88 / 622
3章
83話 海は広いが飽きる
しおりを挟む
コボルト戦士は強敵だった。
戦っては逃げて戦って逃げてを繰り返して多数戦闘も形にはなり始めたし、意外と捌けるようになってきた。
まあそれでも大変なのは変わりないし、そこそこのアイテムを消費してるわけだけど。
「そういえば予備ナイフ買ってくるの忘れてたな」
南エリア2-2の手前までやってきてコボルト戦士をまた一匹片付けて一息。
ついでに言えばレベルも上がった。
名前:アカメ 種族:ドラゴニアン
職業:ガンナー
基本Lv:15 職業Lv:15
HP:30/36(1UP) MP:8/16
STR:8(1UP) AGI:15 VIT:2
DEX:15 INT:2 RES:2
SP:残14
とりあえずSTRを1上げておく、とりあえず10まではあげてDEXとAGI伸ばしたいし、銃の必要条件としてDEXを上げるのポイントっぽいのも分かったからD>A>S型になるだろう。
それにしてもレベル上がるの遅いな。まあ本格的な狩りのレベリングってそこまでやってないし、こんなものなのはどこも一緒か。
そういえばチェルの野郎が24とか言ってたな、友達付き合いで狩りしてたか?
まあ、何にせよ南エリア2-1を突破し、2-2へと到達する。
で、まあ案外と言うか結構な広さのマップを走って移動してきたかいもあったのか、目の前に広がる水平線がちらちらと見える。つか南エリアの海到達早くねえか。
「まあ、知ったこっちゃねえけどー!」
平原から砂地になり、砂浜、そして目の前に広がる海。
ああ、こういうのテンション上がるわ。泳がなくても近くに来るだけでかなりテンションあがるわ、しかも良い事にノンアクティブ系も多いみたいだし、素敵じゃね?
「えーっと、南エリア2-2の分布はっと」
メニューを開いてモンスター情報の確認。レア敵とかボスじゃなきゃレベルとモンスター名の情報見れるってかなり楽だわ。
南エリア2-2
LV17 飛び猫
LV19 シーゲル
LV22 スライム
Lv24 コボルト(海)
Lv25 デビルクラブ
何て言うか海鮮が揃ってる。
まあ、私としては海鮮嫌いなので一切食えるわけがないのだが、Lv19のシーゲル、Lv25のデビルクラブを狙っているプレイヤーがちらほらと居る。
そりゃウニとカニを幾ら食ってもタダなうえに美味いし、痛風だったり病気にもならずに堪能できるって話になったら乱獲されるよね。
ちなみに飛び猫って言ってるが、文字通りにちかいウミネコ、頭上旋回して、プレイヤーが弱らせたウニとかカニをかっさらっている。
やけにここのプレイヤーのヘイトが飛び猫に対して異様に高いのはこれか。
「気を付けていればモンスターに引っかからないし、結構海堪能できるんじゃない?」
波打ち際までやってきてぱしゃぱしゃと歩いてみる。
波が引くときに感じる砂の流れとかも感覚的に分かるって凄いな、フルダイブ万歳。
「それにしても他のエリアに比べてプレイヤーが多い」
勿論海鮮好きがいるからそれの乱獲をしているのがちらほらと、後は単純に海を楽しんでいるのがそこそこ、まあ、やっぱり海っていいよね。私だってテンションを上げざるを得ない。
「まあ、目的としては海水なんだけどさ、ちょっと遊んでもいいよね」
装備を外して、デフォの布の服とサンダル状態に一応なっておく。重量系の金属防具じゃないから気を付けなくても大丈夫そうだが、こういうのは雰囲気が大事。
この状態で攻撃されたら多分一発で死ぬけど、コボルト位しかアクティブはいないので気を付けていれば大丈夫だろう。
で、そのままの姿で海に行ってぱしゃぱしゃ波打ち際できゃっきゃうふふ。
砂浜で超絶クオリティの砂の城とか作ってみたり、考えれる事をやりまくる。
ああ楽しい。リアルじゃ寒いけど。
砂とか波の感じ、海特有の風とかも感じられるのはかなり凄いな、こういう細かい所を拘っているゲームは良いゲーム、後はトイレとか。
「流石に気温までは感じられないなあ……そりゃそうか、低体温とか高体温になって体壊したら訴訟問題だし」
変なところで裏事情を考えてしまうのは悪い癖だな。
ぐっちょりと濡れた布の服を脱ぐって事は出来ないし、しばらくしたら乾燥するみたいだけど、べとべと感とかは特に感じない、なんとなーく感触が悪いようには感じるが。
『ゴリマッチョ、いる?』
『あらぁ、なにぃ』
『水着とか作れる?』
『水着ぃ?T2Wって海あったのね』
携帯のように後ろの声が聞こえるとかそういうのはないので何を話しているのかは分からないが、会話がちょいちょいと途切れるので多分後ろとかにいる相手に返事をしているんだろう。水着作るぞーとか、そういう会話か。
てか、本当に冒険という事をしないで好きな服を作っているプレイなのか、聞いた事が無いのか海の存在を始めて知った反応するとは。
『急用じゃないからいいんだけど』
『モデル料でタダにしたげるわよぉ』
『あんたのそう言う所嫌いじゃないわ』
きゃっきゃと騒ぎ始めたのでさっさとフレンドコールを切って通常営業。
とりあえずやろうと思っていた塩の生成でもしてみるか。
容器とかないのが引っかかるのでさっさと鍛冶でバケツを作成。
砂浜で鍛冶してバケツ作ってるとかすげえ不審者だな。
名称:バケツ
詳細:水を汲んだり何かを入れたり マグマは入らない
そんなわけで鉄延べ棒一本でさくっと作成。
さっそく波打ち際に行って海水を汲むのも問題なし、こうやって素材さえあればどこでもすぐに必要アイテムが作れるってのが戦闘生産できるハイブリット型のメリットだな。
で、汲み終わった海水を置いたまま、錬金のメニューを開いて窯に海水を入れて沸騰させる。まあゲームと言うかサバイバル的な部分で言えばオーソドックスな塩の取得よね。
金敷引いて鍛冶してたと思ったら錬金窯取り出して煮出してるプレイヤーってどうなのかしら。まあ万能プレイヤーみたいな風に見られているとは思うけど。
「でも塩って結構大事なのよねぇ、食べ物以外でも」
錬金っていうか化学的にも塩って結構大切だし、多めに手に入れておきたいところだけど、作ったバケツが大体10ℓくらいの容量だから……えーっと、海水100gに対して大体3.5gの塩だっけか?で、単純計算したら350g分の塩が採れるわけ?
「いいや、とにかく水分飛ばせば塩取れるだろ」
錬金窯でぐつぐつと海水を煮るだけの作業と言うか時間を待ち続ける。
ああ、これが多分めんどくせえんだな……あとバケツとか容器も準備しなきゃいけないって事かね。
ゲーム処理とは言え、ちょっと時間掛かるな……量が多い?
「あと作業中は動けないってのが問題ねえ」
もう少しだけ掛かる作業時間を横目にぱしゃぱしゃと泳いでいるコボルトを眺める。色んなバリエーションあるな、あいつら……水陸両用って事なのかね。
まあここの連中はむやみやたらに接近しなけりゃアクティブ化しないし大丈夫だとは思う。勿論こっちが止まっているのに相手がやってきたら戦闘状態になるけど。
「ポリ塩化ビニルとか合成樹脂系にもルート行けたらいいんだけどなあ」
しばらく待っているといつもの完成SEが鳴って窯の中に白い塊が出来ている。
「おー、塩完成だけど……すくなくね……?」
名称:塩30g
詳細:料理の基本 塩が足らんのです……とはならない
「採れたのは30gか……あー、塩分濃度を高めてやるのがいいんだっけか」
出来上がった塩をまじまじと見つめながら考える。もしかしてT2Wにおける調合とか何かしらの物って30gで固定されてるんかね、黒色火薬も30g生成で質が上がるとかだったし?
何にせよこれで塩が手に入った訳だから、錬金的な部分でも幅が広がったな。
「これで対スライム出来るなら硫酸的なの取れるかなあ……骨の髄まで溶かすんであれば可能性は高いけど」
何て言ったって無煙火薬として火薬的な部分でのパワーアップとか金属薬莢式の銃弾を作るにしてもかなり有益だもんな。
「街戻ってガラス系のもの手に入るか確認してこないと」
バケツにまた海水を汲み、そのままインベントリに突っ込む。
おお、仕舞えたよ。取り出すときにひっくり返して全部だめにしそうな気もする。
「さーて、もうちょっと量産してから戻るかな」
目的の海も、ちょっと遊んでみたら満足しちゃったし、塩作ってスライムにぶっかけて様子見て、次の事考えなきゃなあ……硫酸取りに火山側に行くのもありだな。
戦っては逃げて戦って逃げてを繰り返して多数戦闘も形にはなり始めたし、意外と捌けるようになってきた。
まあそれでも大変なのは変わりないし、そこそこのアイテムを消費してるわけだけど。
「そういえば予備ナイフ買ってくるの忘れてたな」
南エリア2-2の手前までやってきてコボルト戦士をまた一匹片付けて一息。
ついでに言えばレベルも上がった。
名前:アカメ 種族:ドラゴニアン
職業:ガンナー
基本Lv:15 職業Lv:15
HP:30/36(1UP) MP:8/16
STR:8(1UP) AGI:15 VIT:2
DEX:15 INT:2 RES:2
SP:残14
とりあえずSTRを1上げておく、とりあえず10まではあげてDEXとAGI伸ばしたいし、銃の必要条件としてDEXを上げるのポイントっぽいのも分かったからD>A>S型になるだろう。
それにしてもレベル上がるの遅いな。まあ本格的な狩りのレベリングってそこまでやってないし、こんなものなのはどこも一緒か。
そういえばチェルの野郎が24とか言ってたな、友達付き合いで狩りしてたか?
まあ、何にせよ南エリア2-1を突破し、2-2へと到達する。
で、まあ案外と言うか結構な広さのマップを走って移動してきたかいもあったのか、目の前に広がる水平線がちらちらと見える。つか南エリアの海到達早くねえか。
「まあ、知ったこっちゃねえけどー!」
平原から砂地になり、砂浜、そして目の前に広がる海。
ああ、こういうのテンション上がるわ。泳がなくても近くに来るだけでかなりテンションあがるわ、しかも良い事にノンアクティブ系も多いみたいだし、素敵じゃね?
「えーっと、南エリア2-2の分布はっと」
メニューを開いてモンスター情報の確認。レア敵とかボスじゃなきゃレベルとモンスター名の情報見れるってかなり楽だわ。
南エリア2-2
LV17 飛び猫
LV19 シーゲル
LV22 スライム
Lv24 コボルト(海)
Lv25 デビルクラブ
何て言うか海鮮が揃ってる。
まあ、私としては海鮮嫌いなので一切食えるわけがないのだが、Lv19のシーゲル、Lv25のデビルクラブを狙っているプレイヤーがちらほらと居る。
そりゃウニとカニを幾ら食ってもタダなうえに美味いし、痛風だったり病気にもならずに堪能できるって話になったら乱獲されるよね。
ちなみに飛び猫って言ってるが、文字通りにちかいウミネコ、頭上旋回して、プレイヤーが弱らせたウニとかカニをかっさらっている。
やけにここのプレイヤーのヘイトが飛び猫に対して異様に高いのはこれか。
「気を付けていればモンスターに引っかからないし、結構海堪能できるんじゃない?」
波打ち際までやってきてぱしゃぱしゃと歩いてみる。
波が引くときに感じる砂の流れとかも感覚的に分かるって凄いな、フルダイブ万歳。
「それにしても他のエリアに比べてプレイヤーが多い」
勿論海鮮好きがいるからそれの乱獲をしているのがちらほらと、後は単純に海を楽しんでいるのがそこそこ、まあ、やっぱり海っていいよね。私だってテンションを上げざるを得ない。
「まあ、目的としては海水なんだけどさ、ちょっと遊んでもいいよね」
装備を外して、デフォの布の服とサンダル状態に一応なっておく。重量系の金属防具じゃないから気を付けなくても大丈夫そうだが、こういうのは雰囲気が大事。
この状態で攻撃されたら多分一発で死ぬけど、コボルト位しかアクティブはいないので気を付けていれば大丈夫だろう。
で、そのままの姿で海に行ってぱしゃぱしゃ波打ち際できゃっきゃうふふ。
砂浜で超絶クオリティの砂の城とか作ってみたり、考えれる事をやりまくる。
ああ楽しい。リアルじゃ寒いけど。
砂とか波の感じ、海特有の風とかも感じられるのはかなり凄いな、こういう細かい所を拘っているゲームは良いゲーム、後はトイレとか。
「流石に気温までは感じられないなあ……そりゃそうか、低体温とか高体温になって体壊したら訴訟問題だし」
変なところで裏事情を考えてしまうのは悪い癖だな。
ぐっちょりと濡れた布の服を脱ぐって事は出来ないし、しばらくしたら乾燥するみたいだけど、べとべと感とかは特に感じない、なんとなーく感触が悪いようには感じるが。
『ゴリマッチョ、いる?』
『あらぁ、なにぃ』
『水着とか作れる?』
『水着ぃ?T2Wって海あったのね』
携帯のように後ろの声が聞こえるとかそういうのはないので何を話しているのかは分からないが、会話がちょいちょいと途切れるので多分後ろとかにいる相手に返事をしているんだろう。水着作るぞーとか、そういう会話か。
てか、本当に冒険という事をしないで好きな服を作っているプレイなのか、聞いた事が無いのか海の存在を始めて知った反応するとは。
『急用じゃないからいいんだけど』
『モデル料でタダにしたげるわよぉ』
『あんたのそう言う所嫌いじゃないわ』
きゃっきゃと騒ぎ始めたのでさっさとフレンドコールを切って通常営業。
とりあえずやろうと思っていた塩の生成でもしてみるか。
容器とかないのが引っかかるのでさっさと鍛冶でバケツを作成。
砂浜で鍛冶してバケツ作ってるとかすげえ不審者だな。
名称:バケツ
詳細:水を汲んだり何かを入れたり マグマは入らない
そんなわけで鉄延べ棒一本でさくっと作成。
さっそく波打ち際に行って海水を汲むのも問題なし、こうやって素材さえあればどこでもすぐに必要アイテムが作れるってのが戦闘生産できるハイブリット型のメリットだな。
で、汲み終わった海水を置いたまま、錬金のメニューを開いて窯に海水を入れて沸騰させる。まあゲームと言うかサバイバル的な部分で言えばオーソドックスな塩の取得よね。
金敷引いて鍛冶してたと思ったら錬金窯取り出して煮出してるプレイヤーってどうなのかしら。まあ万能プレイヤーみたいな風に見られているとは思うけど。
「でも塩って結構大事なのよねぇ、食べ物以外でも」
錬金っていうか化学的にも塩って結構大切だし、多めに手に入れておきたいところだけど、作ったバケツが大体10ℓくらいの容量だから……えーっと、海水100gに対して大体3.5gの塩だっけか?で、単純計算したら350g分の塩が採れるわけ?
「いいや、とにかく水分飛ばせば塩取れるだろ」
錬金窯でぐつぐつと海水を煮るだけの作業と言うか時間を待ち続ける。
ああ、これが多分めんどくせえんだな……あとバケツとか容器も準備しなきゃいけないって事かね。
ゲーム処理とは言え、ちょっと時間掛かるな……量が多い?
「あと作業中は動けないってのが問題ねえ」
もう少しだけ掛かる作業時間を横目にぱしゃぱしゃと泳いでいるコボルトを眺める。色んなバリエーションあるな、あいつら……水陸両用って事なのかね。
まあここの連中はむやみやたらに接近しなけりゃアクティブ化しないし大丈夫だとは思う。勿論こっちが止まっているのに相手がやってきたら戦闘状態になるけど。
「ポリ塩化ビニルとか合成樹脂系にもルート行けたらいいんだけどなあ」
しばらく待っているといつもの完成SEが鳴って窯の中に白い塊が出来ている。
「おー、塩完成だけど……すくなくね……?」
名称:塩30g
詳細:料理の基本 塩が足らんのです……とはならない
「採れたのは30gか……あー、塩分濃度を高めてやるのがいいんだっけか」
出来上がった塩をまじまじと見つめながら考える。もしかしてT2Wにおける調合とか何かしらの物って30gで固定されてるんかね、黒色火薬も30g生成で質が上がるとかだったし?
何にせよこれで塩が手に入った訳だから、錬金的な部分でも幅が広がったな。
「これで対スライム出来るなら硫酸的なの取れるかなあ……骨の髄まで溶かすんであれば可能性は高いけど」
何て言ったって無煙火薬として火薬的な部分でのパワーアップとか金属薬莢式の銃弾を作るにしてもかなり有益だもんな。
「街戻ってガラス系のもの手に入るか確認してこないと」
バケツにまた海水を汲み、そのままインベントリに突っ込む。
おお、仕舞えたよ。取り出すときにひっくり返して全部だめにしそうな気もする。
「さーて、もうちょっと量産してから戻るかな」
目的の海も、ちょっと遊んでみたら満足しちゃったし、塩作ってスライムにぶっかけて様子見て、次の事考えなきゃなあ……硫酸取りに火山側に行くのもありだな。
10
お気に入りに追加
908
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
僕の召喚獣がおかしい ~呼び出したのは超上級召喚獣? 異端の召喚師ルークの困惑
つちねこ
ファンタジー
この世界では、十四歳になると自らが呼び出した召喚獣の影響で魔法が使えるようになる。
とはいっても、誰でも使えるわけではない。魔法学園に入学して学園で管理された魔方陣を使わなければならないからだ。
そして、それなりに裕福な生まれの者でなければ魔法学園に通うことすらできない。
魔法は契約した召喚獣を通じて使用できるようになるため、強い召喚獣を呼び出し、無事に契約を結んだ者こそが、エリートであり優秀者と呼ばれる。
もちろん、下級召喚獣と契約したからといって強くなれないわけではない。
召喚主と召喚獣の信頼関係、経験値の積み重ねによりレベルを上げていき、上位の召喚獣へと進化させることも可能だからだ。
しかしながら、この物語は弱い召喚獣を強くしていく成り上がりストーリーではない。
一般よりも少し裕福な商人の次男坊ルーク・エルフェンが、何故かヤバい召喚獣を呼び出してしまったことによるドタバタコメディーであり、また仲間と共に成長していくストーリーでもある。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる