【R18版】乙女ゲームの相手役に転生した僕は最悪の悪役令嬢達に囲まれる～絶対愛しの主人公と添い遂げてみせる！悪役令嬢さん！？まずいですよ！？

第三話「乱暴にされるのが好きなんだろ？（プロレスH！ヤンキー令嬢レイア√）」

　
　婚約候補決定戦発表の次の日、僕は朝起きると僕は記憶を更新した。
　ゲームの世界ならセーブ＆ロード（タイムリープ）ができるのかな？と思いやってみたら出来てしまった。
　この能力を利用しない手はない。
　ユリアと結ばれる為にフル活用させて貰うとしよう。

　さて、情けない話ではあるが前回はメアリーに心奪われ攻略されてしまった。
　しかし今度はそうはいかない。
　愛するユリアの為にもここは心を鬼にして、攻略回避しなければ。
　僕はメアリー本人には対処できない事を考えるとメアリーの父親になんとかして貰う事にした。
　将を射んとする者はまず馬を射よ、だ。

「メアリーのお父さん、申し訳ないですがこの婚約諦めて下さい」

「おお、ユーリ侯爵！メアリーが何か不手際でも？」

　メアリーの父親はとても良い人そうに見えた。
　悪いがその性格を利用させて貰おう。

「いえ、ただメアリーには他に好きな人がいるそうなのです。だから僕と婚約しない方が彼女にも彼女との子にも為になるかと」

「そんな！知りませんでした……父親失格ですな」

「そんな事ありません。今からでも間に合いますよ」

「ありがとうございます。ユーリ殿」

　こうしてメアリーとの婚約合戦はメアリー父の独断でなくなった。
　彼女もどうやらほっとした様で嫌悪の顔はなくなっている。
　しかしあの嫌悪感が顔に出る性格じゃあ嫁の貰い手は中々ないだろうなぁと内心気の毒に思った。

「さぁて、次は私の番だな」

　レイアがメアリーの退場を見届けると腕を組んで僕の前に立ち塞がった。
　彼女は嫌がる僕に掴みかかるとこう言った。

「まどろっこしいのは苦手だ。私が上でお前が下、いいな？」

　僕が返事をする間もなく彼女は僕を寝室に連れ込んだ。

「え？もう夜伽の時間ですか？こんな昼間から……」

　僕は彼女のぷるんと揺れる巨乳に注目して動けないでいた。
　思わず前かがみになってしまう僕。
　しかしレイアはそれを無視して紅いドレスを脱ぎだした。

「わっ！？」

　僕は急いで手で両目を覆った。
　恐る恐るその隙間から見る僕。
　そこには紅いレオタード姿のレイアがいた。
　それはまるで女子プロのコスチュームの様で、この時代の、世界の物にはとても見えなかった。
　しかし僕がその疑問を晴らす前に彼女がその豊満な体を密着させてきた。

「おいおい、まさかこれ見て興奮してんのか？変態野郎が。これは神聖な戦闘服だぜ？」

　彼女の豊満な胸を締め付けるラバー素材の胸部、女性らしさを強調するハイレグ部分、そして丸出しの太もも、いずれも男性を魅了するには十分な物だった。
　というかこの世界の貞操観念てこんなに緩かったっけ？
　それともこの人が特別緩いだけか？
　次の彼女言葉で僕のその疑問は一瞬にして晴らされた。

「何勘違いしてるのかしんねーけど、これからやるのは戦闘訓練だかんな？」

「え？」

「こういう事だよ！」

　レイアが僕にヘッドロックをかけてくる。
　僕の頭がミシミシと音を立てている。
　その豊満な胸が顔に当たっているがそれを楽しむ余裕はない。
　次にレイアがかけてきたのは肘十字固めだった。
　レイアの胸の感触が腕に伝わって来る。
　僕がその感触に浸る間もなく強烈な痛みが襲って来た。
　僕はレイアに48の殺人技と称された数々のプロレス技を掛けられた。
　柔らかいベッドの上とはいえそれはどれも強烈な物で、レイア自体の力も強く、尚且つユーリの体は非力だった為それに対抗する事はできなかった。
　wikiによれば自分と同等かそれ以上の力を見せれば認めてくれて話も聞いてくれるそうで、
　主人公のユリアは彼女に勝つために猛特訓したのであろう。
　僕にはそんな根性も体も素質もなく、ただレイアに弄ばれるだけだった。

「さーて、準備運動はここまでだ。体が火照っちまったよ」

「ま、待って……」

　息切れしている僕に対してレイアが僕のズボンに注目してにやりと笑う。

「痛めつけられて興奮してたのか？やっぱり変態野郎じゃねーか」

「ち、ちが……」

　僕は否定しようとしたがそれをやめた。
　だって彼女にそのセクシーな身体を押し付けられて実際興奮していたからだ。

「じゃあ夜伽もマッスルでスパークな奴でやってやらないとな♪」

　レイアはそう言うと僕の身体に抱き着いてきた。

「おお！？」

　レイアの豊満な胸がレオタード越しに当たる。
　僕はその感触に興奮するがそれは直ぐに痛みへと変わった。
　その技はベアバック、胴に組み付き締め上げるその技は僕の背骨を、胴を痛めつけていった。

「ギブギブ！」

「あぁん？だらしねぇな……」

　レイアはベアバックを解くと今度は倒れた僕を尻に敷いた。
　弾力のある桃の様なお尻の感触が背中に伝わって来る。
　股間がベットに押し付けられてるのもあり僕の快楽は頂点に達していた。
　そして彼女は僕の顎を掴み上へ反り上げた。
　海老ぞりになった僕の首と背中に激痛が走る。
　キャメルクラッチと言うプロレス技だ。
　このまま僕は彼女のプロレス技の実験台にされてしまうのだろうか？

「このままギブアップされても困るな。サービスしてやるか」

　レイアは倒れた僕に抱き着き四方十字固めを決めた。
　彼女の股間と胸と、いい香りのする髪の感触が体全体に行き渡る。
　彼女はこれまでとは違い力をセーブしてくれて優しく僕を包み込んでくれた。

「優しいパイルドライバー♡」

　レイアは僕を逆さまの態勢にすると足で両腕を固定し両足を掴んだ。
　本当ならこのままの態勢で地面に叩きつけて頭に激痛が走る筈なのだが、
　彼女の股間の位置に僕の顔が、胸の位置に股間があり強く押し付けられている。
　そのままベッドの上に叩きつけた感触で僕の顔と股間はズリズリと刺激された。
　僕の股間は膨張し、10カウントを決められるのはもう一息である。

「さあ、これでしまいだ」

　彼女は僕に馬乗りになるとその豊満な体を重ねずりずりと擦り付けて来た。
　レオタードのザラザラとした感触が、胸が、股間が、ふとももが、全体を使って僕を刺激して来る。

「も、もう駄目だ！！！」

　僕はベッドと言う四角いリングの上でついに果ててしまった。

　夜伽、もとい戦闘訓練は朝まで夜通しで行われた。
　プロレス技を織り交ぜたソレは痛いと同時にとても気持ちよかった。
　いつしか僕はその新感覚に麻薬の様にハマってしまい抜け出せないでいた。
　もしかしたら僕はＭだったのかもしれない。

「痛いのが好きなんだろ？気持ちよくしてやるよ♪」

　僕はその言葉を悦んで受け入れた。

「はぁはぁはぁ……」

「胸を押し付ける度にあえぐなよ、気持ち悪い。あ、それと技かける度にあやまんなよ？プロレスで胸や足に触るのなんて普通なんだからな」

「わ、わかりました……」

「じゃあ今度は私が教えた通りに技をかけて見ろ。反撃されねーとつまんねぇからな」

「は、はい！」

　僕は彼女の身体を逆さまに持ち上げて足を掴むと両足で両腕を踏み付け、両腕で彼女の両足を掴んだ。
　彼女のぷりっぷりっなお尻が目の前にある……今にでも触りたい。
　でもそうすると技が解除されてしまう為に僕の願いは叶わなかった。

「よし、いい感じだ。じゃあ次は私を押し倒してそのままフォールドしてみろ。10カウントまで数えたら今日は終了だ」

「は、はい！」

　僕はレイアを仰向けに押し倒しそのままフォールドした。
　彼女の身体と僕の身体が重なる。

「……おい、固いのが当たってんぞ？」

「ひぃ！？」

　レイアがこめかみにピキピキと怒りゲージを貯めている。
　いや、夜伽でもあるんだからこういう事もあるでしょ！
　僕はそう言いたかったが口にする事は出来なかった。

「お前がそういうつもりなら私にも考えがある」

　彼女は僕をベッドに押し倒すとその馬鹿力で押さえ込んだ。
　そして僕の両足を開いてその間に自分の足を入れた。

「な、何をするんですか？」

「痛いのが好きなんだろ？お望みどおりにしてやるよ！」

　彼女は僕に電気あんましてきた。
　彼女は足裏を僕のちんこの裏筋に乗せると足を激しく動かして足裏で刺激してくる。
　激しく震える足の衝撃が僕の股間を襲う。
　まるで電撃の様な激しい刺激が僕の全身を駆け抜けた。

「また感じてやがる……プロレスは変態を悦ばす競技じゃねーんだぞ？ギブアップは許さねーからな」

　彼女の顔は半分笑っていなかった。
　僕はと言うと、股間に走る痛気持ちい振動と刺激に今にも射精しそうだった。　

「う！」

「おいおいマジかよ……」

　僕は電気あんまで射精してしまった。
　だってこんなの足コキと変わらないじゃないか！
　僕を変態を見るような軽蔑の目つきで見るレイア。
　レイアは含み笑いをするとそのレオタードを半脱ぎして胸を見せた。

「お前みたいな変態でも胸には興奮すんだろ？後は変態専用に攻めてやるよ」

「な、何を……」

　レイアは僕に馬乗りになりそのレオタードの股の部分を僕の股間の上に乗っけた。
　そして腰を前後に激しく動かしレオタードによる激しい素股を行った。
　僕はその刺激に耐えきれずに射精しようとしてしまう。
　しかしそれを感じ取ったのかレイアは動きを止めた。

「な、なんでやめるの！？もっとやってほしい！」

「お前はこっちの方が好きじゃないかと思ってな」

　レイアは尻を僕のいちもつに向けた。
　この尻に股間をすりつけろと言う事だろうか。
　僕は恐る恐る尻にちんこを擦り付けると激しく上下に擦った。
　先程までの素股の効果もあってか、お尻のレオタードの感触がたまらなくいい！
　とうとう達した僕はその白い液体をレイアの美しい体と髪にかけた。

「ああ、熱くてたまらねぇぜ！」

　興奮するレイアは満足している僕を押し倒し、僕の股間を胸で挟んだ。

「満足させてくれよ？婚前前の性交は禁止だから前戯でイクしかねーんだ」

　レイアは胸で僕のちんこを絞る様に擦り上げる。
　そして僕の喘ぎ声を聞くと熱っぽい声を漏らした。
　そして自分の乳首と乳首を擦り合わせて感じている。
　満を持して彼女は僕のちんこを咥え込んだ。
　そしてすさまじい肺活量で僕のちんこと精液を吸い上げた。

　ずりゅりゅりゅりゅりゅりゅ！！！

　下品ではしたない音が寝室に響く。
　喉奥まで飲み込んでの彼女の刺激的なディープスロートに僕のあそこは限界だった。

「も、もう駄目！」

「むうううううううううう！！！！」

　彼女の口内に勢いよく射精する僕。
　彼女は口の中一杯に僕の精液を溜め込むと、そのままごっくんした。

「おめーなかなかやるじゃねぇか。気に入ったぜ。私の玩具にしてやんよ」

「レ、レイア……僕の身体を滅茶苦茶にして……」

「ああ、お望みどおりにしてやるぜ」

　僕は完全にレイアのプロレス技と力強いセックスの虜になってしまった。
　こんな快楽と刺激の同居はレイアにしかできない。
　僕の心に既にユリアはいなかった。

　BADENDその2、レイアEND