67 / 144
伍の怪【シムルグの雛鳥】
エピローグ「シムルグの雛鳥」
しおりを挟む
それから十日間、抜け殻のようになった彼女は学校にも行かず閉じこもっていた。
( 必要だからってわざわざ自傷しないでぼくを出しっぱなしにしていればいいじゃないか。ぼくと対峙したときの不気味なくらいの我慢強さはどこにいったの? おかしいよ、きみ )
「…… そうかも」
前と同じように声の抑揚を消し、表情も消してしまえば楽なのだといろはは知っていたが、どうにもそんな気分にならずに彼女はただ桜子と会話することでせっかく見つけた自分を見失わないようにしていた。
( その調子で自分を見失ってくれたらカラダの主導権を奪うのが簡単になって、ぼくには大変都合がいいんだけどね? )
「……」
( あーあ、こりゃだめだ )
桜子の呆れ返る声にも反応を返さず、いろははベッドに沈む。
この厄介者に施設の人間も随分と手を焼いているようだった。
「いろはさん、いろはさん返事をしてちょうだい」
とんとん、と彼女の部屋のドアがノックされる。
呼んでいるのはどうやら施設の職員のようだった。
( ほらほらヒキニートしてないで行ってきなよ、いろは )
「んぅぅ…… ん」
いろはは怠そうに起き上がり、しっかりとヘアバンドに羽根がついていることを確認するとコンパクトミラーをポケットに入れ、ドアを開けた。
「良かった、あなたに会ってみたい人がいるそうだから身だしなみを整えて応接室に来てちょうだいね」
職員はそう言うと、すぐに忙しそうに去って行った。
向かう先をいろはが見れば、積木を踏んづけて泣いている子供がいる。そのフォローに向かったようだった。
「身だしなみ……」
髪は先程整えたばかりだし、今朝方風呂に入ったばかりだったいろははしっかりした服装というものがよく分からず、とりあえず予備の制服に着替えて行くことにしたようだ。
五分もかからずに準備を終えて部屋から出る。
( 面会? それとも引き取りかな? )
「さあ」
( ぼくはお邪魔だろうから戻っておくよ )
「分かった」
素っ気なく返事をしながらコンパクトミラーについた血を拭う彼女に、いくつか悪態をつきながら桜子はその中へと戻って行った。
( わたしを引き取る物好きな親戚なんて、いないはずだけど )
少しだけ荒れた心境で彼女が応接室を訪ねると、そそくさと孤児院長が中へ入るようにと勧める。高校生になった彼女はもうじきお金が貯まり次第一人暮らしをする予定だったのだ。
少し早めに厄介払いできそうで嬉しいのだろうと当たりをつけ、いろはがその部屋の扉を開いた。
「やあ、待たせたね」
彼女が息を飲む音がした。
きゅっと唇が引き結ばれ、そして思い出したようにパチパチと瞬きをする。加えて顔をごしごしと拭い、その光景が夢かなにかだと思ったのか頬をつねった。
「その反応は酷いな…… これは現実だよ」
「………… 先生?」
彼女がか細い声で確認すれば、彼―― ナヴィドは笑顔で頷いた。
学校で見ていたときとは違い、今はきっちりとしたスーツを身に纏っている。テーブルの上の書類にはいろはのものが大半で、更にその中に養子縁組の書類が混じっていることを彼女は視認した。
「いったい…… どういう……」
「いろいろと準備があってね…… ところでいろはちゃん、キミの気持ちはあのときと変わりないかい?」
ナヴィドは優しく問う。
混乱しているいろはに性急な問答は少々酷だったが、彼女はしっかりと答えた。
「ええ…… わたしには、ほとんどなにもありませんから」
「キミがここで生きづらいと言うのなら、私は〝 手助け 〟をしてあげることもできるんだ。どうするかい?」
「ヒーローは…… そんなことまでしないんでしょう?」
震えた声で絞り出した言葉は、彼の差し出した手を拒絶しているような言葉だった。それに彼は機嫌を損ねるでもなく、続ける。
「するさ、だって私は手助け屋なんだから。言っただろう? キミのお願いなら羽毛布団でも、なんでも用意してみせる」
「人間は足手纏いじゃ、ないんですか?」
ゆっくりと彼女が受け入れられるように、ナヴィドは必要な答えを全て用意していた。
「キミはヒーロー助手になるのさ。こんな機会、滅多にないと思うよ? なにかと人間の助手がいたほうがやりやすいしね」
「…… いいん、ですか?」
俯いたままいろはが言う。
「おっと、そうだね。子供の方から言わせるのは酷だ」
ナヴィドはそのまま応接室のソファから立ち上がり、いろはの前に立つ。そして涙を堪えている彼女の頭にふわりと手を乗せ、微笑んだ。
「いろはちゃん、私の娘になる気はないかい?」
とうとう決壊した涙腺をどうすることもできずに彼女は彼に抱きついた。
「…… は、い」
普通の子供のように声を震わす彼女を、彼はそっと抱きしめ返してその背をさする。
「私の本当の名前はシムルグ。鳥の王さ…… キミを、私の義理の娘として迎え入れよう」
「はい、はいっ……」
こうして、遠くから人間を見守っていた鳥の王は一歩踏み出し……
「あの……先生」
「なんだい?」
「先生の、長い長い生の……100年もいかない短い時間を、わたしがひとりじめしても……いいですか?」
「いいよ」
少女は、ついに想いを告げた。
―― 鳥さん、怪我をしてる。あなたひとりぼっちなんだね。
―― ありがとう、私の眷属を救ってくれて。君の名前は?
―― わたしは、いろは。
―― そうか、いろは。ありがとう。それではその子は返してもらうよ。
( 君が自分の生徒になったとき、とてもびっくりしたんだよね )
それからの日常はあっという間だった。
高校卒業と共にナヴィドの元で暮らすことが決まった彼女は、以前と変わりなく過ごしている。一年後、ナヴィドの元で暮らすことを楽しみにしながら。
そして時折、彼の住んでいるマンションに押しかけては長い時間入り浸り、帰っていくのだ。
「先生、絵が入賞したよ」
「この前のやつだね。良かった」
「はい」
金の額に飾られた絵には、描きかけだった大小の黄色い鳥が空を飛び回る姿が描かれていた。
( 必要だからってわざわざ自傷しないでぼくを出しっぱなしにしていればいいじゃないか。ぼくと対峙したときの不気味なくらいの我慢強さはどこにいったの? おかしいよ、きみ )
「…… そうかも」
前と同じように声の抑揚を消し、表情も消してしまえば楽なのだといろはは知っていたが、どうにもそんな気分にならずに彼女はただ桜子と会話することでせっかく見つけた自分を見失わないようにしていた。
( その調子で自分を見失ってくれたらカラダの主導権を奪うのが簡単になって、ぼくには大変都合がいいんだけどね? )
「……」
( あーあ、こりゃだめだ )
桜子の呆れ返る声にも反応を返さず、いろははベッドに沈む。
この厄介者に施設の人間も随分と手を焼いているようだった。
「いろはさん、いろはさん返事をしてちょうだい」
とんとん、と彼女の部屋のドアがノックされる。
呼んでいるのはどうやら施設の職員のようだった。
( ほらほらヒキニートしてないで行ってきなよ、いろは )
「んぅぅ…… ん」
いろはは怠そうに起き上がり、しっかりとヘアバンドに羽根がついていることを確認するとコンパクトミラーをポケットに入れ、ドアを開けた。
「良かった、あなたに会ってみたい人がいるそうだから身だしなみを整えて応接室に来てちょうだいね」
職員はそう言うと、すぐに忙しそうに去って行った。
向かう先をいろはが見れば、積木を踏んづけて泣いている子供がいる。そのフォローに向かったようだった。
「身だしなみ……」
髪は先程整えたばかりだし、今朝方風呂に入ったばかりだったいろははしっかりした服装というものがよく分からず、とりあえず予備の制服に着替えて行くことにしたようだ。
五分もかからずに準備を終えて部屋から出る。
( 面会? それとも引き取りかな? )
「さあ」
( ぼくはお邪魔だろうから戻っておくよ )
「分かった」
素っ気なく返事をしながらコンパクトミラーについた血を拭う彼女に、いくつか悪態をつきながら桜子はその中へと戻って行った。
( わたしを引き取る物好きな親戚なんて、いないはずだけど )
少しだけ荒れた心境で彼女が応接室を訪ねると、そそくさと孤児院長が中へ入るようにと勧める。高校生になった彼女はもうじきお金が貯まり次第一人暮らしをする予定だったのだ。
少し早めに厄介払いできそうで嬉しいのだろうと当たりをつけ、いろはがその部屋の扉を開いた。
「やあ、待たせたね」
彼女が息を飲む音がした。
きゅっと唇が引き結ばれ、そして思い出したようにパチパチと瞬きをする。加えて顔をごしごしと拭い、その光景が夢かなにかだと思ったのか頬をつねった。
「その反応は酷いな…… これは現実だよ」
「………… 先生?」
彼女がか細い声で確認すれば、彼―― ナヴィドは笑顔で頷いた。
学校で見ていたときとは違い、今はきっちりとしたスーツを身に纏っている。テーブルの上の書類にはいろはのものが大半で、更にその中に養子縁組の書類が混じっていることを彼女は視認した。
「いったい…… どういう……」
「いろいろと準備があってね…… ところでいろはちゃん、キミの気持ちはあのときと変わりないかい?」
ナヴィドは優しく問う。
混乱しているいろはに性急な問答は少々酷だったが、彼女はしっかりと答えた。
「ええ…… わたしには、ほとんどなにもありませんから」
「キミがここで生きづらいと言うのなら、私は〝 手助け 〟をしてあげることもできるんだ。どうするかい?」
「ヒーローは…… そんなことまでしないんでしょう?」
震えた声で絞り出した言葉は、彼の差し出した手を拒絶しているような言葉だった。それに彼は機嫌を損ねるでもなく、続ける。
「するさ、だって私は手助け屋なんだから。言っただろう? キミのお願いなら羽毛布団でも、なんでも用意してみせる」
「人間は足手纏いじゃ、ないんですか?」
ゆっくりと彼女が受け入れられるように、ナヴィドは必要な答えを全て用意していた。
「キミはヒーロー助手になるのさ。こんな機会、滅多にないと思うよ? なにかと人間の助手がいたほうがやりやすいしね」
「…… いいん、ですか?」
俯いたままいろはが言う。
「おっと、そうだね。子供の方から言わせるのは酷だ」
ナヴィドはそのまま応接室のソファから立ち上がり、いろはの前に立つ。そして涙を堪えている彼女の頭にふわりと手を乗せ、微笑んだ。
「いろはちゃん、私の娘になる気はないかい?」
とうとう決壊した涙腺をどうすることもできずに彼女は彼に抱きついた。
「…… は、い」
普通の子供のように声を震わす彼女を、彼はそっと抱きしめ返してその背をさする。
「私の本当の名前はシムルグ。鳥の王さ…… キミを、私の義理の娘として迎え入れよう」
「はい、はいっ……」
こうして、遠くから人間を見守っていた鳥の王は一歩踏み出し……
「あの……先生」
「なんだい?」
「先生の、長い長い生の……100年もいかない短い時間を、わたしがひとりじめしても……いいですか?」
「いいよ」
少女は、ついに想いを告げた。
―― 鳥さん、怪我をしてる。あなたひとりぼっちなんだね。
―― ありがとう、私の眷属を救ってくれて。君の名前は?
―― わたしは、いろは。
―― そうか、いろは。ありがとう。それではその子は返してもらうよ。
( 君が自分の生徒になったとき、とてもびっくりしたんだよね )
それからの日常はあっという間だった。
高校卒業と共にナヴィドの元で暮らすことが決まった彼女は、以前と変わりなく過ごしている。一年後、ナヴィドの元で暮らすことを楽しみにしながら。
そして時折、彼の住んでいるマンションに押しかけては長い時間入り浸り、帰っていくのだ。
「先生、絵が入賞したよ」
「この前のやつだね。良かった」
「はい」
金の額に飾られた絵には、描きかけだった大小の黄色い鳥が空を飛び回る姿が描かれていた。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
あなたの重すぎる愛は私が受け止めます
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のクリスティーヌは、ある日自分が、前世で大好きだった漫画のヒロインに転生している事に気が付く。
だが、彼女が転生したヒロインは、前世で大好きだった悪役令息、アルフレッドを死に追いやった大嫌いなキャラクターだったのだ。自分の顔を見るだけで、殺意が湧くほど憎らしい。
でも…
“私は前世で大好きだったアルフレッド様が心から愛した相手。という事は、これからは私が愛するアルフレッド様を全力で愛し抜けばいいのでは?
そうよ、私がアルフレッド様を幸せにすればいいのよ!
私を悪役ヒロイン、クリスティーヌに転生させてくれてありがとう!私、絶対にアルフレッド様を幸せにして見せるわ!“
そう心に誓ったクリスティーヌだったが、現実はそう甘くはなくて…
前世の記憶を取り戻したクリスティーヌが、アルフレッドからの重い愛を全力で受け入れつつ、彼を守るため奮闘するお話しです。
ご都合主義全開ですが、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
他サイトでも同時連載しています。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
華ノ道標-華罪捜査官-
山茶花
ファンタジー
この世界では人間の体の一部に【華墨】<かぼく>という花の形の印が生まれつき入っている。
一人につき華墨は2種まで入ることがあり、華墨の位置は人により異なる。
その花が示すものとは、その人間の属性、性格、特徴であるが、それが全てでは無い。
一般的には、血縁関係による遺伝・環境・大きな病気や怪我 によって花の種類が決まり、歳をとる過程で種類が変化することもある。
ただし変化しても体に元々あった最初の華墨が消える訳ではなく、そのまま薄く残り新しい華墨が同じ場所に表れる。
日本では華墨として体に表れる花は約100種類あり、その組み合わせも多種多様である。
例として、親の華墨が梅と桜であれば子も生まれつきは同じ色の梅か桜、又は両方になる。
このような生まれつきの華墨を【源華】<げんか>と呼ぶ。
故に、同じ源華が入っている者のルーツを辿ればどこかで交わっている可能性がある。
特殊遺伝では親子で花の色が異なったり、全く関連のしない花が入ることもある。
特殊遺伝の原因については明らかになっていない。
19XX年3月3日の日本。
生まれた梅乃の首には梅の華墨があった。
その4歳の誕生日に両親が姿を消した。
同じ年、世界中で特定の華墨が入った人間が消える事件が相次いだ。
そのような事件を【華罪】<かざい>という。
それから10年、14歳になる梅乃は両親の捜すため、新たな華罪を防ぐため、華罪専門の警察官である【華罪捜査官】になり、悪と闘う。
悪魔と委員長
GreenWings
キャラ文芸
毎朝教会に通う信心深い少女の前に現れた悪魔。
魂の輝きに目を付けられ契約を迫られる少女の身に事件は起こってしまう。
信仰と人情の間で葛藤の末、少女の決断は何を呼ぶのか。
前半でばら撒かれた疑問や伏線は後半に行くにしたがって回収されます。
二転三転するクライマックスにもご注目下さい。
この作品はフィクションです。実在する宗教、団体、書物とは一切関係ありません。また特定の宗教を非難したり攻撃したり曲解させる為のものでもありません。登場人物が宗教に対して意見を述べるシーンもありますがあくまで登場人物の意見です。
VTuberなんだけど百合営業することになった。
kattern
キャラ文芸
【あらすじ】
VTuber『川崎ばにら』は人気絶頂の配信者。
そんな彼女は金盾配信(登録者数100万人記念)で、まさかの凸待ち事故を起こしてしまう。
15分以上誰もやって来ないお通夜配信。
頼りになる先輩は炎上やらかして謹慎中。
同期は企業案件で駆けつけられない。
後悔と共に配信を閉じようとしていたばにら。
しかし、その時ついにDiscordに着信が入る。
はたして彼女のピンチに駆けつけたのは――。
「こんバニこんバニ~♪ DStars三期生の、『川崎ばにら』バニ~♪」
「ちょっ、人の挨拶パクらんでもろて!」
「でゅははは! どうも、DStars特待生でばにらちゃんの先輩の『青葉ずんだ』だよ!」
基本コラボNG&VTuber屈指の『圧』の使い手。
事務所で一番怖い先輩VTuber――『青葉ずんだ』だった。
配信事故からの奇跡のコラボが話題を呼び、同接は伸びまくりの、再生数は回りまくりの、スパチャは舞いまくり。
気が付けば大成功のうちに『川崎ばにら』は金盾配信を終えた。
はずだったのだが――。
「青葉ずんだ、川崎ばにら。君たちにはこれからしばらくふたりで活動してもらう。つまり――『百合営業』をして欲しい」
翌日、社長室に呼ばれた二人は急遽百合営業を命じられるのだった。
はたしてちぐはぐな二人の「百合営業」はうまくいくのか?
【登場人物】
川崎ばにら : 主人公。三期生。トップVTuber。ゲーム配信が得意。コミュ障気味。
青葉ずんだ : ヒロイン。特待生。和ロリほんわか娘のガワで中身は「氷の女王」。
網走ゆき : 零期生。主人公&ヒロイン共通の友人。よく炎上する。
生駒すず : 一期生。現役JKの実力派VTuber。
羽曳野あひる: 二期生。行動力の化身。ツッコミが得意。
秋田ぽめら : 特待生。グループのママ。既婚者。
津軽りんご : 特待生。ヒロインの親友。現在長期休業中。
八丈島うみ : 三期生。コミュ力お化けなセンシティブお姉たん。
出雲うさぎ : 三期生。現役女子大生の妹系キャラ。
石清水しのぎ: 三期生。あまあまふわふわお姉さん。どんとこい太郎。
五十鈴えるふ: 三期生。真面目で三期生の調整役。癒し枠。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる