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肉への祈り
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肉 それは神秘的なもの。
普段何気なく食べている肉は
動物の死体。
それはつまり 動物の命を身体に取り入れていると言うこと。
肉は崇められる存在。
神となる対象物。
私はそんな肉達に祈りを捧げることにした。
スーパーから買ってきた鶏肉を神棚に置く。
頭を下げて 身体を左右に揺らす。
グニャグニャと。
一心不乱に身体を揺らす。
その時間 約1時間。
肉への感謝。
その思いはやがて形になって現れる。
肉が赤黒く光だしたのだ。
神々しいまでの光。
私は思わず息を呑んだ。
手を合わせ祈る。
肉がぶるぶると震えだす。
あと一歩。
私は自分の手首を切り、血を肉に捧げる。
やがて肉は膨らみだす。
まるで膨らんだ風船のようだ。
肉は膨らむことを止めることなく、部屋を埋め尽くすまでの大きさになる。
バン!!
肉が弾けた。
当たり一面に肉片が飛ぶ。
祈りは届いた。
普段何気なく食べている肉は
動物の死体。
それはつまり 動物の命を身体に取り入れていると言うこと。
肉は崇められる存在。
神となる対象物。
私はそんな肉達に祈りを捧げることにした。
スーパーから買ってきた鶏肉を神棚に置く。
頭を下げて 身体を左右に揺らす。
グニャグニャと。
一心不乱に身体を揺らす。
その時間 約1時間。
肉への感謝。
その思いはやがて形になって現れる。
肉が赤黒く光だしたのだ。
神々しいまでの光。
私は思わず息を呑んだ。
手を合わせ祈る。
肉がぶるぶると震えだす。
あと一歩。
私は自分の手首を切り、血を肉に捧げる。
やがて肉は膨らみだす。
まるで膨らんだ風船のようだ。
肉は膨らむことを止めることなく、部屋を埋め尽くすまでの大きさになる。
バン!!
肉が弾けた。
当たり一面に肉片が飛ぶ。
祈りは届いた。
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肉だね