幻燈町の恋模様

貴船きよの

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大和編

4,三人の告白

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 夜のランドリー室に人の気配はなく、換気扇が静音を立てて回っていた。
 洗濯機が並ぶ反対側に併設された五ヶ所の洗面台のうち、大和は一番入り口に近いところで歯磨きをしていて、口をゆすいだところだった。
 鏡に映った、白い蛍光灯の明かりに照らされた自分の顔を見ると、大和はため息をついた。
 尊と宗司がやわらかな光に祝福されているような笑顔を見てからというもの、それが脳裏から離れなかった。
 きっと、二人にとって幸せなことが起きるのだろう。
 大和にまで喜びを分けてくれそうな、そんな笑顔をしていた。
 もっと詳しい未来まで見えたら、笑顔の理由までわかるのに……。
 大和はそこまで思ってから、ふと気づいた。
 昔に比べて、未来を見る頻度が減ってはいないか?
 一番最後に見た未来はいつだったか。どんな内容だったか。
 夏になる前に見た憶えがあるが、日常に紛れるくらい些細なことだったのか、内容までは思い出せない。
 振り返ると、子どもの頃には頻繁に見えていたものが、中学、高校へと上がるにつれ、だんだんと見る機会が減ってはいなかったか。
 あまりにも徐々に変化したので気づかなかったが、今年に入ってからは、月に一度見ればいいほうだった。
 大和は、はたと思いついた一つの可能性に、落胆と安堵の両方を感じた。
「能力が、衰えている……?」
 大和はてっきり、未来を見る力を抑えられるようになったのだと思い込んでいた。
 でも、それが見えなくなってきているだけなのだとしたら……。
 これは、いいタイミングなのかもしれないと思った。
 大和は、“自立すること”を、尊と宗司に伝えようと決めていた。  


 週明けの昼休み、夏の間にはクーラーの効いた教室から出てこなかった生徒達も、秋の空気が広がり始めたおかげで中庭にちらほらと姿が見られるようになった。
 尊と宗司は、職員室に呼ばれた大和を待ちながら、旧校舎の屋上で塔屋の日陰を陣取っていた。
 二人とも、関心は同じことに絞られていた。
「大和に、大切な人の正体を訊けたのか? 同じ部屋だろう」
 尊は寝転がったまま、真っ青な空を見て言った。
「ううん。知りたいけど、知るのもこわいよ」
 塔屋の壁に寄りかかって座っていた宗司は、伏し目がちに言う。
 二人の心など知る由もない太陽が、暦の上では終わった夏を呼び覚ますかのように、屋上にも眩しく照りつけていた。
 その明るさとは対照的に、尊は重いため息を漏らす。
「なんで、俺達に言わなかったんだろうな」
「僕達も話していないんだから、人のことは言えない」
「そんなの、話せるならとっくに話しているだろう」
 出口のない話に、沈黙が下りた。
 宗司も、ため息をついて言った。
「相手は、どんな人なんだろう」
「さあな。……案外、俺達のどっちかだったりして?」
 自棄になって言った尊の返答に、宗司は笑えずに言った。
「もしも尊だったら、僕は尊とも大和とも友達をやめるしかない」
 自分で言い出した尊も、ばつがわるそうに答えた。
「……それは、俺も同じだ。もし宗司だったら、おまえと大和がくっついて俺だけ除け者なんて、耐えられないよ」
 宗司は、複雑な思いを吐露した。
「僕達が大和に告白していたら、どちらかがオーケーをもらっていたとしても、今までどおりの三人ではいられなかったんだよね……」
 がらんとしたこの屋上も、三人を象徴する場所の一つだった。
 尊は、視線だけで宗司を見やって言った。
「……なあ。宗司は、なんで大和のことが好きになったんだ?」
「僕? ……僕は、自然と、かな」
 宗司は抵抗もない様子で、懐かしそうに話し始めた。
「大和と尊に塾で出会った頃は、ちょうど引っ越してきたばかりだったって、前に話したよね。うちは父親が銀行員で、転勤の度に家族で引っ越していたから。転校も何度かしていて、昔からの友達っていうものがいなかった。中学でも友達はできたけど、密な時間を過ごしたのは、一緒に塾で居残りをした大和だけだったんだ。そのうち、友達っていう意識じゃなくなっていった。大和の全部を見たくて、目で追っていたよ。……って、言葉にすると恥ずかしいな。……尊は?」
 自分に話を振られると、尊は目を瞑り、ふざけてはきはきと答えた。
「大和は可愛いから! 以上」
「それだけ? 僕だって話したんだから、尊も教えてよ」
 宗司が不服そうにすると、尊は観念し、腹に力を入れて上体を起こした。そして、あぐらをかいて話し出した。
「大和には、心が許せるんだよ。俺は、おまえらと出会ったときは、親が離婚するっていうときだっただろう。最初は、大和に関わっていると気が紛れるくらいにしか思っていなかった。それが、だんだん可愛く見えるようになったんだよ。頼りにしてくれて、真面目で、勉強も教え甲斐があったしな。……母親の不倫っていうだけで精神的にキテいて、女なんか、近寄られるのもうんざりしていたときだ。俺が荒まなかったのは、大和がいたおかげだよ」
 尊と宗司は、二人で共有できる大和との思い出を思い返していた。
「僕達って、三人でいたのに、大和しか目に入っていなかったんだね」
 宗司が発見したその事実には、二人して笑った。
 しかし、尊は改まって言った。
「おまえにも感謝している。なんだかんだで、俺達をまとめているのは宗司だよ」
「そうかな。僕も、尊と友達になれてよかったよ」
 尊と宗司は、照れくさい空気に苦笑を漏らした。
 尊は、真剣な表情になって言った。
「今は、変人の日向耀太が羨ましい。自分の気持ちが言えたら、どんなにいいか」
「そうだね」
「二人で言うか? 今からでも遅くない」
「大和を困らせるかもしれないのに?」
「……結局、そこなんだよな」
 尊は頭を掻いた。
「僕は、大和に好きな人がいるなら、身を引くよ」
「宗司……」
 そのとき、階段を駆け上ってくる足音が聞こえ、勢いよく屋上へ出るドアがひらいた。
 顔を出したのは大和だった。すぐ近くにいた尊と宗司を見つけて、明るい声を上げる。
「あっ、いた! 遅くなってごめんね! 先に食べていてもよかったのに」
 大和を見上げた宗司が、尊との話などなかったかのように朗らかに訊ねる。
「なんの呼び出しだったの?」
「次の時間に配るプリントのコピーの手伝いだった。今日、日直なんだ」
 尊は、地面に置いていた紙袋を軽く持ち上げて大和に差し出す。
「これ、買っておいた大和の分」
「ありがとう! あとでお金を払うね」
 三人が揃うと、輪になるように座り、いつもどおりの昼食の時間になった。
 三人とも、心に思うところはあった。
 しかし、そのことを勘づかれないように、寮に遊びに来る野良猫の話やテスト中に居眠りしていた教師の話で場を取り繕い、笑い合った。
 尊が真っ先に三つのパンをたいらげ、大和と宗司もそろそろ食べ終えるというときだった。
 尊と宗司の未来の笑顔を、大和は一度目とまったく同じように見た。
 これでもかと同じ場面を見せられるのは、そのときが近いことを示している。
 尊と宗司はごみを片づけ始めた。予鈴が鳴れば、別々の教室に戻ることになる。
 話すなら今しかないと、大和は腹を括った。
「僕ね、尊と宗くんに言っておきたいことがあるんだ。聞いてくれる?」
「言っておきたいこと……?」
 尊と宗司は、大和の口から“大切な人”の真相が語られるのではないかと身構えた。
 ところが、話の中身は二人の想像とは違っていた。
「僕は、昔から未来が見えることを怖がっていたけど、二人のおかげで、この能力を受け入れられるようになった。幻燈町に来て、能力のことについて少しでも知れると思ったけど、それは、まだわからないままだ。だけど、もう不安じゃないんだ」
 自分が平気であることを強調するように、大和は言ってみせた。
「言葉では言い表せないくらい、尊と宗くんには感謝している。二人は、僕の人生を変えてくれたんだ。僕一人ではどうしようもなかったときに、傍にいてくれて……嬉しかった。だから、尊と宗くんの大事な場面では、僕は絶対に力になろうと決めていた。僕は二人に支えてもらった。僕も、二人を支えられる人になりたい。だからね……」
 大和は、意を決して打ち明けた。
「だから、もう、二人に寄りかかることはやめようと思うんだ」
 尊は、すぐさま眉をひそめた。
「どういうことだよ?」
「……なんか、僕達と距離を置くみたいな言い方だね」
 冷静に問いかけるものの、宗司も動揺していた。
「そういうわけじゃないけど……。能力のことは、自分一人で抱えていけるようにならなきゃいけないって、思うんだ」
 大和は、二人が自分の能力を受け入れてくれたことで、必要以上に寄りかかりすぎてしまったのだと感じていた。
 二人への想いを断ち切るには、これが一番いいことだと思っての決断だった。
「なんで、急にそんなことを言うんだよ」
 尊は、寂しさによる反発から、ぶっきらぼうに言った。
「いつまでも、尊と宗くんが近くにいてくれるわけじゃないでしょう? 二人に甘えていたら、よくないもの」
「……でも、まだ、同じ学校にいて、近くにいるのに」
 近くにいても、“見えて”いても、言えないことがある。それは、大和自身を苦しめてもいた。
 大和は、思いの丈をありのまま二人に告げた。
「僕は、尊と宗くんのことが、誰よりも大切。大切な人の重荷には、なりたくないんだ」
 きっと、尊と宗司は、今まで重荷などと思うことなく付き合っていた。
 けれど、今のままでいれば、大和は二人に甘えたくなってしまうだろう。そうなれば、ずるずると行き場のない想いまで引きずることになり、二人の恋の応援すらできなくなってしまう。
 だから、少しでも距離を置く。これでいい。
 大和は、言いたいことを言い切って、一仕事を終えた気分だった。
 ところが、尊と宗司の頭には、はてなマークが浮かんでいるようだった。
「……今、俺達のことを、大切って言ったのか?」
 尊は、独り言のように呟いた。
「……うん。言ったよね」
 宗司も、不思議なものを見たかのように呟く。
 尊は、大和に単刀直入に切り出した。
「大和。おまえ、瀬野と日向に、大切な人がいるって話したらしいな」
「えっ! なんで、そのこと……っ!」
 大和は見るからに狼狽し、弁明する言葉を探しながら焦った。
「まさかとは思うけど……、好きな人以上に大切な人って……」
「あ、あの……、いや、それは、その……」
 宗司の予想を肯定するように、大和はなにも言い返せず、顔を赤面させたまま固まった。
 尊と宗司には、それがなによりの答えだった。
 尊と宗司は、ぽかんと呆気にとられながら、大和を見つめて言った。
「僕達、両想いだったの……?」
「みたいだな」
 大和は、突然出てきた両想いという単語に、首を傾げた。
 二人がなにについて話しているのか、理解が追いつかなかった。
「両想い? どういうこと……?」
 大和が訊ねると、尊と宗司は二人で答えた。
「俺は、大和のことが好きで、」
「僕も、大和のことが好きっていうこと」
 すると、大和は目をしばたたき、心底驚いた。
「ええっ! なんでっ!?」
 大和は、信じられないといった眼差しで二人を見る。
「なんでって……、両想いなんだから、そこは疑問に思うより喜ぶところじゃないのか?」
 尊が冷静に突っ込んだものの、大和にも言い分はあった。
「だ、だって、……宗くんは、日向くんのことはなんとも思っていないの?」
「耀太のこと? なんともって……、ただの友達だよ」
「宗くんは、日向くんのことが好きなんだと思っていた!」
「えっ? どうしてそんな勘違いを……」
 尊は思い当たることに気づいて、思わず笑いが漏れた。
「宗司は、やけに変人の肩を持っていたからなぁ」
「あ……、そういうことか」
 宗司は、自ら誤解を生んでいたことに頭を抱えた。
 大和は、尊にも訊ねた。
「尊は、あのラブレターの子はどうしたの? 二丁目の交差点で会っているのを見たよ!」
「は!?」
 尊は、意外な話を持ち出され目を丸くした。
 大和が知っているとは、微塵も思っていないことだった。
「あ……、あれは、きっぱり断ったに決まっているだろう」
「でも、尊はあの子達に笑っていたよ?」
「苦笑いだよ! 返事もしないで無視していたのに、二つ目のラブレターを渡されそうになったから、今度こそ断った。俺には好きな奴がいるって言ってな。……っていうか、見ていたなら助けろよな!」
 どうやら二人とも本当に大和のことを好きらしかったが、それぞれの言葉を聞いてもまだ、大和は信じられなかった。
 そして、二人を見て、呟くように言った。
「僕……、尊のことも、宗くんのことも、好きでいていいの?」
 大和は、夢でも見ているような気分だった。 
「ああ」
「もちろん」
 尊と宗司が頷き、当然のように笑いかけてくれるのを見ると、大和は自然と涙がこぼれ落ちた。
 一粒落ちると堰を切ったようにどんどんと溢れ、表情は歪み、言葉にならなくなった。
 こんなことがあるなんて、万が一にも想像したことはなかったのだ。
 尊は、俯く大和の髪をくしゃくしゃと撫でた。
「なんでも話せって言ったのに、変なところで我慢しやがって」
 大和は、まるで子どものように涙をぼろぼろとこぼした。
「だって、二人とも好きなんて、言えるわけないじゃんかぁ……っ!」
 孤独に抱えていた不安と寂しさから解放され、大和は鼻が赤くなるまで泣いた。
 宗司は、大和の涙をハンカチで拭って言った。
「大和、好きだよ」
「好きだぞ、大和」
 宗司と尊は、大和を覗き込むようにして言った。
 二人からもらえるとは思ってもみなかった、まっすぐな言葉だった。
 大和は二人の目を見ていると、じわじわと二人の好意が実感を伴って感じられ、いつのまにか泣き止んだ。
 そして、涙で濡れた目を細めた。
「僕も好き。尊が好き。宗くんが好き。僕も、……二人が大好きっ!」
 ずっと言いたかったことを思いきり打ち明けて、大和はすがすがしい笑顔を見せた。
 すると、尊と宗司は目配せをして、
「……やっちゃう?」
 と言って、怪しく笑った。
「え? なに?」
 大和が疑問に思っていると、尊と宗司は、大和にずいと顔を近づけた。
 二人は、大和の両方の頬へと、それぞれキスをした。
「わぁ!」
 すぐには離れない、あたたかなキス。
 二人の想いをじわりと感じた大和の目尻からは、うれし涙がこぼれる。
「……ふふっ、嬉しい。ほんとにほんとに、嬉しいよ」
 大和は、抱きしめてくる尊と宗司の腕に、自分の腕をそっと絡めた。



 その日の帰り道、大和と尊と宗司は、照れくさい空気に包まれながら三人で下校した。
 三人で並ぶ真ん中を歩いていた大和は、ふと疑問に思ったことを呟いた。
「僕達は、三人で付き合うっていう、ことだよね?」
「そうなるね」
 宗司は言った。
「三人でなんて、いいのかな」
 不安な思いが顔に出ている大和に、尊は強気だった。
「三人で付き合うのがだめだなんて、誰が決めたんだ? 俺達がいいんだから、いいんだよ」
「塾で出会った頃から、三人で一組っていう感じでいたしね」
 宗司も異論はないようで、大和は三人が同じ想いでいられることに安堵した。
「そっか。いいんだ」
 尊は、宗司を小さく睨みつけて言った。
「宗司、大和と同じ部屋だからって、抜け駆けはなしだぞ?」
「わかっているよ」
 宗司のその返事だけで納得できるほどには、尊は宗司を信用していた。
 話が途切れたタイミングを見計らい、大和は、言いにくそうに話を切り出した。
「あのね、もう一つ、二人に聞いてほしいことがあるんだ」
 深刻そうな雰囲気を察して、尊と宗司は大和を見た。
「もしかしたら、僕の未来を見る能力は、消えていくのかもしれない」
 初めて聞く大和の発言に、二人は驚いた。
「え?」
「……もう、見えないの?」
 大和は、現状を正直に話した。
「今はまだ見ることがある。けど……、あまり、見なくなってきているみたい」
「そういえば、大和から見えた未来の話を聞くことも減っていたな」
 尊は近頃の様子を振り返って合点がいき、大和に訊ねた。
「なにか、こわいことはあるか?」
「……ううん。こわくないよ」
「なら、よかった」
 尊がほっとして微笑を浮かべると、宗司もにこりと笑った。
 一度は一人で抱え込もうと決心した大和だったが、二人が傍にいてくれるだけで、支えられているという実感をはっきりと感じることができた。
 宗司は言った。
「未来が見えても見えなくても、僕達を頼ってね、大和」
「うん。ありがとう」
 大和は、尊と宗司に向けて言った。
 すると突然、尊が腕を高く伸ばして声を上げた。
「あー! 両想いっていいもんだなー!」
「声が大きいよ、尊」
 驚いた大和だったが、尊は振り返ってにやりと笑った。
「俺がおまえに片想いしている間に溜まっていた分の気持ちだよ!」
 尊がそう言うと、宗司も笑って言った。
「僕も、叫びたい気持ちはわかるよ」
「だろう?」
 笑い合って盛り上がる尊と宗司を見て、大和は、はっとして歩を止めた。
 今、大和の目の前にあるのは、何度も見ていた“未来の二人”の笑顔だった。
 二人が、どこか遠くへ行ってしまう。
 そう感じて見えるたびに苦しかった二人の笑顔が、今は、いつまでも見ていたいくらい幸福な笑顔として映っていた。
「……こんなふうに見せてくれる笑顔だったんだね」
 大和の先を歩いていく二人を見て、大和はまた涙が込み上げそうになった。
 後方に立ちつくしている大和に気づき、尊と宗司は声を上げる。
「なにをしているんだ? 早く来いよ、大和!」
「大和、おいで!」
 大和は、目元を手の甲で乱暴に拭い、「うん!」と答えて、尊と宗司のもとへ駆け寄った。
 三人の後ろ姿を見送るように、馴染みの風鈴の音が、りんと一つ鳴って消えた。



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