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3,通じあう想い
3-9
しおりを挟むロワールは、ソラと体を密着させたままだった。
「はぁ、はぁ……、ソラ……」
顔を上げたロワールは、ソラと目が合うなり、唇を重ねる。
「ペニスが全然萎えない……、僕には、ソラがまだまだ足りないよ……っ」
そのことには、ゆっくりと呼吸を整えていたソラも気づいていた。
「動いていい……?」
「あっ!」
ソラが返事をする前に、ロワールは再び腰を動かし始めた。
「ソラのなか、ソラのジュースと僕の精液が混ざり合ってぐちゃぐちゃだ……、聞こえる……?」
ロワールが腰を上下させるたびに、ソラのなかで掻き回された粘着質な水音が響く。
「あぁっ、ああ……っ!」
ソラの菊門にまで溢れ出したそれらが伝って、シーツに染みをつくった。
ロワールの興奮した吐息と、内側で感じさせられる熱とが、ソラの思考をどんどん溶かしていく。
「もっとなかに出すからね……、ソラのことが、好きで好きでたまらない……っ!」
「あんっ! ロワール、すごい……っ!」
達したばかりのソラの肉体に、ロワールは容赦なく自身の愛をぶつけた。
「ああんっ! あっ! ぁあっ!」
「ソラとだから、繋がることがこんなに気持ちいいんだね……っ!」
「ロワール……、ぁあっ、ああっ、あんっ!」
膣内を掘られ、擦られ、脳まで甘い痺れに支配されたソラは、なにも考えられなくなりそうだった。
ただ、ロワールからの熱烈な愛情表現を受け止めることは、幸福だった。
「ソラがこんなに可愛く感じている顔を見られるのは、僕だけだよ……っ! あっ、あ! ……ソラ、出るっ、また出る、ソラのなかに……っ!」
ロワールの激しさを物語るように、ソラのなかからはぐちゅぐちゅと掻き乱す音が響いた。
「ぁあっ! あっ! ああっ……!!」
すでに精液で満たされていた膣の奥へと、ロワールは再びたくさんの精液を注ぎ込んだ。
「あぁ……、すごく出る……っ、まだ出ている……っ」
ソラはというと、腰がぴくりと痙攣を起こし、しばらくは起き上がれなかった。
ロワールがペニスを抜くと、ソラの膣からは大量の精液が溢れ出した。
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