70 / 96
4人用声劇
長編 魔界物 ほのぼの ロリ 弱気な少年 年配者 美女「グダグダなお茶会?」」
しおりを挟む
掛け合い「グダグダお茶会?」
【キャラ紹介】
魔王様 レイル•マルティーリア 女
魔界を制する魔王その人。静かなひとで、人間に興味を持つ。聡明で静かな悪魔。
みんなのことを家族だと思ってる優しい悪魔。
第一家臣 ニール•グライシス 女
レイルの友人的な存在でもある1番親しい家臣。自分の子供っぽい姿と仕草を気に入っている。戦いはやろうと思えばそれ相応の実力を持って力を示す、ある意味1番怖い悪魔。本性だして怒るとめちゃ怖い。
第二家臣 ダイン•スィーネス 男
メガネをかけた長身のイケメン家臣。密かにレイルに恋心を持つピュアな男の子。戦闘は苦手だが策略による攻略は得意。得意技は『不意打ち』真剣な話の時にはしっかりしているものの、普段の会話になるとあたふたし始める。
第三家臣 モイラ•イスリウル 男
この中で一番の重年者。かつて全ての武力と知識を制したとされる伝説のその人。威厳ある姿と行動力とは裏腹に、女の子にめっちゃ甘く、子供に関しては甘やかし放題というダメ男。
【声劇台本】
魔王城。第1会議室。
レイル「忙しい中集まってもらってすまない。皆に感謝する」
ニール「いいんですよ魔王様!私たちは魔王様のための家臣なんですから!」
モイラ「はっはっはっ!ニールは今宵も元気よノゥ」
ニール「あったりまえだよおじいちゃん!久々に呼んでもらえたんだもん!ま!呼ばなくても勝手に来てたけどね!」
ダイン「だ、ダメだよニールさんっ。魔王様のお部屋に勝手に入ってはっ」
レイル「良いのだダイン。私はそれを許している」
ダイン「そ、そうですか。それならいいんですが」
ニール「えへへ!ほらねっ!」
モイラ「しかしニール。親友のよしみとはいえ、立場は立場じゃからの?それは忘れてはならんぞ?」
ニール「わぁっかってるって!」
ダイン「ほ、ほんとかなぁ」
レイル「なんであれダイン。そなたも私の部屋へ来てみてはどうだ?」
ダイン「なっ!?そ、それは!?」
レイル「なんだ?嫌なのか?」
ダイン「いえ決してそんなことは!」
モイラ「はっはっはっ!青春じゃのぉ!」
ニール「ふふふふふふふふ、今ダイン、大暴露した気がするんだよなぁ」
ダイン「え!?」
レイル「ふむ、ならば今度ニールとともに私の部屋へ招こう。最近また美味しい紅茶の葉を手に入れたのだ」
モイラ「おや魔王様。はたまた人間界の紅茶ですかな?」
ニール「おー!私こうちゃ?好きなんだー!」
レイル「あぁ。新しい葉を手に入れてみたのだ。私も飲むのが楽しみでな」
ダイン「私は、その!恐れ多い!私なんかが魔王様のお茶会の席などに!」
ニール「え?なに?いやなの?へぇ?魔王様のお茶会を、嫌だって断るんだー?」
ダイン「ち、ちがう!そうではないのです!魔王様!勘違いなされないでください!」
モイラ「何をかしこまる必要があるんだ、ダイン?せっかく誘っていただいているんだ。素直に行ったらどうかね?」
ニール「そうだぞー。こんな機会めったにないんだからー」
レイル「そんなにかしこまらなくてもいい。皆と仲良くしたいのだ。皆と語らいたいのだ。私の願いを叶えてはもらえまいか?助けると、思って」
ダイン「あっ、、、、ありがたき幸せ!!!!////」
モイラ「おお。見事な土下座だ」
ニール「文句の付け所がないくらい見事ね」
レイル「はっはっはっ。ダイルはいつも明るくていいな。私はダインのそういうところが好きだぞ?」
ダイン「なっ!?す、す、すき!?」
ニール「よかったねぇ~?(にやにや」
モイラ「ダイン、言っておくが、おそらくそなたが思っておるような言葉ではないぞ?」
レイル「む?モイラ、どういう意味だ?」
モイラ「いえ、ダインが何か勘違いをしそうでしたので、私目から忠告をしたまでにございます魔王様」
ニール「勘違いはっ、ダメだもんねー?」
ダイン「あうぅ」
レイル「ふむ。モイラ、そなたもともにお茶を飲まないか」
モイラ「ぬ?私がですかな?」
レイル「あぁ。しばらくまともに話さなかったのでな。ゆるりと語らいたいのだ。もちろん、無理強いはせぬ」
モイラ「いえ、そのご招待、お受けいたします魔王様」
レイル「ありがとう、モイラ」
モイラ「もったいなきお言葉」
ニール「おじいちゃんもくるのー?」
レイル「あぁ」
ニール「わーい!久々にあそぼ!」
ダイン「ニールさん!お茶会の意味わかっていますか!?」
ニール「わかってるよー?お茶飲むでしょー?おかし食べるでしょー?モイラおじいちゃんとと遊ぶでしょー?」
ダイン「いや最後は多分違うと思うんですっ」
ニール「全然違くないよー!」
レイル「はて、では本題に入ろうか」
ニール「はーい!」
モイラ「了承」
ダイン「はぁ、、、わかりました」
少しばかり時がたち。
ニール「れーいるー!」
レイル「あぁ、ニールか。よく来てくれた」
ダイン「ちょ!ニールさん!魔王様をそんな呼び捨てなんて!あ、えと、ダインスィーネス、ただいままいりました。魔王様」
モイラ「ダイン。業務以外でニールが魔王様を呼び捨てるなどいつものことではないか。いい加減慣れないか。モイライスリウル、只今参上いたしました魔王様」
レイル「うむ。ダイン、モイラ、そなたたちもよく来てくれた。お茶の準備はすでに済ましてある。好きなところにかけるといい」
ニール「ニールちゃんレイルの横だもーんねー!」
ダイン「、、、(頭を抱え」
モイラ「ダイン。もう諦めた方が早いのではないかとわしは思うぞ?さて、それではお言葉に甘えさせていただこうかな」
レイル「、、、ダイン?座らないのか?」
ニール「そんなところに突っ立ってると、美味しい紅茶がなくなるぞー!」
ダイン「はぁ、、、かしこまりました。それではお言葉に甘えさせていただきます」
モイラ「して、今回手に入れた茶葉とは?」
レイル「うむ。新しく手に入れた茶葉は、名をアールグレイと言ってな」
ニール「アールグレイ?」
モイラ「ほう?わしの舞台に同じ名の者がおりますぞ?」
レイル「そうなのか?」
モイラ「うむ。曰く、紅茶を異国に持ち込んだ経験があるとか」
レイル「向こうでの名は?」
モイラ「そのままのアールグレイ伯爵と申しておりました」
ダイン「あ、それ僕知っています」
ニール「おー!さっすがー!」
ダイン「確か、しばらく前に地上に出て、美味しいお茶を見つけて持ち歩いていたところ、いつの間にか自分の名前が付いていて羞恥の極みだったとか」
モイラ「そういえばそんなようなことを愚痴っていたな」
レイル「待て、それはアールグレイを広めた本人ではないか」
ダイン「だと思われます」
モイラ「ほう?意外や意外」
レイル「ふむ、それは一度会ってみたいものだ」
ニール「やったねレイル!紅茶の名付け親に会えるよ!」
モイラ「ふむ、本人に話してみましょう。きっと跳ねて喜びまするぞ」
ニール「んく、んく、んく、ぷはぁ!うまい!!」
ダイン「、、、ふぅ。本当ですね。これは本当に美味しいです」
モイラ「確かに。心が落ち着くように感じられる。こんなの初めてだわい」
レイル「ふふ。そうであろう?私がこのアールグレイに一目惚れしたのだから、間違いはない」
モイラ「魔王様が?」
ダイン「ひ、一目惚れ、ですか」
ニール「珍しいねー?」
レイル「あぁ。こんなに美味しいものを毎日飲んでいる人間は、とても羨ましいと思う」
モイラ「魔王様。滅多なことを言うではありませぬ。人間は、、、」
ニール「そうだよレイル!突然何を言うの?人間は私達を無条件に憎んでるのっ!」
ダイン「そ、そうです魔王様。いくら大昔の話とはいえ、人間と悪魔をつなぐ心やさしき魔女を、人間たちは忌まわしいと言って殺したのですよ?」
レイル「わかっている。わかってはいるのだが、人間たちのあんな姿を見てしまってはな」
ダイン「お、お気持ちは察しますがそのっ!、、、え?『あんな姿』?」
モイラ「むふ、少し引っかかりますな。今の言い方ですとまるで人間界に行ってきたような言い方ですな」
レイル「まぁ行ってきたからな」
ニール•ダイン「「ええ!?」」
モイラ「ふむ、なるほど」
レイル「でなければ、こういった人間のものを、誰が持ってくるというのだ?」
ニール「そ、そういえばそうだった」
ダイン「なぜそのような危険なことを!」
ニール「そうだよ!人間にばれたらどうするの!?!?」
レイル「その心配はない」
モイラ「と、言いますと?」
レイル「人間の世界では、今時代が進み、天使や神、悪魔などといった存在は想像の産物として語られている。危険はない」
ダイン「ですが魔王様。人間の中には私達を『知っている者』もいるのですよ?」
レイル「今の人間に、私達を見抜く力はない」
ダイン「ですが!」
レイル「なんだ?ダイン。そなた妬いておるのか?」
ダイン「っ!違います!私はあなた様を心配してっ」
レイル「心配は無用だ。してくれるのはこれ以上になくありがたいがな?」
ニール「わぁ、だいんくんだっさぁ(にやにや」
モイラ「これこれニール。ダインをからかうでない」
ニール「いやぁ、ここはちゃんとからかっておかないと損かなぁって」
レイル「そうだ」
モイラ「ぬ?どう致しましたかな?」
レイル「皆も一緒に来ないか」
ダイン「ど、どこに、ですか?」
レイル「それはもちろん人間界だ」
ニール「え!?」
ダイン「、、、へ?」
モイラ「ふむ、人間界に、、、。良いですな」
ニール「え、モイラいくの!?」
モイラ「うむ、魔王様がこれほど楽しんでおられる場所とは、いかなるところなのか、少し気になったのでな。ニールはいかんのか?」
ニール「んー。レイルも行って、モイラも行くんなら私もいくー」
レイル「ん?嫌ならここにいていいのだぞ?いつもの通り、無理強いはしないからな」
ニール「いや行くよぉ~。ひょろひょろダインと一緒にいても楽しくないし~仕事増えるし~ダイン仕事マンだし~」
ダイン「え、それって僕の仕事が増えるフラグってやつですかニールさん!?」
ニール「んー?気のせいだよ☆」
ダイン「いやこれは気のせいで終わらせてはいけないやつだと思うんです。それに、ニールさん僕よりはるかに年上なん、、、ひいい!?」
ニール「(低めのセクシーな声でギャップ重視)ん?ダイン?今、何か、聞こえた気がするんだけどー?気のせいかしらー?うふふふふふ(きっちり一つ一つの単語を切るそして間をしっかりとる)」
モイラ「おお、ニールのこの表情は久方ぶりよの」
レイル「年のことは言うと怒るということを知っているだろうに」
ダイン「ひ、ひいい!す、みませんスミマセンすみませんんん?!!!(全力土下座」
ニール「、、、、、(声戻す)うん!わかればよろしい!」
ダイン「はぁ~~~~~」脱力
レイル「ダインも苦労するな」
モイラ「こればかりはどうにもなりませぬ」
ニール「さぁおかしおかしー!」
ダイン「僕、もう、むり」ばた
【キャラ紹介】
魔王様 レイル•マルティーリア 女
魔界を制する魔王その人。静かなひとで、人間に興味を持つ。聡明で静かな悪魔。
みんなのことを家族だと思ってる優しい悪魔。
第一家臣 ニール•グライシス 女
レイルの友人的な存在でもある1番親しい家臣。自分の子供っぽい姿と仕草を気に入っている。戦いはやろうと思えばそれ相応の実力を持って力を示す、ある意味1番怖い悪魔。本性だして怒るとめちゃ怖い。
第二家臣 ダイン•スィーネス 男
メガネをかけた長身のイケメン家臣。密かにレイルに恋心を持つピュアな男の子。戦闘は苦手だが策略による攻略は得意。得意技は『不意打ち』真剣な話の時にはしっかりしているものの、普段の会話になるとあたふたし始める。
第三家臣 モイラ•イスリウル 男
この中で一番の重年者。かつて全ての武力と知識を制したとされる伝説のその人。威厳ある姿と行動力とは裏腹に、女の子にめっちゃ甘く、子供に関しては甘やかし放題というダメ男。
【声劇台本】
魔王城。第1会議室。
レイル「忙しい中集まってもらってすまない。皆に感謝する」
ニール「いいんですよ魔王様!私たちは魔王様のための家臣なんですから!」
モイラ「はっはっはっ!ニールは今宵も元気よノゥ」
ニール「あったりまえだよおじいちゃん!久々に呼んでもらえたんだもん!ま!呼ばなくても勝手に来てたけどね!」
ダイン「だ、ダメだよニールさんっ。魔王様のお部屋に勝手に入ってはっ」
レイル「良いのだダイン。私はそれを許している」
ダイン「そ、そうですか。それならいいんですが」
ニール「えへへ!ほらねっ!」
モイラ「しかしニール。親友のよしみとはいえ、立場は立場じゃからの?それは忘れてはならんぞ?」
ニール「わぁっかってるって!」
ダイン「ほ、ほんとかなぁ」
レイル「なんであれダイン。そなたも私の部屋へ来てみてはどうだ?」
ダイン「なっ!?そ、それは!?」
レイル「なんだ?嫌なのか?」
ダイン「いえ決してそんなことは!」
モイラ「はっはっはっ!青春じゃのぉ!」
ニール「ふふふふふふふふ、今ダイン、大暴露した気がするんだよなぁ」
ダイン「え!?」
レイル「ふむ、ならば今度ニールとともに私の部屋へ招こう。最近また美味しい紅茶の葉を手に入れたのだ」
モイラ「おや魔王様。はたまた人間界の紅茶ですかな?」
ニール「おー!私こうちゃ?好きなんだー!」
レイル「あぁ。新しい葉を手に入れてみたのだ。私も飲むのが楽しみでな」
ダイン「私は、その!恐れ多い!私なんかが魔王様のお茶会の席などに!」
ニール「え?なに?いやなの?へぇ?魔王様のお茶会を、嫌だって断るんだー?」
ダイン「ち、ちがう!そうではないのです!魔王様!勘違いなされないでください!」
モイラ「何をかしこまる必要があるんだ、ダイン?せっかく誘っていただいているんだ。素直に行ったらどうかね?」
ニール「そうだぞー。こんな機会めったにないんだからー」
レイル「そんなにかしこまらなくてもいい。皆と仲良くしたいのだ。皆と語らいたいのだ。私の願いを叶えてはもらえまいか?助けると、思って」
ダイン「あっ、、、、ありがたき幸せ!!!!////」
モイラ「おお。見事な土下座だ」
ニール「文句の付け所がないくらい見事ね」
レイル「はっはっはっ。ダイルはいつも明るくていいな。私はダインのそういうところが好きだぞ?」
ダイン「なっ!?す、す、すき!?」
ニール「よかったねぇ~?(にやにや」
モイラ「ダイン、言っておくが、おそらくそなたが思っておるような言葉ではないぞ?」
レイル「む?モイラ、どういう意味だ?」
モイラ「いえ、ダインが何か勘違いをしそうでしたので、私目から忠告をしたまでにございます魔王様」
ニール「勘違いはっ、ダメだもんねー?」
ダイン「あうぅ」
レイル「ふむ。モイラ、そなたもともにお茶を飲まないか」
モイラ「ぬ?私がですかな?」
レイル「あぁ。しばらくまともに話さなかったのでな。ゆるりと語らいたいのだ。もちろん、無理強いはせぬ」
モイラ「いえ、そのご招待、お受けいたします魔王様」
レイル「ありがとう、モイラ」
モイラ「もったいなきお言葉」
ニール「おじいちゃんもくるのー?」
レイル「あぁ」
ニール「わーい!久々にあそぼ!」
ダイン「ニールさん!お茶会の意味わかっていますか!?」
ニール「わかってるよー?お茶飲むでしょー?おかし食べるでしょー?モイラおじいちゃんとと遊ぶでしょー?」
ダイン「いや最後は多分違うと思うんですっ」
ニール「全然違くないよー!」
レイル「はて、では本題に入ろうか」
ニール「はーい!」
モイラ「了承」
ダイン「はぁ、、、わかりました」
少しばかり時がたち。
ニール「れーいるー!」
レイル「あぁ、ニールか。よく来てくれた」
ダイン「ちょ!ニールさん!魔王様をそんな呼び捨てなんて!あ、えと、ダインスィーネス、ただいままいりました。魔王様」
モイラ「ダイン。業務以外でニールが魔王様を呼び捨てるなどいつものことではないか。いい加減慣れないか。モイライスリウル、只今参上いたしました魔王様」
レイル「うむ。ダイン、モイラ、そなたたちもよく来てくれた。お茶の準備はすでに済ましてある。好きなところにかけるといい」
ニール「ニールちゃんレイルの横だもーんねー!」
ダイン「、、、(頭を抱え」
モイラ「ダイン。もう諦めた方が早いのではないかとわしは思うぞ?さて、それではお言葉に甘えさせていただこうかな」
レイル「、、、ダイン?座らないのか?」
ニール「そんなところに突っ立ってると、美味しい紅茶がなくなるぞー!」
ダイン「はぁ、、、かしこまりました。それではお言葉に甘えさせていただきます」
モイラ「して、今回手に入れた茶葉とは?」
レイル「うむ。新しく手に入れた茶葉は、名をアールグレイと言ってな」
ニール「アールグレイ?」
モイラ「ほう?わしの舞台に同じ名の者がおりますぞ?」
レイル「そうなのか?」
モイラ「うむ。曰く、紅茶を異国に持ち込んだ経験があるとか」
レイル「向こうでの名は?」
モイラ「そのままのアールグレイ伯爵と申しておりました」
ダイン「あ、それ僕知っています」
ニール「おー!さっすがー!」
ダイン「確か、しばらく前に地上に出て、美味しいお茶を見つけて持ち歩いていたところ、いつの間にか自分の名前が付いていて羞恥の極みだったとか」
モイラ「そういえばそんなようなことを愚痴っていたな」
レイル「待て、それはアールグレイを広めた本人ではないか」
ダイン「だと思われます」
モイラ「ほう?意外や意外」
レイル「ふむ、それは一度会ってみたいものだ」
ニール「やったねレイル!紅茶の名付け親に会えるよ!」
モイラ「ふむ、本人に話してみましょう。きっと跳ねて喜びまするぞ」
ニール「んく、んく、んく、ぷはぁ!うまい!!」
ダイン「、、、ふぅ。本当ですね。これは本当に美味しいです」
モイラ「確かに。心が落ち着くように感じられる。こんなの初めてだわい」
レイル「ふふ。そうであろう?私がこのアールグレイに一目惚れしたのだから、間違いはない」
モイラ「魔王様が?」
ダイン「ひ、一目惚れ、ですか」
ニール「珍しいねー?」
レイル「あぁ。こんなに美味しいものを毎日飲んでいる人間は、とても羨ましいと思う」
モイラ「魔王様。滅多なことを言うではありませぬ。人間は、、、」
ニール「そうだよレイル!突然何を言うの?人間は私達を無条件に憎んでるのっ!」
ダイン「そ、そうです魔王様。いくら大昔の話とはいえ、人間と悪魔をつなぐ心やさしき魔女を、人間たちは忌まわしいと言って殺したのですよ?」
レイル「わかっている。わかってはいるのだが、人間たちのあんな姿を見てしまってはな」
ダイン「お、お気持ちは察しますがそのっ!、、、え?『あんな姿』?」
モイラ「むふ、少し引っかかりますな。今の言い方ですとまるで人間界に行ってきたような言い方ですな」
レイル「まぁ行ってきたからな」
ニール•ダイン「「ええ!?」」
モイラ「ふむ、なるほど」
レイル「でなければ、こういった人間のものを、誰が持ってくるというのだ?」
ニール「そ、そういえばそうだった」
ダイン「なぜそのような危険なことを!」
ニール「そうだよ!人間にばれたらどうするの!?!?」
レイル「その心配はない」
モイラ「と、言いますと?」
レイル「人間の世界では、今時代が進み、天使や神、悪魔などといった存在は想像の産物として語られている。危険はない」
ダイン「ですが魔王様。人間の中には私達を『知っている者』もいるのですよ?」
レイル「今の人間に、私達を見抜く力はない」
ダイン「ですが!」
レイル「なんだ?ダイン。そなた妬いておるのか?」
ダイン「っ!違います!私はあなた様を心配してっ」
レイル「心配は無用だ。してくれるのはこれ以上になくありがたいがな?」
ニール「わぁ、だいんくんだっさぁ(にやにや」
モイラ「これこれニール。ダインをからかうでない」
ニール「いやぁ、ここはちゃんとからかっておかないと損かなぁって」
レイル「そうだ」
モイラ「ぬ?どう致しましたかな?」
レイル「皆も一緒に来ないか」
ダイン「ど、どこに、ですか?」
レイル「それはもちろん人間界だ」
ニール「え!?」
ダイン「、、、へ?」
モイラ「ふむ、人間界に、、、。良いですな」
ニール「え、モイラいくの!?」
モイラ「うむ、魔王様がこれほど楽しんでおられる場所とは、いかなるところなのか、少し気になったのでな。ニールはいかんのか?」
ニール「んー。レイルも行って、モイラも行くんなら私もいくー」
レイル「ん?嫌ならここにいていいのだぞ?いつもの通り、無理強いはしないからな」
ニール「いや行くよぉ~。ひょろひょろダインと一緒にいても楽しくないし~仕事増えるし~ダイン仕事マンだし~」
ダイン「え、それって僕の仕事が増えるフラグってやつですかニールさん!?」
ニール「んー?気のせいだよ☆」
ダイン「いやこれは気のせいで終わらせてはいけないやつだと思うんです。それに、ニールさん僕よりはるかに年上なん、、、ひいい!?」
ニール「(低めのセクシーな声でギャップ重視)ん?ダイン?今、何か、聞こえた気がするんだけどー?気のせいかしらー?うふふふふふ(きっちり一つ一つの単語を切るそして間をしっかりとる)」
モイラ「おお、ニールのこの表情は久方ぶりよの」
レイル「年のことは言うと怒るということを知っているだろうに」
ダイン「ひ、ひいい!す、みませんスミマセンすみませんんん?!!!(全力土下座」
ニール「、、、、、(声戻す)うん!わかればよろしい!」
ダイン「はぁ~~~~~」脱力
レイル「ダインも苦労するな」
モイラ「こればかりはどうにもなりませぬ」
ニール「さぁおかしおかしー!」
ダイン「僕、もう、むり」ばた
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる