【R18版】乙女ゲームの相手役に転生した僕は最悪の悪役令嬢達に囲まれる~絶対愛しの主人公と添い遂げてみせる!悪役令嬢さん!?まずいですよ!?

勇者れべる1

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第二話「あなたなんか大嫌いです(嫌々H?不機嫌令嬢メアリー√)」

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 今僕は一人の女性とベッドの上に座っている。
 その女性は例の不機嫌令嬢メアリーだった。
 メアリーはwikiによると相手役を嫌っていて、僕の予想だとその性格から強気で拒否すれば折れてくれるはずだった。
 本来ゲームではその役割を主人公のユリアがするのだろうが今回は僕が直接やる事になる。
 しかし本当の大人の女性を実際に相手にした僕は中々言葉が出てこなかった。
 同世代の女子高生とは違う圧があるのだ。
 加えてメアリーの不機嫌そうな形相はかなり怖く、夜伽と言う初めての状況も合わさって、僕は緊張と恐怖で震えていた。
 これなら意地を張らず攻略wikiをちゃんと見ておけばよかった……。
 しかし僕はなんとか勇気を振り絞って震え声でメアリーに声を掛けた。

「あ、あの、怒ってませんか?嫌ならいいんですよ?」

 僕は遠慮しがちに言う。
 彼女は僕の方を不機嫌そうに向いて口を開いた。

「嫌に決まってるじゃないですか。でも家の命令には逆らえませんから」

「そうですか……なんかごめんなさい」

「謝らないで下さい、義務ですから」

 彼女は淡々としかし鋭い目付きで僕に向かって答えた。
 そして着ていたドレスを半分脱ぐと布団でその美しい素肌を隠した。
 僕は最初戸惑っていたがいそいそとズボンのチャックを下ろし潜水艦の潜望鏡の様にちんこを露出した。
 そして、彼女は片方の手袋を脱いだ。
 不思議に思った僕が眺めていると彼女はその手袋を僕のちんこに被せた。
 内側の彼女のぬくもりとシルクの手袋のサラサラ感に思わず感じてしまう僕。
 彼女は手袋を掴むとそれを上下に動かし始めた。
 艶かしい手の動きと彼女の綺麗な手が僕のあそこを刺激する。
 その搾り取る様な強烈な刺激と淡々とした事務的な手つきに僕は二重に興奮した。

「気持ちよすぎる!も、もう―」

 その刺激に僕は耐えきれずに果ててしまう。
 手袋の中に射精された精液は5本の指先にまで注がれ、漏れた分は僕のナニを伝ってシーツに垂れていた。

「だらしがない人。はぁはぁ息を荒げて気持ち悪い……」

「だって……」

「だってもへちまもありません。私の婚約者になるんならこれ位耐えて下さい。このザマじゃ子作りなんてできませんよ?」

「うううう……」

 思わず涙目になる僕。
 彼女は半脱ぎしたドレスのスカートを嫌々たくし上げると、その純白の布を僕に見せつけた。
 嫌がる顔をしながらパンツを見せてくれるというニッチなプレイに僕は興奮した。

「男の人はこういうのが好きなんでしょ?泣くのをおやめなさい」
  
 彼女は僕が泣き止むのを見ると僕にまたがってその腰を前後に動かし始めた。
 先程見せた純白の布越しに彼女の体が僕に擦り付けられていく。
 彼女の体温を感じつつも僕の股間は次第に熱くなっていった。

「邪魔ですね。それ、脱がせますよ」

「え?」

 彼女は僕のズボンと下着を脱がすと僕のちんこに直にまたがりその股をパンツ越しに押し付けた。
 そしてロデオマシーンに乗るが如く激しく腰を振り、その股を僕のちんこに擦りつけた。
 素股という奴である。
 行為中も彼女は嫌そうな顔は崩さない。
 そして股の肉の生暖かい感触と彼女の体温、そしてさらさらのパンツの感触が僕のちんこに伝わる。
 前後する彼女の股に僕のちんこは搾り上げられ、その強い刺激に遂に僕は果ててしまう。
 彼女は僕の精液のついたパンツを汚らわしい物を取る様に脱ぐと今度はそれを僕のちんこに被せた。
 ついさっきまで彼女の彼女に触れていた部分が僕のちんこの亀頭を包み込む。
 彼女は先程の手袋の時とは違い優しく僕のちんこの先端を拭った。

「出さないで下さいね?これはお掃除なんですから」

 あれだけ射精した僕にもう勃起する気力はない。
 凄く勿体ないように感じた。
 僕の萎びたちんこを彼女は自分の下着で丹念に掃除した。
 それが終わると彼女は枕元にパンツを放り投げた。
 それだとノーパンになるがいいんだろうか?
 まあ本人が良いならいいか。

「!?」

 僕が安心し切っていた時に僕のちんこに衝撃が走った。
 彼女は僕のちんこを咥えしゃぶり出したのである。
 これもお掃除の一環なのだろうか?
 彼女が何かもごもご言っているがそれは新たな刺激に変わるだけだった。
 萎えていたちんこは完全に復活し勃起した。
 そして口の中の感触と生暖かさ、口マンコと言うべき強烈な刺激に耐えきれず、彼女の口内に射精した。
 彼女はそれを飲み込むとちんこについた残留物を丹念に舌で舐めとった。
 舌の感触でまた勃起してしまいそうだ。

「また勃たせないでくださいよ?お掃除なんですから」

 彼女の冷ややかな眼光に僕は逆らえなかった。

 夜伽の時間は終わった。
 彼女はハンカチで口を拭き、もう片方の手袋を脱ぐとそれを汚らわしい物を捨てるかのようにベッドの上に放り投げた。
 僕は気持ちよさで意識が半分飛んだ様に朦朧としている。
 メアリーは僕の方を嫌悪に満ちた表情で睨みつけると舌打ちをした。

「じゃあ、私はこれで……」

「すみません、すみません」

「だから謝らないでって言ってるでしょう?まさかあなた童貞ですか?」

「うぐっ……」

 あまりの自分の情けなさに僕の目には涙が浮かんでいた。

「わァ、泣いちゃった。クスっ」

 それが彼女が初めて見せてくれた笑顔だった。

 ―

「で、彼泣いちゃったのよ」

「マジかよw情けねーなwww」

 皆が集まっている僕の家のテラスではメアリーが同じ婚約者候補のレイアと談笑している。
 無論その肴は僕の悪口だ。

「お、お前達!そんな事言ってるとモリガンさんに言いつけてやるからな!」

 モリガンの名前を聞きびくっとなる二人。
 しかしその数秒後に二人はニヤリと笑った。
 いじめっ子にチクると言えば待ってる展開はただ一つ、更なるいじめなのだ。

 ―

「はぁ、子作り以外の夜伽は正直したくないのだけれど……」

 相変わらず不機嫌そうな顔でメアリーが言う。

「いいじゃねぇか。生意気なショタを懲らしめるなんて楽しい遊びだろ?」

 レイアが大笑いしながら得意げに言う。
 僕はと言うとただパンツ一丁で二人からの指示を待ってるだけだった。
 それから、メアリーは純白の下着姿にレイアは赤い下着姿になった。
 二人はブラを取るとその巨乳を僕のちんこに押し当てるとその胸を上下に動かし始めた。
 手を使い自身の胸をこねくり回す令嬢達。
 その柔らかさと刺激に僕はもうイッてしまいそうだった。
 しかしパイズリだけでは終わらなかった。
 メアリーは舌先て亀頭をちろちろ舐め、レイアはちんこの側面やカリを舐めてくれた。
 しかしもどかしい僕はついにおねだりしてしまった。

「お願いします!早くしゃぶって下さい!」

 メアリーはより不機嫌な顔で、レイアはニヤリと笑うとその願いを聞き入れた。
 メアリーは相変わらず丹念に丁寧にしゃぶってくれる。
 今回は激しく吸ってくれるバキュームフェラのおまけ付き。
 しかし僕が射精する前にレイアが横取りするように僕のちんこを咥えた。
 レイアはと言うとまるであそこにでも入れたかの様に激しく口を上下させ、むしゃぶりついてきた。
 メアリーのフェラもあり僕はすぐに射精してしまった。
 レイアは僕の精液を口の中に溜めて僕に見せつけた。
 そしてそれをメアリーに口移しで飲ませた。
 突然の行為にメアリーの不機嫌顔は最高潮に達し、阿修羅が如く凄い形相をしていた。
 口移しの後吐きそうにしていたのはさすがに同情した。

 メアリーは相変わらず汚らわしい物を触る様に口を拭いたハンカチと手袋を投げ捨てる。
 それを見たレイアは驚いていた。

「おいおい、勿体ねーじゃねーか。毎回捨ててんのか?」

「当たり前でしょ。こんな汚らわしいの、幾らお洗濯しても食べ物やお洋服、人に触るのになんて……特にハンカチはお口を拭くのに使うのよ?ありえないわ」

「ふーん、そういうもんかね」

 レイアは同じくハンカチで口を拭くとそのまま鞄に閉まった。
 内折にしてるから汚れは付かない……筈である。

「あなた、不潔だわ……」

「お前が潔癖症なんだよ」

 二人が不機嫌そうに言う。
 僕は完全に蚊帳の外だった。

 ―

 しばらくしてレイアは出て行った。
 今はメアリーと二人っきりだった。
 机には紅茶とお茶菓子があり二人でお茶を楽しんでいる。
 その時だけ彼女が笑顔になっていた、営業スマイルかもしれないけれど。
 しかし僕が見たい表情はそれじゃない。
 夜が近付くにつれ彼女の顔が不機嫌になっていく。

 そして戦慄の夜が訪れた。

 僕はすっかり彼女の不機嫌そうな顔の虜になってしまった。
 彼女の不機嫌な顔、不機嫌な声、嫌々動かす手、早く終わらしたいと急ぐ様、全てが僕の性癖にぶっ刺さっていた。

 本来なら彼女の回避方法は

「そんなに僕の事を嫌いなら素直に離れればいいだろ!君の父上には上手く言っておくから!」

 と強気で言えば彼女の面子も立つし彼女の性格からして後腐れなく去ってくれる。
 しかし今の状況を僕は楽しんでしまっている。
 そして同じくメアリーも嫌悪感を抱きながらも楽しんでいた。
 だって僕が眠った(フリの)後にこっそり見たら不敵な笑みを浮かべていたのだから。

「ああもう、本当に気持ち悪い。早く果てて下さい」

 その笑顔を見ている頃には僕の心の中にもうユリアはいなかった。

 BADENDその1、メアリーEND
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