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烏
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「カァー!カァー!。」
烏の鳴き声だ。
どうも最近、烏が多い。
私が住む家は、木造アパート2階の一番奥の部屋。
私の部屋の周りだけ、やたらと烏が近寄ってくる。
「ゴミを置いているわけでもないし、なんなんだろう。」
烏をよく観察して見ると、どうやら私の部屋に入って来ようとしているみたいだ。
興味本意から私は部屋のドアを開けっぱなしにし、烏を入れてみることにした。
「カァー!カァー!」大量のカラスが一度に入ってきた。
数にして15羽ほどだろうか。
その烏たちが、部屋の押し入れに向かって鳴いている。
私は押し入れを勢いよく開けた。
ドサ!
鈍い音とともに 腐敗した死体が出てきた。
悪臭が鼻を刺す。
「なんだ、これか。やっぱりゴミはちゃんと捨てなきゃダメだな。」
私は鳴きわめく烏を追い払って、腐敗した死体の解体作業に移るのだった。
烏の鳴き声だ。
どうも最近、烏が多い。
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私の部屋の周りだけ、やたらと烏が近寄ってくる。
「ゴミを置いているわけでもないし、なんなんだろう。」
烏をよく観察して見ると、どうやら私の部屋に入って来ようとしているみたいだ。
興味本意から私は部屋のドアを開けっぱなしにし、烏を入れてみることにした。
「カァー!カァー!」大量のカラスが一度に入ってきた。
数にして15羽ほどだろうか。
その烏たちが、部屋の押し入れに向かって鳴いている。
私は押し入れを勢いよく開けた。
ドサ!
鈍い音とともに 腐敗した死体が出てきた。
悪臭が鼻を刺す。
「なんだ、これか。やっぱりゴミはちゃんと捨てなきゃダメだな。」
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