13 / 17
エアコン
しおりを挟む
私の部屋にあるエアコンからは 長い髪の毛がたくさん垂れている。
引っ張っても引っ張っても、どんどん髪の毛が出てきて、終わりが見えない。
私は諦めて髪の毛を引っ張るのを辞めた。
数日すると、エアコンから大量に髪の毛が吐き出されていた。
どうやらエアコンは髪の毛を出したいらしい。
まだまだたくさん出るようだ。
また数日がたち、私の部屋は髪の毛で埋もれてしまうようになった。
もう部屋にある物は髪の毛で見えなくなってしまった。
どこを見ても髪の毛。
私は諦めて髪の毛の中で眠ることにした。
引っ張っても引っ張っても、どんどん髪の毛が出てきて、終わりが見えない。
私は諦めて髪の毛を引っ張るのを辞めた。
数日すると、エアコンから大量に髪の毛が吐き出されていた。
どうやらエアコンは髪の毛を出したいらしい。
まだまだたくさん出るようだ。
また数日がたち、私の部屋は髪の毛で埋もれてしまうようになった。
もう部屋にある物は髪の毛で見えなくなってしまった。
どこを見ても髪の毛。
私は諦めて髪の毛の中で眠ることにした。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
代償
とろろ
ホラー
山下一郎は、どこにでもいる平凡な工員だった。
彼の唯一の趣味は、古い骨董品店の中を見て回ること。
ある日、彼は謎の本をその店で手に入れる。
それは、望むものなら何でも手に入れることができる本だった。
その本が、導く先にあるものとは...!

【完結済】ダークサイドストーリー〜4つの物語〜
野花マリオ
ホラー
この4つの物語は4つの連なる視点があるホラーストーリーです。
内容は不条理モノですがオムニバス形式でありどの物語から読んでも大丈夫です。この物語が読むと読者が取り憑かれて繰り返し読んでいる恐怖を導かれるように……



サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる