上 下
2 / 22
現状報告と今後の課題を考える

R5年6月現在 今後の方針について考える 

しおりを挟む

最近、野々さくらは悩んでいる。それは執筆意欲が全く湧かない事だ。

少し休んだら未完作品を書こうと決めており、そろそろ読み直しから始めようとするのだが全くやる気にならないのだ。


これはいわゆる「燃え尽き症候群」というものだろうか?

1月からずっと投稿しており、毎日執筆や投稿の事を考え過ぎて疲れてしまったのか?


もしかしてそれならヤバい。残りの人生どうやって生きていけば良いんだ?


それぐらい執筆狂な野々さくらだったが、書けなくなった!

こうなるのは、恋愛大賞で他作品との差に落ち込んだ二月以降……。あの時は実力不足に悩み、今回はそれに加え燃え尽き症候群になっている。


その為、今後の目標や方針を上げ、モチベーションアップを図ろうと思う。



目標
「書籍化」を目指したい!


底辺筆者が何か言ってます……。いや、本気です!

そう思うのは理由があり、2作品を完結させた時に書籍化申請に必要な1500ポイントを越したからだ。完結ブーストを使えば大体は1500ポイントを越すと結論付けた。
不人気作の「天使がくれた259日の時間」ですら最高1900ポイントいっている。

今回は大賞に応募中だった為、申請は出来なかったが1500ポイントを越す可能性があるなら大賞だけを考えず別の視野も必要だと感じた。

つまり大賞には参加せず、キャラ文芸大賞やライト文芸大賞を外したタイミングで投稿、1500ポイント越したら書籍化申請をする。そうゆうやり方だ。

大賞参加理由は1500ポイントなんて取れないから、大賞に参加して作品を見てもらうのが目標だった。でも書籍化申請条件に立てるなら無理な大賞で戦う必要はない。

しかし書籍化申請は簡単には出来るが、書籍化は狭き門だと聞いている。まあ、当然だろう。本を会社から出版してもらうのだから。

しかし今後、大賞に縛られる必要はないだろう。この先どのように書籍化を目指すかについて考える必要がある。


しかしここで注意点が3つある!それを書いていきたい。


①「ほっこり・じんわり大賞」を狙うなら投稿時期に注意せよ!
②書籍化申請は1500以上になっている時だけ!完結時期を見極めよ!
③大賞にエントリー中は書籍化申請出来ない。不人気ジャンルは無理に争わず単体で見てもらった方が良いかもしれない。


①「ほっこり・じんわり大賞」を狙うなら投稿時期に注意せよ!
7月に「ほっこり、じんわり大賞」が開催される。今度、ダメ元で「天使がくれた259日の時間」をエントリーしようと思っている。


6月末にライト文芸大賞の結果発表され、「ほっこり、じんわり大賞」の申し込み期限は6月末、ギリギリ間に合うのだ。
しかし、ここで注意点!
応募条件が、今年3月以降の投稿作品のみとなっている。つまりそれ以前の投稿作品は応募出来ない。
数年前からの開催概要を読んでも、開催年の3月か4月以降投稿作品のみとなっているため、チャンスは一度だけなのだろう。



だから、「ほっこり、じんわり大賞」に該当する作品は4月以降にした方が無難かもしれない。(来年もそうとは限らない)

よって投稿は慎重になった方が良いかもしれない。



②書籍化申請は1500以上になっている時だけ!完結時期を見極めよ!
人気作家さんなら常に1500以上はあるのかもしれないが、野々さくらみたいな底辺筆者は完結した時しか1500ポイントなんて得る事は出来ない。
そして今回はライト文芸大賞にエントリー中だった為、書籍化申請は出来なかった。
一応、大賞にエントリーしている為作品は見てもらえるかもしれないが、順位は150位で終わった。過去のライト文芸大賞の受賞作品を見ると100位以内が殆どだった。
それを踏まえて野々さくらは今回期待はしないと決めている。
(しかも最終日は最終投票が行われる事が多く順位が変わりやすい。現に「偽装不倫」は最終日1147位だったが、結果発表で1156位と9位下がっていた。だから今回は5位ぐらい下がる心づもりはしている。)
そこで③の考えに行き着く。


③大賞にエントリー中は書籍化申請出来ない。不人気ジャンルは無理に争わず単体で見てもらった方が良いかもしれない。

上記で書いた通り、過去の受賞作品は50位以内が多く、ほぼ100位以内で選考されている。
勿論話が良いのだろう。野々さくらは勉強の為に読み引き込まれてしまった。
上位作品が選ばれるのは至極当たり前の事。だって、人気投票なのだから。そこに異論はない。
だから不人気作品はそれ単体で見てもらった方が良いのかもしれない。
ただ、商売なのだから当然マーケティングはするだろう。ポイント、お気に入りがある程度はないと商品にしても売れないと分かり切っている。だから結局、ポイントやお気に入りを得ないといくら作品に自信があってもだめだろう……。
(自信があるとは言ってない)
そう思うと、結局一緒じゃない?そう考えてもいる。


そんな感じに、書籍化を念頭におくならこれからは色々な方法を模索した方が良い。それも踏まえて、今後の方針を考えていきたい。



書籍化に向けた執筆目標

①ライト文芸を書いて来年の大賞や書籍化申請を目指してみる
②エブリスタのコミック原作大賞への応募作品を書く




書きたい物を書く

①キャラ文芸「天使がくれた時間」の完結に向けて執筆する
②執筆向上の為、エッセイを書く
③偽装不倫番外編を書く
④以前より書きたいと思っていたダークファンタジーの執筆を考える





書籍化に向けた執筆目標

①ライト文芸を書いて来年の大賞や書籍化申請を目指してみる
今後はライト文芸を中心に書いていきたいと思っている。
書きたい作品構成は3つほどある。


②エブリスタのコミック原作大賞への応募作品を書く
実は「偽装不倫」はエブリスタの大賞に応募している。(おそらく一次通らず落選……)
そこで、コミック原作を目指して応募していく。

1.セックスレスをテーマにした話
「あなたがしてくれなくても」みたいなレスの話を書いてみたい。レスよりは夫婦のすれ違いをメインにしたい。
偽装不倫も暗にレスを匂わしていたし、子作りプレッシャーで上手くいかない理由のすれ違い展開をメインに書いてみたい。

三角関係、四角関係はあるも不倫はしない展開を書いてみたい。


2.不倫ものを書いてみたい
昼顔を久しぶりに見て書きたくなった。ただ、正当化は出来ない行為。ドロドロが書けない野々さくらには難しいだろう。





書きたい物を書く

①キャラ文芸「天使がくれた時間」の完結に向けて執筆する

これは絶対したい。文字数やジャンルから書籍化は狙えないが、一人でも読んで下されば良いから完結させたい。
しかも、今気付いたのだが最終日に185位だったのが結果発表では143位になっていた。大賞ポイントも1000以上だった。
気付いていなかったけど、恐らく最終日に誰か投票してくれた?
気付かなくてごめんなさいー!ありがとうございます!
……完結させなければ……。



②執筆向上の為、エッセイを書く
今やってる。執筆中に気付きが多かった為、順番にまとめていきたい。
一作作るのに二ヶ月はかかる。時間を無駄にしない為にも分析、執筆向上は大事。


③偽装不倫番外編を書く
二人の主人公の偽装不倫を書く。既に構想は練っており、短編のラブコメとして書きたい。


④いずれ投稿したいダークファンタジーを書く
3作の投稿経験を活かし、読まれる作品を書いていきたい。今まで書いていたのは1話で読まれなくなるだろう。
もう一度プロットを練り直し、あの物語の売りについてしっかり考えたい。
ただ書籍化は絶対無理だし、投稿しても読まれない可能性が高い。独特の世界観があり、設定が盛り込まれている。書くには相当の時間と根気、技術がいる。
それなのに書籍化狙い出来ず、読んでもらえるかも分からない状況。
書籍化を狙うなら書いている場合ではない。ただ書籍化の夢は、叶わないとも気付いている。
それなら好きな話書けば?っと自分に言いたい所もある。




次に底辺筆者の憂鬱を書きたい

もしかしたら、これから書けなくなるかもしれないと不安になっている。だから原因をしっかり分析し、自身の考えを見つめ直したい。

①無理して執筆したから
②上位作品との圧倒的な差に気付いたから
③自分の実力不足に気付いてしまったから



①無理して執筆したから
無理に執筆すると執筆寿命を縮めると聞いていた。しかし、その意味が分かっていなかった。
野々さくらは投稿を始める前に2年ほど一人で書いていた。当然、誰に見せる訳でも期間もなく、自由に書いていた。書きたくない日は当然書かなかった。
しかし投稿作品は違う。大賞に出しているのは尚更だ。だから気分じゃなくても毎日書いていた。それが執筆寿命を縮める結果となってしまったのかもしれない。


②上位作品との圧倒的な差に気付いたから
最近、上位作品や大賞を受賞した作品を読んでいた。やはり質が違う。面白い。どんどん読みたくなった。「読ませる」とはこの事を言うのだと知った。
読み終わり、これは賞に選ばれたり上位にいくのも当然だと納得した。


③自分の実力不足に気付いてしまったから
それに比べて自分は……っと落ち込んでいる。読まれないのは仕方がないのだと、他作品との圧倒的な違いに気付いてしまった。



上位作者さんと底辺筆者の違いは何なのだろうか?最後にこの分析をしたい。


①ジャンルを取り入れて面白く書いている。
②読者を惹きつける
③コメントを読み読者の反応を見ている。



①ジャンルを取り入れて面白く書いている
やはり人気作品は「読者の読みたいもの」をしっかり捉えている。
恋愛なら「異世界恋愛」「現実恋愛は大人の恋」。
ライト文芸なら「青春」「恋愛」「高校生」。
読みたいものを、しっかり出している。


②読者を惹きつける
「続きを読ませたい」と思わせてくれる。そして終わった後、読後感がある。読んだ事を後悔させない。
特に「どんでん返し」「謎が解明されていく」←これはミステリーの意味ではなく、物語で読者が不思議に思っていた事を最後に教えてくれる意味
展開に読んでてワクワクする。


③コメントを読み読者の反応を見ている。
やはり上位作品はコメント欄を開いているのが多いと感じる。そこで読者の反応を見ているのだろう。そこから良い作品を作っている。

しかし、野々さくらは豆腐メンタル……。だからコメントも閉じてある。何か言われたら執筆止めてしまうだろうから。

でもそれは、成長の機会を逃しているとも感じている。「ここが冗長」「この展開はつまらない」「この説明は意味が分からない」などの意見をもらい成長したいのだが、怖くてコメントを開けないのだ。

これが上位作者さん達との違いの一つかもしれない。



もっとあるだろうが、とりあえずここまで。

書きたいから書くのか?読まれたいから書くのか?執筆をする上での課題なのだろうと思う。









しおりを挟む

処理中です...