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ラブレター
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下駄箱にこんな手紙が入っていた。
「あなたのことが好きです。
話したことはないけれど、優しそうな雰囲気、明るい笑顔をいつも遠くで見ていました。
あなたの声が好きです。
あなたの容姿が好きです。
あなたの笑顔が好きです。
付き合って下さい。
今日の放課後、体育館裏で待ってます。
返事聞かせて下さい。」
それは激しく情熱的な手紙だった。
正直、情熱的過ぎて引いてしまうくらいだったが、そこは男子高校生。
好きと言われれば気にもなってしまう。
からかわれているのではと思いもしたが、どんな子か気になり放課後に行ってみることにした。
放課後になり、速攻で体育館裏に向かう。
体育館裏、そこはひと気がなくひっそりとしている。
「早く来すぎたかな...。」
「あの!。」
後ろから声をかけられた。
振り向くとそこには女子生徒が一人。
見たことない子...。
いや、何か違和感を感じる。
そう、その顔はよく知っている顔だった。
自分自身の顔だ。
顔は自分。背は同じくらい。
しかし髪が長いのと、胸が膨らんでいる。
まるで自分自身を女にしたような感じだ。
私は一目散に逃げ出した。
「返事聞かせてよ!!。」
自分の女バージョンが叫んでいる。
私はラブレターを破り捨て、校舎を後にした。
「あなたのことが好きです。
話したことはないけれど、優しそうな雰囲気、明るい笑顔をいつも遠くで見ていました。
あなたの声が好きです。
あなたの容姿が好きです。
あなたの笑顔が好きです。
付き合って下さい。
今日の放課後、体育館裏で待ってます。
返事聞かせて下さい。」
それは激しく情熱的な手紙だった。
正直、情熱的過ぎて引いてしまうくらいだったが、そこは男子高校生。
好きと言われれば気にもなってしまう。
からかわれているのではと思いもしたが、どんな子か気になり放課後に行ってみることにした。
放課後になり、速攻で体育館裏に向かう。
体育館裏、そこはひと気がなくひっそりとしている。
「早く来すぎたかな...。」
「あの!。」
後ろから声をかけられた。
振り向くとそこには女子生徒が一人。
見たことない子...。
いや、何か違和感を感じる。
そう、その顔はよく知っている顔だった。
自分自身の顔だ。
顔は自分。背は同じくらい。
しかし髪が長いのと、胸が膨らんでいる。
まるで自分自身を女にしたような感じだ。
私は一目散に逃げ出した。
「返事聞かせてよ!!。」
自分の女バージョンが叫んでいる。
私はラブレターを破り捨て、校舎を後にした。
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