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第7話 SIDE:教会の職員室
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入学試験が終わってから、数日経ったある日。
教会附属聖女養成学園の職員室では……ちょっとした騒ぎが起きていた。
「何だ、このふざけた採点結果は!」
採点結果のダブルチェックをしていた教頭が、一人の受験生の採点結果を片手にそう声を荒らげた。
「実技試験が40点満点中300点だと? これを採点した奴は懲戒免職にでもなりてえのか!」
40点満点中300点。
教頭が口にした、聞き捨てならない点数のつけ方に……全職員の作業の手が止まった。
そうしてできた、ペンが走る音一つしない静寂の中。
一人の試験担当者が、おもむろにこう語りだした。
「イナビル=ラピアクタという受験生の採点結果なら、それで間違いありません。あの者は……補助魔道具すら使わず、小動物の外傷を全て消し去りました」
「全て……だと? それも……受験生が、補助魔道具も使わずに?」
試験担当者の発言に、教頭は眉をひそめた。
それもそのはず。
この者の言うことが本当なら……その受験生はすでに、卒業間近の生徒と同等の実力を持っていることになるからだ。
これまで何人も、「神童」と呼ばれるような学生が入学してきたことはあったが……それでも、そのレベルの才能の持ち主は前例が無い。
だが……これだけでも十分、驚愕に値する内容にもかかわらず。
その試験担当者は、続けて更にとんでもない事実を言い放った。
「それだけではありません。その後彼女は、私が聞いたこともないような魔法を使ったのですが……実は彼女が治癒した小動物は、出血を再発していないのです。これはあくまで憶測ですが……おそらく彼女は、『不治の出血熱』を完治させたのかと」
試験担当者がそう言い切ると、職員一同がザワついた。
「『不治の出血熱』を完治!? そんなの受験生……いや、この世の誰にも不可能なはずが……」
「不治の出血熱」とはもちろん、イナビルがターゲット指定破壊したREVDによる感染症のこと。
根治療法が無く、毎日回復魔法で出血の応急処置を行うしか生き永らえさせる方法がない、恐ろしい病だ。
ただ、この症は齧歯類同士でしか感染しないため、人間にとっては全くの無害であることもまた事実だ。
そのため「不治の出血熱」に感染した小動物は、聖女見習いの訓練に使われることが多く、今回の試験でもそういった観点から治癒対象として採用されていた。
もちろん採点基準は「外傷が治せれば上出来」であり、根本的に完治させてしまうなど全くもって想定されていない。
それを完治させたとなると……それはもはや神童とかいう次元の話ではなく、まさしく世紀の大発見ということになるのだ。
「300点というのは、私の主観ですが。少なくとも……全科目の満点を大幅に超えた点数をつけたのは、妥当だとは思いませんか?」
そして試験担当者は、自分の採点基準について、そう熱弁した。
職員の大半は、あまりにも話が大ごと過ぎて、賛成とも反対とも言えずただ頭が真っ白になったままでいる。
よもや教頭までもが、思考を放棄して確認印に手を伸ばしかけた。
だが、その時……冷静さを保った数少ない職員の一人が、こんな異論を唱えた。
「その話が本当なら、300点どころか1000点だってあげても良いでしょう。ですが……流石にこれは、あまりにも非現実的な話じゃありませんか? 私はむしろ、試験監督が幻影魔法をかけられたという方が、まだ納得できるように思えます。まあ、それはそれでとんでもない才能の持ち主ということになりますが……今回の件を聖女の能力として評価するのは、考え直した方が良いかと」
その発言は……職員室の空気を、再度一変させた。
試験担当者の証言よりはまだ相対的に現実味のある説に、半数近くの職員が説得力を感じてしまったのだ。
「そ、そんなはずは……」
そしてその発言は……イナビルの試験を直接担当した者さえも狼狽えさせた。
だが、そんな不穏な空気が流れる中。
職員室に、一人の女性が入ってきたかと思うと……その女性がきっぱりと、こう言い切った。
「その受験生は、首席合格としなさい」
「「「テレサ理事長!」」」
そう、この女性こそがこの学園の理事長にして——イナビルが王都に来る道中で助けた、テレサという女性だった。
「私は出張の帰りに、狂乱のラバースライムに襲われました。護衛に雇った冒険者は必死に私を護ろうとしてくれましたが……冒険者と魔物の間には、どうしようもない力の差があり、私たちは絶対絶命でした。そんな時……一人の少女が偶然やってきて、狂乱のラバースライム退治に乗り出してくれました」
理事長テレサは、王都に戻ってくる際の出来事を、時系列を追って話しだした。
「彼女は私が聞いたことも無い回復魔法の使い方で火炎放射を放ち、狂乱のラバースライムを焼き尽くしました。知っての通り、狂乱のラバースライムは炎で討伐すると有毒ガスを放ちます。私もそのガスを吸い、一瞬気分が悪くなりましたが……そんな時、彼女はエリアヒールを発動しました。炎使いが聖女だなんて半信半疑でしたが、彼女のエリアヒールで体調が治った私は、彼女が本当に聖女だと確信するに至りました」
理事長の重みのある一言一言に、職員一同が真剣に聞き入る。
そんな中……理事長は更に、こう続けた。
「彼女は、『公認の聖女になるため、これから教会の入学試験を受けに行く』と話していました。小動物の不治の病を完治させたのは、おそらく同一人物でしょう。だとしたら、彼女を不合格にするなど以ての外。我々はぜひとも彼女を首席として迎え入れ……そして彼女から、学べるだけのことを学びつくさなければならないのです」
理事長の力強い演説に……一瞬の静寂の後、職員室全体で自然と拍手が巻き起こった。
「では……理事長。この採点結果は、訂正なくそのまま受理いたしますが、よろしいでしょうか」
「もちろん」
こうして、イナビルの首席合格が決定し……そして程なくして、全受験者の採点も終わったのだった。
教会附属聖女養成学園の職員室では……ちょっとした騒ぎが起きていた。
「何だ、このふざけた採点結果は!」
採点結果のダブルチェックをしていた教頭が、一人の受験生の採点結果を片手にそう声を荒らげた。
「実技試験が40点満点中300点だと? これを採点した奴は懲戒免職にでもなりてえのか!」
40点満点中300点。
教頭が口にした、聞き捨てならない点数のつけ方に……全職員の作業の手が止まった。
そうしてできた、ペンが走る音一つしない静寂の中。
一人の試験担当者が、おもむろにこう語りだした。
「イナビル=ラピアクタという受験生の採点結果なら、それで間違いありません。あの者は……補助魔道具すら使わず、小動物の外傷を全て消し去りました」
「全て……だと? それも……受験生が、補助魔道具も使わずに?」
試験担当者の発言に、教頭は眉をひそめた。
それもそのはず。
この者の言うことが本当なら……その受験生はすでに、卒業間近の生徒と同等の実力を持っていることになるからだ。
これまで何人も、「神童」と呼ばれるような学生が入学してきたことはあったが……それでも、そのレベルの才能の持ち主は前例が無い。
だが……これだけでも十分、驚愕に値する内容にもかかわらず。
その試験担当者は、続けて更にとんでもない事実を言い放った。
「それだけではありません。その後彼女は、私が聞いたこともないような魔法を使ったのですが……実は彼女が治癒した小動物は、出血を再発していないのです。これはあくまで憶測ですが……おそらく彼女は、『不治の出血熱』を完治させたのかと」
試験担当者がそう言い切ると、職員一同がザワついた。
「『不治の出血熱』を完治!? そんなの受験生……いや、この世の誰にも不可能なはずが……」
「不治の出血熱」とはもちろん、イナビルがターゲット指定破壊したREVDによる感染症のこと。
根治療法が無く、毎日回復魔法で出血の応急処置を行うしか生き永らえさせる方法がない、恐ろしい病だ。
ただ、この症は齧歯類同士でしか感染しないため、人間にとっては全くの無害であることもまた事実だ。
そのため「不治の出血熱」に感染した小動物は、聖女見習いの訓練に使われることが多く、今回の試験でもそういった観点から治癒対象として採用されていた。
もちろん採点基準は「外傷が治せれば上出来」であり、根本的に完治させてしまうなど全くもって想定されていない。
それを完治させたとなると……それはもはや神童とかいう次元の話ではなく、まさしく世紀の大発見ということになるのだ。
「300点というのは、私の主観ですが。少なくとも……全科目の満点を大幅に超えた点数をつけたのは、妥当だとは思いませんか?」
そして試験担当者は、自分の採点基準について、そう熱弁した。
職員の大半は、あまりにも話が大ごと過ぎて、賛成とも反対とも言えずただ頭が真っ白になったままでいる。
よもや教頭までもが、思考を放棄して確認印に手を伸ばしかけた。
だが、その時……冷静さを保った数少ない職員の一人が、こんな異論を唱えた。
「その話が本当なら、300点どころか1000点だってあげても良いでしょう。ですが……流石にこれは、あまりにも非現実的な話じゃありませんか? 私はむしろ、試験監督が幻影魔法をかけられたという方が、まだ納得できるように思えます。まあ、それはそれでとんでもない才能の持ち主ということになりますが……今回の件を聖女の能力として評価するのは、考え直した方が良いかと」
その発言は……職員室の空気を、再度一変させた。
試験担当者の証言よりはまだ相対的に現実味のある説に、半数近くの職員が説得力を感じてしまったのだ。
「そ、そんなはずは……」
そしてその発言は……イナビルの試験を直接担当した者さえも狼狽えさせた。
だが、そんな不穏な空気が流れる中。
職員室に、一人の女性が入ってきたかと思うと……その女性がきっぱりと、こう言い切った。
「その受験生は、首席合格としなさい」
「「「テレサ理事長!」」」
そう、この女性こそがこの学園の理事長にして——イナビルが王都に来る道中で助けた、テレサという女性だった。
「私は出張の帰りに、狂乱のラバースライムに襲われました。護衛に雇った冒険者は必死に私を護ろうとしてくれましたが……冒険者と魔物の間には、どうしようもない力の差があり、私たちは絶対絶命でした。そんな時……一人の少女が偶然やってきて、狂乱のラバースライム退治に乗り出してくれました」
理事長テレサは、王都に戻ってくる際の出来事を、時系列を追って話しだした。
「彼女は私が聞いたことも無い回復魔法の使い方で火炎放射を放ち、狂乱のラバースライムを焼き尽くしました。知っての通り、狂乱のラバースライムは炎で討伐すると有毒ガスを放ちます。私もそのガスを吸い、一瞬気分が悪くなりましたが……そんな時、彼女はエリアヒールを発動しました。炎使いが聖女だなんて半信半疑でしたが、彼女のエリアヒールで体調が治った私は、彼女が本当に聖女だと確信するに至りました」
理事長の重みのある一言一言に、職員一同が真剣に聞き入る。
そんな中……理事長は更に、こう続けた。
「彼女は、『公認の聖女になるため、これから教会の入学試験を受けに行く』と話していました。小動物の不治の病を完治させたのは、おそらく同一人物でしょう。だとしたら、彼女を不合格にするなど以ての外。我々はぜひとも彼女を首席として迎え入れ……そして彼女から、学べるだけのことを学びつくさなければならないのです」
理事長の力強い演説に……一瞬の静寂の後、職員室全体で自然と拍手が巻き起こった。
「では……理事長。この採点結果は、訂正なくそのまま受理いたしますが、よろしいでしょうか」
「もちろん」
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