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実光編
3,つばめ喫茶
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ホットコーヒーと、つばめの形をしたバタークッキーが一枚寄り添うバニラアイスクリーム。
実光の注文によって運ばれてきたそれらは、丁寧にローテーブルに置かれた。
ソファー席は、ローテーブルを間にして木製のソファーが向き合っていた。それは紺色の柔らかいソファーと山吹色の硬めのソファーで、実光は決まって紺色のソファーの端を好んだ。
日曜日のつばめ喫茶は昼時には満席になることが常だったが、西の空に黒雲が立ち込めていることもあって、常連客の足も遠退いている。
横に長い店内では、カウンター席とテーブル席、ソファー席は離れていた。ソファー席に一人しかいない実光の周りには、コーヒーの芳ばしい香りと心地よい静寂がある。
その静寂に、格子戸が引かれる音と控えめなドアベルがリンと降ってきて、マスターから「サツキくん」と呼ばれている店員が客を迎えた。
実光は、新たな客がこのソファー席へと案内されるやり取りを耳で拾っていた。席ならほかにも空いているのにと思いながら、視線を落としていた本のページをめくる。
客の足音はローテーブルの側まで近づくと、ぴたりと止まった。
「アイスクリーム、食べないと溶けちゃうよ?」
足音の主が言った。
実光が顔を上げると、そこには耀太が立っていた。
驚いた実光が返事もできずにいると、耀太は真向かいに座った。
実光は、小さくため息をつく。
「和佐に聞いたのか」
「うん。日曜ならここじゃないかって」
そこへ、サツキくんがやってきた。
「失礼いたします」
ローテーブルには水とおしぼりと薄いメニューが置かれ、耀太は、文字と軽食の写真が載ったメニューにさっと目を通して言った。
「クリームソーダを一つください」
「かしこまりました。クリームソーダをお一つですね」
サツキくんはメニューを受け取り、足早に藍染めの暖簾の奥へと消えていった。
耀太はおしぼりで手を拭きながら、実光の前にある脚つきの銀のアイスクリームカップを眺めた。
「バニラアイス、好きなの? この前も食べていたね」
実光は、アイスクリームにもたれかかって軟らかくなってしまったバタークッキーを、つまんで口にした。
「ここのは手作りで濃厚なんだ」
「俺も頼もうかな。歩いてきたら蒸し暑くなっちゃった」
「クリームソーダなら、上に載っているだろう」
「あ、そっか」
おしぼりで指先を拭い、実光は本に視線を戻す。
「その本、なに?」
耀太は訊ねた。
「 林森一さんっていう人のエッセイ」
「なんの人?」
「建築家だよ」
「建築家に興味があるの?」
耀太に質問されてなかなか先へと進めないまま、実光は同じページを見ながら答えた。
「林さんは、幻燈町に協力してくれている人なんだ。古いものを朽ちるままにせず、残しながら再生させる。コンビニのヒロタも、この喫茶店も、林さんの仕事なんだよ」
耀太は、ついさっき見たばかりのつばめ喫茶の外観を思い浮かべた。
二階建ての和風造りの外観は、喫茶店の立て看板がなければただの古民家にしか見えなかった。しかし、店内に足を踏み入れれば、テーブル席の間接照明や、梁をそのまま残した白壁のシンプルな内装が、リラックスできる落ち着いた空間をつくりだしている。窓から日光が射し込むソファー席の壁際には、低い本棚の隣にさりげなく足踏みオルガンが置かれ、この家屋の本来の歴史を物語るようだった。
実光は続けて言った。
「幻燈町の空き家や空き店舗を使いたい人がいれば、町が林さんと協力してサポートしてくれる仕組みになっているんだ。……知っている場所が駐車場になるよりは、新しいものになってくれたほうがよっぽどいい」
メインストリートから外れると、看板は掲げてあるものの営業していない店をちらほら見かけたことを、耀太は思い出した。それは、自分の地元でも見かける光景だった。
「瀬野は、この町が好きなんだね」
耀太は、共感を込めて言った。
しかし、
「ここしか知らないんだ」
と言った実光は、物憂げな表情で本を見つめていた。
そのとき、鮮やかなブルーが二人の間に割り込んだ。
「お待たせいたしました。クリームソーダでございます」
「わあ! ありがとうございます」
「ごゆっくりどうぞ」
伝票を置いたサツキくんは、笑顔で頭を下げて立ち去った。
耀太が思わず感激したのは、ソーダ水の青い色のせいだった。氷の上には、こんもりとしたバニラアイスクリームと真っ赤なさくらんぼが載っている。
「緑色のソーダが来るかと思った。青は初めてだ。いただきます」
耀太は、柄の長いスプーンでアイスクリームをすくうと、ソーダの酸味と一緒に味わった。
「うーん! おいしい! 本当にアイスが濃厚だ」
実光は軽く息を吐くと、本を閉じてソファーに置き、アイスクリームの器に手を伸ばした。
「一人の時間が台無しだ」
甘いアイスクリームに舌鼓を打ちながら、実光は文句をこぼす。
「たまには人と過ごすのもいいと思うよ」
「おまえとは毎日会っているだろう」
なにを言われてもめげることのない耀太に、実光は半ば呆れながら答える。
実光は、ふと訊ねた。
「……耀太は、昔からそうなのか?」
「そう?」
「なんというか、思いついたら動かずにはいられない、ような」
「ああ、そうかも。昔から突っ走っていたな。この調子で、フラれたことも何回もあるよ」
耀太は過ぎた話を笑ったが、実光は笑っていなかった。
「……僕には、そこまでなにかを好きになる気持ちがわからない」
実光は、残り少ないアイスクリームをすくうスプーンを休めた。
耀太はストローをソーダに差し込み、カランと氷を鳴らす。
「まだ、出会っていないだけなんじゃない? 出会ったらさ、わかっちゃうよ。そのことばっかり考えちゃうもん」
「そういうものか」
「俺はそうだよ」
さらりと言った耀太と目が合って、実光は視線を逸らす。
このとき不思議と落ち着いていた実光は、好奇心がもたげるがまま、他人事のように耀太に訊ねた。
「おまえは、なんで僕のことが好きなんだ?」
「えっ。……本人に訊かれると、恥ずかしいな」
今まで散々わかりやすい態度をとっておきながら、耀太は本気で照れているようだった。
耀太は、ソーダを少し飲んでから言った。
「……瀬野とすれ違ったときから、ずっと考えていたんだ。どんな人なんだろうって。なにが好きで、なにが嫌いで、どんな表情があって、どんな声なんだろうって。どんな些細なことでもいいから知りたくなった」
「期待どおりではなかったと思うけど?」
堂々とそう言ってのける実光に、耀太は苦笑する。
「そうだね。最初は、きついことを言うなーって思った。でもね、期待っていうより、俺はただ知りたい気持ちが強かった。凛としていて、だけど寂しそうにも見えて、知りたくなった。瀬野って、俺には、強烈な第一印象だったんだよ。うまく言えないけど」
一目惚れというだけあって、理由らしい理由はないのだと実光は思った。そうであるにもかかわらず、転校までしてきた耀太の行動は、やはり理解しがたい。
「少しはわかったか?」
「え?」
「僕のこと。それでも好きだって言うのか?」
耀太は困惑した。
「なんだか、自分が好かれるのがおかしいみたいな言い方だ」
「好かれるような態度をとったおぼえはないからだよ」
真剣に意味がわからないといったふうの言い種に、耀太はふっと笑った。
「媚びないところも、いいなって思ったんだけど。そこは、イメージどおりだったよ」
「どんなイメージだったんだよ」
実光は、眉間に小さく皺を寄せる。
「それに、俺はさ、瀬野みたいになれないんだ。気になったら突っ走るし、あんまり冷静になれないし」
ローテーブルに置いたソーダグラスのなかで、食べ損ねていた真っ赤な実が、氷に埋もれて青い海に沈んでいた。
耀太は、そっと言った。
「今のほうが、好きだよ。瀬野のことを知らなかったときより、楽しい」
そして、顔を上げると、にこやかに言った。
「同じ学校に来ても、こんなふうに話せるようになるとは思っていなかったから、それだけでも嬉しいんだ。……友達になってくれてありがとう」
耀太は、普段からよく笑っていた。けれど、それはどこか大袈裟な笑顔にも思えて、今みたいな力の抜けた笑顔のほうが好きだと、実光は思った。
「友達になったのは、和佐のおかげだろう」
「そういえば、瀬野にはすっごい睨まれたんだっけね」
耀太は、からりと笑った。
そして実光は、自分が耀太を強く警戒していたことを思い出し、はっとした。
いつの間にか、耀太を突き放す気持ちが、まるで失せている。
毎日顔を合わせているとはいえ、実光はそんな自分自身の変化に戸惑った。
実光は、半分ほどあったコーヒーをぐいと飲み干す。
「……帰る」
「えっ? 俺の、まだ残っているのに」
手早く本を鞄に入れ、自分の伝票を持った実光は立ち上がった。
「全部飲んでから来れば」
「ま、待って~!」
実光がつばめ喫茶を出ると、濃い雨の匂いが漂っていた。体にぶつかる風が冷たくなったような気もする。
店先で空を眺めていると、ごちそうさまでした、と外にまで耀太の声が聞こえた。
次の瞬間には格子戸を開けてばたばたと出てきた耀太は、店の前に立つ実光を見つけると顔を綻ばせた。
「なんだ。待っていてくれたんだ」
耀太を振り返った実光は、
「空を見ていただけだ」
と、不機嫌そうにそれだけ答えた。
実光の注文によって運ばれてきたそれらは、丁寧にローテーブルに置かれた。
ソファー席は、ローテーブルを間にして木製のソファーが向き合っていた。それは紺色の柔らかいソファーと山吹色の硬めのソファーで、実光は決まって紺色のソファーの端を好んだ。
日曜日のつばめ喫茶は昼時には満席になることが常だったが、西の空に黒雲が立ち込めていることもあって、常連客の足も遠退いている。
横に長い店内では、カウンター席とテーブル席、ソファー席は離れていた。ソファー席に一人しかいない実光の周りには、コーヒーの芳ばしい香りと心地よい静寂がある。
その静寂に、格子戸が引かれる音と控えめなドアベルがリンと降ってきて、マスターから「サツキくん」と呼ばれている店員が客を迎えた。
実光は、新たな客がこのソファー席へと案内されるやり取りを耳で拾っていた。席ならほかにも空いているのにと思いながら、視線を落としていた本のページをめくる。
客の足音はローテーブルの側まで近づくと、ぴたりと止まった。
「アイスクリーム、食べないと溶けちゃうよ?」
足音の主が言った。
実光が顔を上げると、そこには耀太が立っていた。
驚いた実光が返事もできずにいると、耀太は真向かいに座った。
実光は、小さくため息をつく。
「和佐に聞いたのか」
「うん。日曜ならここじゃないかって」
そこへ、サツキくんがやってきた。
「失礼いたします」
ローテーブルには水とおしぼりと薄いメニューが置かれ、耀太は、文字と軽食の写真が載ったメニューにさっと目を通して言った。
「クリームソーダを一つください」
「かしこまりました。クリームソーダをお一つですね」
サツキくんはメニューを受け取り、足早に藍染めの暖簾の奥へと消えていった。
耀太はおしぼりで手を拭きながら、実光の前にある脚つきの銀のアイスクリームカップを眺めた。
「バニラアイス、好きなの? この前も食べていたね」
実光は、アイスクリームにもたれかかって軟らかくなってしまったバタークッキーを、つまんで口にした。
「ここのは手作りで濃厚なんだ」
「俺も頼もうかな。歩いてきたら蒸し暑くなっちゃった」
「クリームソーダなら、上に載っているだろう」
「あ、そっか」
おしぼりで指先を拭い、実光は本に視線を戻す。
「その本、なに?」
耀太は訊ねた。
「 林森一さんっていう人のエッセイ」
「なんの人?」
「建築家だよ」
「建築家に興味があるの?」
耀太に質問されてなかなか先へと進めないまま、実光は同じページを見ながら答えた。
「林さんは、幻燈町に協力してくれている人なんだ。古いものを朽ちるままにせず、残しながら再生させる。コンビニのヒロタも、この喫茶店も、林さんの仕事なんだよ」
耀太は、ついさっき見たばかりのつばめ喫茶の外観を思い浮かべた。
二階建ての和風造りの外観は、喫茶店の立て看板がなければただの古民家にしか見えなかった。しかし、店内に足を踏み入れれば、テーブル席の間接照明や、梁をそのまま残した白壁のシンプルな内装が、リラックスできる落ち着いた空間をつくりだしている。窓から日光が射し込むソファー席の壁際には、低い本棚の隣にさりげなく足踏みオルガンが置かれ、この家屋の本来の歴史を物語るようだった。
実光は続けて言った。
「幻燈町の空き家や空き店舗を使いたい人がいれば、町が林さんと協力してサポートしてくれる仕組みになっているんだ。……知っている場所が駐車場になるよりは、新しいものになってくれたほうがよっぽどいい」
メインストリートから外れると、看板は掲げてあるものの営業していない店をちらほら見かけたことを、耀太は思い出した。それは、自分の地元でも見かける光景だった。
「瀬野は、この町が好きなんだね」
耀太は、共感を込めて言った。
しかし、
「ここしか知らないんだ」
と言った実光は、物憂げな表情で本を見つめていた。
そのとき、鮮やかなブルーが二人の間に割り込んだ。
「お待たせいたしました。クリームソーダでございます」
「わあ! ありがとうございます」
「ごゆっくりどうぞ」
伝票を置いたサツキくんは、笑顔で頭を下げて立ち去った。
耀太が思わず感激したのは、ソーダ水の青い色のせいだった。氷の上には、こんもりとしたバニラアイスクリームと真っ赤なさくらんぼが載っている。
「緑色のソーダが来るかと思った。青は初めてだ。いただきます」
耀太は、柄の長いスプーンでアイスクリームをすくうと、ソーダの酸味と一緒に味わった。
「うーん! おいしい! 本当にアイスが濃厚だ」
実光は軽く息を吐くと、本を閉じてソファーに置き、アイスクリームの器に手を伸ばした。
「一人の時間が台無しだ」
甘いアイスクリームに舌鼓を打ちながら、実光は文句をこぼす。
「たまには人と過ごすのもいいと思うよ」
「おまえとは毎日会っているだろう」
なにを言われてもめげることのない耀太に、実光は半ば呆れながら答える。
実光は、ふと訊ねた。
「……耀太は、昔からそうなのか?」
「そう?」
「なんというか、思いついたら動かずにはいられない、ような」
「ああ、そうかも。昔から突っ走っていたな。この調子で、フラれたことも何回もあるよ」
耀太は過ぎた話を笑ったが、実光は笑っていなかった。
「……僕には、そこまでなにかを好きになる気持ちがわからない」
実光は、残り少ないアイスクリームをすくうスプーンを休めた。
耀太はストローをソーダに差し込み、カランと氷を鳴らす。
「まだ、出会っていないだけなんじゃない? 出会ったらさ、わかっちゃうよ。そのことばっかり考えちゃうもん」
「そういうものか」
「俺はそうだよ」
さらりと言った耀太と目が合って、実光は視線を逸らす。
このとき不思議と落ち着いていた実光は、好奇心がもたげるがまま、他人事のように耀太に訊ねた。
「おまえは、なんで僕のことが好きなんだ?」
「えっ。……本人に訊かれると、恥ずかしいな」
今まで散々わかりやすい態度をとっておきながら、耀太は本気で照れているようだった。
耀太は、ソーダを少し飲んでから言った。
「……瀬野とすれ違ったときから、ずっと考えていたんだ。どんな人なんだろうって。なにが好きで、なにが嫌いで、どんな表情があって、どんな声なんだろうって。どんな些細なことでもいいから知りたくなった」
「期待どおりではなかったと思うけど?」
堂々とそう言ってのける実光に、耀太は苦笑する。
「そうだね。最初は、きついことを言うなーって思った。でもね、期待っていうより、俺はただ知りたい気持ちが強かった。凛としていて、だけど寂しそうにも見えて、知りたくなった。瀬野って、俺には、強烈な第一印象だったんだよ。うまく言えないけど」
一目惚れというだけあって、理由らしい理由はないのだと実光は思った。そうであるにもかかわらず、転校までしてきた耀太の行動は、やはり理解しがたい。
「少しはわかったか?」
「え?」
「僕のこと。それでも好きだって言うのか?」
耀太は困惑した。
「なんだか、自分が好かれるのがおかしいみたいな言い方だ」
「好かれるような態度をとったおぼえはないからだよ」
真剣に意味がわからないといったふうの言い種に、耀太はふっと笑った。
「媚びないところも、いいなって思ったんだけど。そこは、イメージどおりだったよ」
「どんなイメージだったんだよ」
実光は、眉間に小さく皺を寄せる。
「それに、俺はさ、瀬野みたいになれないんだ。気になったら突っ走るし、あんまり冷静になれないし」
ローテーブルに置いたソーダグラスのなかで、食べ損ねていた真っ赤な実が、氷に埋もれて青い海に沈んでいた。
耀太は、そっと言った。
「今のほうが、好きだよ。瀬野のことを知らなかったときより、楽しい」
そして、顔を上げると、にこやかに言った。
「同じ学校に来ても、こんなふうに話せるようになるとは思っていなかったから、それだけでも嬉しいんだ。……友達になってくれてありがとう」
耀太は、普段からよく笑っていた。けれど、それはどこか大袈裟な笑顔にも思えて、今みたいな力の抜けた笑顔のほうが好きだと、実光は思った。
「友達になったのは、和佐のおかげだろう」
「そういえば、瀬野にはすっごい睨まれたんだっけね」
耀太は、からりと笑った。
そして実光は、自分が耀太を強く警戒していたことを思い出し、はっとした。
いつの間にか、耀太を突き放す気持ちが、まるで失せている。
毎日顔を合わせているとはいえ、実光はそんな自分自身の変化に戸惑った。
実光は、半分ほどあったコーヒーをぐいと飲み干す。
「……帰る」
「えっ? 俺の、まだ残っているのに」
手早く本を鞄に入れ、自分の伝票を持った実光は立ち上がった。
「全部飲んでから来れば」
「ま、待って~!」
実光がつばめ喫茶を出ると、濃い雨の匂いが漂っていた。体にぶつかる風が冷たくなったような気もする。
店先で空を眺めていると、ごちそうさまでした、と外にまで耀太の声が聞こえた。
次の瞬間には格子戸を開けてばたばたと出てきた耀太は、店の前に立つ実光を見つけると顔を綻ばせた。
「なんだ。待っていてくれたんだ」
耀太を振り返った実光は、
「空を見ていただけだ」
と、不機嫌そうにそれだけ答えた。
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