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こーひーぶれいく そのよん
占い屋さんの屋のかずみさん 惨
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【四コマ漫画風小説 占い屋さんの屋のかずみさん 惨】
1
学校の制服姿のアサキとカズミが、街を歩いている。
カズミは雑誌を開いて持っており、星座占いと書かれている。
「そういやアサキって何座だっけ? この前聞いたけど忘れちゃった」
笑顔で尋ねるカズミであるが、反対にアサキはびっくりドッキリ、
「やあーーーっ! カズミちゃんは占いの話をしちゃダメーーーーーッ!」
必死な形相で、掴み掛からんばかりカズミへと迫った。
2
「ぎふっ!」
痛そうなトゲトゲ文字の悲鳴。
作業着姿の男性が数人で運んでいる看板の先端が、アサキの脇腹に、ずんっと激しくめり込んだのだ。
3
「ど、どうもすみませ、うわあっ!」
作業員の男性が、顔面からぶっ倒れているアサキへ謝罪の声を掛けようとするが、
その、ぶっ倒れているアサキの背中の上を、犬の群れがワンワン吠えながらドドドドドドドと通り過ぎて行った。
男性たちもカズミも、ぽっかーん、唖然としてしまっている。
4
「カズミちゃん酷いやああああああ!」
ズタボロ雑巾、それどころか、犬にスカート引っ掛けられて持ってかれて、とてつもなく恥ずかし姿のアサキ。道路にぺたーんと座って、大粒涙をボロボロこぼしてウエウエ泣いている。
「つうかお前こそなんなんだーーっ!」
あたしが悪いのかよお!
― 完 ―
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学校の制服姿のアサキとカズミが、街を歩いている。
カズミは雑誌を開いて持っており、星座占いと書かれている。
「そういやアサキって何座だっけ? この前聞いたけど忘れちゃった」
笑顔で尋ねるカズミであるが、反対にアサキはびっくりドッキリ、
「やあーーーっ! カズミちゃんは占いの話をしちゃダメーーーーーッ!」
必死な形相で、掴み掛からんばかりカズミへと迫った。
2
「ぎふっ!」
痛そうなトゲトゲ文字の悲鳴。
作業着姿の男性が数人で運んでいる看板の先端が、アサキの脇腹に、ずんっと激しくめり込んだのだ。
3
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作業員の男性が、顔面からぶっ倒れているアサキへ謝罪の声を掛けようとするが、
その、ぶっ倒れているアサキの背中の上を、犬の群れがワンワン吠えながらドドドドドドドと通り過ぎて行った。
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4
「カズミちゃん酷いやああああああ!」
ズタボロ雑巾、それどころか、犬にスカート引っ掛けられて持ってかれて、とてつもなく恥ずかし姿のアサキ。道路にぺたーんと座って、大粒涙をボロボロこぼしてウエウエ泣いている。
「つうかお前こそなんなんだーーっ!」
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― 完 ―
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