頭をわしゃってからやる事リストにそのまま言われた事を写し、要望をその場で閲覧する。
地下室の増設、マイハウスにある生産施設と同等の設備設置が金銭的に大きい所か。後は細々としたものがちらほらと言った所。こういう細かい処理をしなきゃならんってのは私がほぼ常にいるって状態じゃなくなったのが大きい。そりゃ勝手に施設増設されて、要望のままクラン資金が消費されていくのって止めなきゃいけない事案だからしょうがない。
「んー……作るかあ……私の家に飛んで戻るって確かに結構手間だしなあ……」
椅子をぎしぎしと揺らしつつ、インベントリから葉巻を取り出し咥えるとすぐさま火を付けてくるのは既にパターン化しているので流れ作業の様になっている。これも信頼している証よ。
「ねー、サイオン、施設増設していいかなー?」
「いいのでは?」
「200万くらい使うけど良いの?」
「無駄遣いではないので」
良いですよとわしわしと私の頭をなでてくる。小遣い管理された子供じゃねーんだぞ、私は。
「じゃ、買っちゃお」
「設営はお任せください」
うーん、優秀な秘書だ事。
「って、思ったけど、これギルド行かないと買えないよなあ?」
「はい、お待ちしております」
結局外出るのは私じゃないかと言いつつ300万程クラン資金を引き出して、さっそく冒険者ギルドに。
うーん、やっぱり金の掛け方が荒いわ。
「買ったから使いやすいように配置しておいて、残った資金はいつも通り貯蓄っと」
「かしこまりました」
ウインドウを開いてぽちぽちと操作しているのを眺めつつ、余ったクラン資金を戻す。250万も使っちまったよ、全く。
「ああ、そういえばだれが要望出してたんだっけ?」
「十兵衛様、バイパー様、ニーナ様の要望になります」
「まー、売上伸ばしてくれてるからいいけど……とりあえずゴリマッチョと犬野郎の所にいくから今日はログアウトまで戻ってこれないわ」
配置が終わったのかウインドウを閉じると共に、いってらっしゃいませとお辞儀をして本日二度目のお見送りを受ける。それにしたって人気者は辛いよね、あっちこっちに引っ張りだこだよ、全く。
何だったら向こうからこっちに来いって思うが。
「で、次のファッションショーやるって?」
「いつも悪いわねぇ、カッコイイ路線の子って殆どいないのよぉ」
「うちのクランにはサメがいるけど、顔はみれねーしなあ」
てきぱきとあれこれ衣装を取り出しては私に勝手に当ててあれがいいとかこれがいいとか言いながら、メモ帳を開いて日時やらをメモしていく。
「で、いつやるの?」
「そうねぇ、金土の夜あたりどう?」
「じゃあ土の夜。金は仕事だし疲れた時にあれこれやるのは厳しい」
「はいはい、じゃあ準備しておくわぁ」
ちなみにこのファッションショー、ゴリマッチョと知り合って週2~3くらいで地味に開催していたりする。これをやっているおかげもあって格安で防具を融通してもらったり、無茶を言って通しているって事がある。着替えるだけで数万、数十万の防具をやり取りできるのはでかいわ。
金髪エルフを紹介してもらったのもこれが関係していたりする。
「ところであのキャットスーツ、そろそろ限界じゃない?」
「あー、これ……インナー扱いで使ってたけど、確かにね」
何だかんだでこれも長い事使い続けているし、そろそろ新しくしてもいいかもしれない。この辺りでやっぱり防具と武器をがっつり新調するのも視野に入れないと駄目か。対人じゃ問題ないけど、モンスター相手だとG4は完全にダメージ効率が悪すぎるし、ウサ銃も何とか使えるレベル。エリア3-1に行って確信したのはCHと110mm以外性能足りずというのもある。
ちょっと話が脱線したけど、防具に関してはなるべく攻撃を貰わない様に中距離を維持しているからそこまでだけど、不意打ちくらったり1発貰うとHPの3分の1は余裕で吹っ飛んでいくから、耐性付きだとしても結構えぐいダメージを貰う。
まあ、レベルが上がればダメージも増えるんだし、この辺で新調してもらうのもありではある。
「んー、まー、もうちょい足りんくなったらでいいよ」
「そう?良いの作るならいつでもいいわよ」
「ワンパンで死ぬ事が増えたら考えるって」
土曜の夜に予定を入れてからメモ帳のウィンドウを閉じて一息入れて裁縫クランを後にする。
「あー、次は犬野郎んとこか……あいつのクランどこにあんだっけか」
そういえばあいつどこにクランハウス構えてるんだっけか?
「で、急に呼びつけると」
「当たり前だろ、私が呼んだらボールや棒を取ってくる犬の様に来い」
「どんどん遠慮が無くなってきましたね……」
転移地点のベンチで待ち合わせってのはいつも通り。
それにしてもいつもの青い感じの鎧じゃなくて黒い性能重視と言った感じの防具だが。
「で、パーティ組みたいって?」
「オーラ付きのモンスターが出ているの知っています?」
「そりゃ勿論、何が原因かってのは分からないけど」
「どうやら全世界でトータル倒した回数が一定数になるとオーラ付きになるみたいでしてね、ボスにも適用されるので火力と連携の取れる人を」
「で、私か」
葉巻を揺らしながらパーティの申請を受けるので受理してから葉巻の紫煙を大きく吐き出す。
「レベルアベレージが高いと私も弱いぞ?」
「随分面白い装備や戦い方ができるようになったと聞いてますから」
闘技場絡みのを知っていたか。
実はこいつ私のストーカーなんじゃないのか?
「んじゃ、まあサクッと倒しにいくか」
「その切り替えの良さは好きですよ」
「しってらあ」
葉巻を口で揺らしつつ、予定しているボスの所へと早速向かう。
……あ、やべえな、銃弾そんなに補充してねえわ。
いつものログイン時の光の輪を出しながらクランハウスのリビングに。
今日も今日とてまったりレベリング……と、思ったらやけにばたばたとしているな。仕事終わりだからきついことはしたくないんだけど、何があったんよ。
「今日もうちは忙しいねぇ」
とりあえず連絡用に設置した黒板を確認するが特に無し、XYZって書いた奴は素直に出てこい。
さて、そんな事よりも今日は何をするかな。オーラ付きを倒しまわって忍者のレベル上げてSPに余裕を持たせてから早撃ち、銃捌き、跳弾辺りを上げるのもいいな。
この間の手裏剣跳弾も、うまい事やれば障害物裏に何回か跳ねさせて1人回り込み攻撃なんて出来そうだが……よくよく考えればモンスター相手には全くもって使い道がない?まあこれから闘技場に通うってのを考えれば腐らないか。
「何か伝言は?」
「……はい、薫様よりファッションショーの話、ガウェイン様よりパーティのお誘い、クランメンバーからの各種要望が上がっています」
「要望はそっちで片付けられない?よっぽど無茶な事なら勝手にやってくれても良いと思うけど」
「金銭絡みの要望は私達で勝手に処理できない様になっておりますので」
申し訳ございませんと頭を下げてくるサイオンの頭をわしゃってからやる事リストにそのまま言われた事を写し、要望をその場で閲覧する。
地下室の増設、マイハウスにある生産施設と同等の設備設置が金銭的に大きい所か。後は細々としたものがちらほらと言った所。こういう細かい処理をしなきゃならんってのは私がほぼ常にいるって状態じゃなくなったのが大きい。そりゃ勝手に施設増設されて、要望のままクラン資金が消費されていくのって止めなきゃいけない事案だからしょうがない。
「んー……作るかあ……私の家に飛んで戻るって確かに結構手間だしなあ……」
椅子をぎしぎしと揺らしつつ、インベントリから葉巻を取り出し咥えるとすぐさま火を付けてくるのは既にパターン化しているので流れ作業の様になっている。これも信頼している証よ。
「ねー、サイオン、施設増設していいかなー?」
「いいのでは?」
「200万くらい使うけど良いの?」
「無駄遣いではないので」
良いですよとわしわしと私の頭をなでてくる。小遣い管理された子供じゃねーんだぞ、私は。
「じゃ、買っちゃお」
「設営はお任せください」
うーん、優秀な秘書だ事。
「って、思ったけど、これギルド行かないと買えないよなあ?」
「はい、お待ちしております」
結局外出るのは私じゃないかと言いつつ300万程クラン資金を引き出して、さっそく冒険者ギルドに。
うーん、やっぱり金の掛け方が荒いわ。
「買ったから使いやすいように配置しておいて、残った資金はいつも通り貯蓄っと」
「かしこまりました」
ウインドウを開いてぽちぽちと操作しているのを眺めつつ、余ったクラン資金を戻す。250万も使っちまったよ、全く。
「ああ、そういえばだれが要望出してたんだっけ?」
「十兵衛様、バイパー様、ニーナ様の要望になります」
「まー、売上伸ばしてくれてるからいいけど……とりあえずゴリマッチョと犬野郎の所にいくから今日はログアウトまで戻ってこれないわ」
配置が終わったのかウインドウを閉じると共に、いってらっしゃいませとお辞儀をして本日二度目のお見送りを受ける。それにしたって人気者は辛いよね、あっちこっちに引っ張りだこだよ、全く。
何だったら向こうからこっちに来いって思うが。
「で、次のファッションショーやるって?」
「いつも悪いわねぇ、カッコイイ路線の子って殆どいないのよぉ」
「うちのクランにはサメがいるけど、顔はみれねーしなあ」
てきぱきとあれこれ衣装を取り出しては私に勝手に当ててあれがいいとかこれがいいとか言いながら、メモ帳を開いて日時やらをメモしていく。
「で、いつやるの?」
「そうねぇ、金土の夜あたりどう?」
「じゃあ土の夜。金は仕事だし疲れた時にあれこれやるのは厳しい」
「はいはい、じゃあ準備しておくわぁ」
ちなみにこのファッションショー、ゴリマッチョと知り合って週2~3くらいで地味に開催していたりする。これをやっているおかげもあって格安で防具を融通してもらったり、無茶を言って通しているって事がある。着替えるだけで数万、数十万の防具をやり取りできるのはでかいわ。
金髪エルフを紹介してもらったのもこれが関係していたりする。
「ところであのキャットスーツ、そろそろ限界じゃない?」
「あー、これ……インナー扱いで使ってたけど、確かにね」
何だかんだでこれも長い事使い続けているし、そろそろ新しくしてもいいかもしれない。この辺りでやっぱり防具と武器をがっつり新調するのも視野に入れないと駄目か。対人じゃ問題ないけど、モンスター相手だとG4は完全にダメージ効率が悪すぎるし、ウサ銃も何とか使えるレベル。エリア3-1に行って確信したのはCHと110mm以外性能足りずというのもある。
ちょっと話が脱線したけど、防具に関してはなるべく攻撃を貰わない様に中距離を維持しているからそこまでだけど、不意打ちくらったり1発貰うとHPの3分の1は余裕で吹っ飛んでいくから、耐性付きだとしても結構えぐいダメージを貰う。
まあ、レベルが上がればダメージも増えるんだし、この辺で新調してもらうのもありではある。
「んー、まー、もうちょい足りんくなったらでいいよ」
「そう?良いの作るならいつでもいいわよ」
「ワンパンで死ぬ事が増えたら考えるって」
土曜の夜に予定を入れてからメモ帳のウィンドウを閉じて一息入れて裁縫クランを後にする。
「あー、次は犬野郎んとこか……あいつのクランどこにあんだっけか」
そういえばあいつどこにクランハウス構えてるんだっけか?
「で、急に呼びつけると」
「当たり前だろ、私が呼んだらボールや棒を取ってくる犬の様に来い」
「どんどん遠慮が無くなってきましたね……」
転移地点のベンチで待ち合わせってのはいつも通り。
それにしてもいつもの青い感じの鎧じゃなくて黒い性能重視と言った感じの防具だが。
「で、パーティ組みたいって?」
「オーラ付きのモンスターが出ているの知っています?」
「そりゃ勿論、何が原因かってのは分からないけど」
「どうやら全世界でトータル倒した回数が一定数になるとオーラ付きになるみたいでしてね、ボスにも適用されるので火力と連携の取れる人を」
「で、私か」
葉巻を揺らしながらパーティの申請を受けるので受理してから葉巻の紫煙を大きく吐き出す。
「レベルアベレージが高いと私も弱いぞ?」
「随分面白い装備や戦い方ができるようになったと聞いてますから」
闘技場絡みのを知っていたか。
実はこいつ私のストーカーなんじゃないのか?
「んじゃ、まあサクッと倒しにいくか」
「その切り替えの良さは好きですよ」
「しってらあ」
葉巻を口で揺らしつつ、予定しているボスの所へと早速向かう。
……あ、やべえな、銃弾そんなに補充してねえわ。
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