212 / 622
7章
197話 勝ち筋
しおりを挟む
「あたしとしてはぁ、全然良いんだけどねぇ」
そんなに色んな所に行ったわけじゃないんだけど、やっぱり戦闘が多くなる。そんなに戦いたいなら闘技場やればよかったのにね。
そういえばバイパーちゃんが闘技場のランク1位って見たけど、勝敗含めて考えたら結構簡単な指標だよ。
飛ぶ斬撃や、魔法、純粋な遠距離攻撃、一周回って投石なんてものも繰り出してこっちに攻撃してくるわけだけど、流石にそんなのは軽くいなさないと笑われちゃうわ。
「ちょいちょいちょいっとぉ♪」
飛んできた攻撃に合わせて蹴りを繰り出して相殺。当てられれば相手の攻撃を無効化できるってパッシブスキルなわけだけど、これ結構難易度高いスキルだと思うわ。
所謂パリィになるんだろうけど、自分で出した蹴りを相手の攻撃に合わせるってのが難しい所。本来のパリィであったら盾で受けて反撃すると言うだけで成功らしいね。
「どっちかって言うとあっちは防御、こっちは攻撃で反射ってとこねぇ」
また更に飛んできた魔法でもある火の弾を蹴り返しつつ、するすると先に進んで行く。
流石に足を使えない乗り物って弱点丸出しって言うか何にも出来ないから選んだのはスケートボードなんだけど、案外良いんじゃない、これ。流石にレベルが高いってのもあるから弄れるところは少なかったけど、片足立ちできるうえに、自分で加速付けなくていいのも良いポイント。
作品が進むごとに小学生じゃないだろって言われる漫画の主人公が使ってる奴みたい。
「うーん、手も使えるようにした方が今後いいかもしれないなぁ」
前方からわざわざ減速してすれ違いに合わせて振ってくる大剣の攻撃を後方宙返りで避けて、そのままスケートボードに逆立ちで着地。
「お、これいいんじゃない?」
足がフリーになるって時点で大分攻撃が楽。逆立ちのままで足をぱたぱた揺らして具合を確かめていると煽りと見られたのか、攻撃がさらに熾烈に。
煽り耐性の低い相手は大変だよねぇ。
「よっ、ほっ、っとぉ……」
足場の小さい所だけど、隣にまで来て攻撃をぶんぶんと振ってくる事は無いので攻撃を一旦受けて跳ねのけてから体勢を立て直し、一瞬飛び上がったりして回避していくのは案外ありだった。
それでも流石に飛び上がって着地するとバランスが結構崩れてもたつくときがある。そこを狙ってくるのもいるので、これ結構難しくない?
うーん、攻撃が足技だからフリーにしやすいスケボーにしたけど、特殊能力マシマシの方が良かったかなぁ、加速初期値のハンドリング最高値で能力何も付けなかったし。
「貰ったぁ!」
「おわっ!」
ぶんっと振ってくる攻撃に合わせていつものくせで攻撃相手に合わせて後ろに跳躍し、隣で走っていた車のボンネットに着地。
あれ、落下したらダウン扱いって聞いたんだけど、他のプレイヤーの奴に乗るのは良いんだ?
「ちょっと、人の車から降りな!」
「あー、ごめんごめん」
そのまましゃがみ込んで自分のスケボーを探し回るのだが……お、あったあった、大分先の所に自走してるわ。それにしても自走するスケボーってなんだかシュール。
「お邪魔しましたぁー」
乗っていた車のボンネットから「ボゴン」と凹ませるような音をさせてから一気に飛び上がり、前方のゴーレムに乗りつける。
勿論だけど、何やってくれてんだよ、と攻撃を貰うので軽くいなしてからさらに飛び乗り続ける。
足技ばっかりの恩恵で、跳躍力が地味に上がるスキルがあったりするのだが此処で発揮されるとは思わなかったなあ。
ぴょんぴょん跳ねて、自分のスケボーまで飛び移り続けてやっとこさ戻ってこれる。しばらくストレートコースで良かった。
「今度課金してうさみみにでもキャラ変えちゃおっかな」
んふーっと笑いながら攻撃を掻い潜り、スケボー特有の機動力+ハンドリング性能も上げまくりなので結構無茶な動きも出来るのが良い所よね。
そういえばアカメちゃんってどういう構成するんだろう、パンツスーツやキャットスーツ着てるから、ロードレースバイクだったり葉巻咥えながらオープンカー辺りは様になってるけど……勝負事にはガチだからビジュアル重視じゃないかな。
そんな事を考えていると少し隣のプレイヤーがいきなり爆発して吹っ飛ぶ。
爆風と熱風が一緒になって向かってくるのに咽ながら目を凝らして何があったかを確認。まさかとは思うけど、アカメちゃんが「うるせえ」とか言いながら後ろに爆弾でも投げたんだろうか?って思ったんだけど、そもそも設置されてる地雷っぽい。
アクションレースゲームでは結構定番の地雷原が結構な序盤で投入してくるとは思わなかったけど。
そしてかなりの勢いでぼんぼんと辺り一面で爆発が起こり始める。
って言うか、結構な勢いがあるからスケボーのバランスが崩れるし、なんだったら地面がぼっこぼこになるから走りにくくもなるしで大変なんだけど!
「ひぃー!」
目の前に走ってるのが地雷を踏んだらそのまま後ろに爆風が流れてくるので、一応防御姿勢でその中を突っ込んで目を細めながら突破、視界が開けると地雷踏んでダウンした機体が眼前に。
「うっわっ!」
スケボーを横に向けブレーキして、他プレイヤーの機体とスケボーを足で抑え込んで止まる。やられた奴も当たり判定あるって事は、これから進行ルートもしっかり確認しないと巻き添えで吹っ飛ぶとかあり得るのかな。
「ブレーキは横向きね……よーしよし、ちょっと理解してきた」
ブレーキで使った機体の横をするっと抜けてからまたゴールの方に向けて走り始める。
うーん、この地雷原かなり曲者だ、爆弾は色々見てたと言うか、アカメちゃんが使ってたのを見てたけどそれの比較にならないレベルの威力だし、どこにあるか分からないってでかいなあ……。
「こういう時は魔法持ちが強いなあ……うーぬ、テクニックで避けるの厳しいんじゃ」
向こうにいるゴーレムはぼんぼん爆発してるけど殆どダメージを受けてないっぽいのは、多分デフォ能力かな?代わりに爆発受けるたびに減速するみたいだからどんどん後ろに下がっていってる。
また違う方を見れば、魔法や遠距離攻撃で進行ルートのクリアリングをしながら進んでいる。色々考えてやってるなあ……。
「ぬー、難しくない?」
目を凝らして姿勢を低くした状態で走行しつつ進行方向を見つめると、地雷の埋まっているあろう部分が少し盛り上がっているのでそれを避けてから、地面に落ちていた石を拾ってすぱっと投げる。うーん、反応しないあたり、違ったかな?
なんて思っていたらそこを通ったプレイヤーが吹っ飛んでいく。
うー、重さかプレイヤーが近寄ると爆発するタイプ?どっちにしろ注意して進むしかないかなあ。
「んー……こういう時にアカメちゃんなら面白い事するんだろうけど、あたしの頭じゃむつかしいなぁ」
怪しく盛り上がっている所を避けて蛇行しながら進んで行く。
あー、今すぐ遠距離攻撃が欲しい。
「これ避けるだけで大変なんだけどぉ!」
そもそもスケボーって乗った事無いのにこんなにぐいんぐいん動けるってだけでも立派だと思うんだけどなあ。でもよくよく考えたらこの辺はゲーム補正だよね。
って言うかハンドリング性能上げておいて良かった、他のプレイヤーからの余波は避けられているけど、じりじりHPは減っている。しかも結構勢いがあるからバランス崩しやすいしで大変すぎるんだけど……お?減速、爆風……なるほど、なるほど。
「つまり、こういう事かぁ」
一度地雷の埋まっているような所を避けて、スケボーのぎりぎり後ろの所に地雷を引っ掛ける。
甲高い音と共に、一気に爆発、背中とスケボーの下部から思いっきり爆風を貰う。
「こういう事ねえ!」
前方斜め上の方に大きく加速して、飛び上がる。
最高速度は一定だけど、やっぱり何かがあれば一時的にその最高速度を超えられるわけね。
良く出来てるレースゲームじゃない。
そんなに色んな所に行ったわけじゃないんだけど、やっぱり戦闘が多くなる。そんなに戦いたいなら闘技場やればよかったのにね。
そういえばバイパーちゃんが闘技場のランク1位って見たけど、勝敗含めて考えたら結構簡単な指標だよ。
飛ぶ斬撃や、魔法、純粋な遠距離攻撃、一周回って投石なんてものも繰り出してこっちに攻撃してくるわけだけど、流石にそんなのは軽くいなさないと笑われちゃうわ。
「ちょいちょいちょいっとぉ♪」
飛んできた攻撃に合わせて蹴りを繰り出して相殺。当てられれば相手の攻撃を無効化できるってパッシブスキルなわけだけど、これ結構難易度高いスキルだと思うわ。
所謂パリィになるんだろうけど、自分で出した蹴りを相手の攻撃に合わせるってのが難しい所。本来のパリィであったら盾で受けて反撃すると言うだけで成功らしいね。
「どっちかって言うとあっちは防御、こっちは攻撃で反射ってとこねぇ」
また更に飛んできた魔法でもある火の弾を蹴り返しつつ、するすると先に進んで行く。
流石に足を使えない乗り物って弱点丸出しって言うか何にも出来ないから選んだのはスケートボードなんだけど、案外良いんじゃない、これ。流石にレベルが高いってのもあるから弄れるところは少なかったけど、片足立ちできるうえに、自分で加速付けなくていいのも良いポイント。
作品が進むごとに小学生じゃないだろって言われる漫画の主人公が使ってる奴みたい。
「うーん、手も使えるようにした方が今後いいかもしれないなぁ」
前方からわざわざ減速してすれ違いに合わせて振ってくる大剣の攻撃を後方宙返りで避けて、そのままスケートボードに逆立ちで着地。
「お、これいいんじゃない?」
足がフリーになるって時点で大分攻撃が楽。逆立ちのままで足をぱたぱた揺らして具合を確かめていると煽りと見られたのか、攻撃がさらに熾烈に。
煽り耐性の低い相手は大変だよねぇ。
「よっ、ほっ、っとぉ……」
足場の小さい所だけど、隣にまで来て攻撃をぶんぶんと振ってくる事は無いので攻撃を一旦受けて跳ねのけてから体勢を立て直し、一瞬飛び上がったりして回避していくのは案外ありだった。
それでも流石に飛び上がって着地するとバランスが結構崩れてもたつくときがある。そこを狙ってくるのもいるので、これ結構難しくない?
うーん、攻撃が足技だからフリーにしやすいスケボーにしたけど、特殊能力マシマシの方が良かったかなぁ、加速初期値のハンドリング最高値で能力何も付けなかったし。
「貰ったぁ!」
「おわっ!」
ぶんっと振ってくる攻撃に合わせていつものくせで攻撃相手に合わせて後ろに跳躍し、隣で走っていた車のボンネットに着地。
あれ、落下したらダウン扱いって聞いたんだけど、他のプレイヤーの奴に乗るのは良いんだ?
「ちょっと、人の車から降りな!」
「あー、ごめんごめん」
そのまましゃがみ込んで自分のスケボーを探し回るのだが……お、あったあった、大分先の所に自走してるわ。それにしても自走するスケボーってなんだかシュール。
「お邪魔しましたぁー」
乗っていた車のボンネットから「ボゴン」と凹ませるような音をさせてから一気に飛び上がり、前方のゴーレムに乗りつける。
勿論だけど、何やってくれてんだよ、と攻撃を貰うので軽くいなしてからさらに飛び乗り続ける。
足技ばっかりの恩恵で、跳躍力が地味に上がるスキルがあったりするのだが此処で発揮されるとは思わなかったなあ。
ぴょんぴょん跳ねて、自分のスケボーまで飛び移り続けてやっとこさ戻ってこれる。しばらくストレートコースで良かった。
「今度課金してうさみみにでもキャラ変えちゃおっかな」
んふーっと笑いながら攻撃を掻い潜り、スケボー特有の機動力+ハンドリング性能も上げまくりなので結構無茶な動きも出来るのが良い所よね。
そういえばアカメちゃんってどういう構成するんだろう、パンツスーツやキャットスーツ着てるから、ロードレースバイクだったり葉巻咥えながらオープンカー辺りは様になってるけど……勝負事にはガチだからビジュアル重視じゃないかな。
そんな事を考えていると少し隣のプレイヤーがいきなり爆発して吹っ飛ぶ。
爆風と熱風が一緒になって向かってくるのに咽ながら目を凝らして何があったかを確認。まさかとは思うけど、アカメちゃんが「うるせえ」とか言いながら後ろに爆弾でも投げたんだろうか?って思ったんだけど、そもそも設置されてる地雷っぽい。
アクションレースゲームでは結構定番の地雷原が結構な序盤で投入してくるとは思わなかったけど。
そしてかなりの勢いでぼんぼんと辺り一面で爆発が起こり始める。
って言うか、結構な勢いがあるからスケボーのバランスが崩れるし、なんだったら地面がぼっこぼこになるから走りにくくもなるしで大変なんだけど!
「ひぃー!」
目の前に走ってるのが地雷を踏んだらそのまま後ろに爆風が流れてくるので、一応防御姿勢でその中を突っ込んで目を細めながら突破、視界が開けると地雷踏んでダウンした機体が眼前に。
「うっわっ!」
スケボーを横に向けブレーキして、他プレイヤーの機体とスケボーを足で抑え込んで止まる。やられた奴も当たり判定あるって事は、これから進行ルートもしっかり確認しないと巻き添えで吹っ飛ぶとかあり得るのかな。
「ブレーキは横向きね……よーしよし、ちょっと理解してきた」
ブレーキで使った機体の横をするっと抜けてからまたゴールの方に向けて走り始める。
うーん、この地雷原かなり曲者だ、爆弾は色々見てたと言うか、アカメちゃんが使ってたのを見てたけどそれの比較にならないレベルの威力だし、どこにあるか分からないってでかいなあ……。
「こういう時は魔法持ちが強いなあ……うーぬ、テクニックで避けるの厳しいんじゃ」
向こうにいるゴーレムはぼんぼん爆発してるけど殆どダメージを受けてないっぽいのは、多分デフォ能力かな?代わりに爆発受けるたびに減速するみたいだからどんどん後ろに下がっていってる。
また違う方を見れば、魔法や遠距離攻撃で進行ルートのクリアリングをしながら進んでいる。色々考えてやってるなあ……。
「ぬー、難しくない?」
目を凝らして姿勢を低くした状態で走行しつつ進行方向を見つめると、地雷の埋まっているあろう部分が少し盛り上がっているのでそれを避けてから、地面に落ちていた石を拾ってすぱっと投げる。うーん、反応しないあたり、違ったかな?
なんて思っていたらそこを通ったプレイヤーが吹っ飛んでいく。
うー、重さかプレイヤーが近寄ると爆発するタイプ?どっちにしろ注意して進むしかないかなあ。
「んー……こういう時にアカメちゃんなら面白い事するんだろうけど、あたしの頭じゃむつかしいなぁ」
怪しく盛り上がっている所を避けて蛇行しながら進んで行く。
あー、今すぐ遠距離攻撃が欲しい。
「これ避けるだけで大変なんだけどぉ!」
そもそもスケボーって乗った事無いのにこんなにぐいんぐいん動けるってだけでも立派だと思うんだけどなあ。でもよくよく考えたらこの辺はゲーム補正だよね。
って言うかハンドリング性能上げておいて良かった、他のプレイヤーからの余波は避けられているけど、じりじりHPは減っている。しかも結構勢いがあるからバランス崩しやすいしで大変すぎるんだけど……お?減速、爆風……なるほど、なるほど。
「つまり、こういう事かぁ」
一度地雷の埋まっているような所を避けて、スケボーのぎりぎり後ろの所に地雷を引っ掛ける。
甲高い音と共に、一気に爆発、背中とスケボーの下部から思いっきり爆風を貰う。
「こういう事ねえ!」
前方斜め上の方に大きく加速して、飛び上がる。
最高速度は一定だけど、やっぱり何かがあれば一時的にその最高速度を超えられるわけね。
良く出来てるレースゲームじゃない。
10
お気に入りに追加
908
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
僕の召喚獣がおかしい ~呼び出したのは超上級召喚獣? 異端の召喚師ルークの困惑
つちねこ
ファンタジー
この世界では、十四歳になると自らが呼び出した召喚獣の影響で魔法が使えるようになる。
とはいっても、誰でも使えるわけではない。魔法学園に入学して学園で管理された魔方陣を使わなければならないからだ。
そして、それなりに裕福な生まれの者でなければ魔法学園に通うことすらできない。
魔法は契約した召喚獣を通じて使用できるようになるため、強い召喚獣を呼び出し、無事に契約を結んだ者こそが、エリートであり優秀者と呼ばれる。
もちろん、下級召喚獣と契約したからといって強くなれないわけではない。
召喚主と召喚獣の信頼関係、経験値の積み重ねによりレベルを上げていき、上位の召喚獣へと進化させることも可能だからだ。
しかしながら、この物語は弱い召喚獣を強くしていく成り上がりストーリーではない。
一般よりも少し裕福な商人の次男坊ルーク・エルフェンが、何故かヤバい召喚獣を呼び出してしまったことによるドタバタコメディーであり、また仲間と共に成長していくストーリーでもある。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる