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第一章 転移編
14 寿命五日
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ニヤニヤ俺たちのことを見ているパスカルだったが、急に真顔で俺のことをじーっとガン見し始める。
あまりに見るもんだから俺は居心地が悪く食べるのを中断する。
「なんだよ……そんなジッと見て」
「いや、どのくらい寿命が延びたかなと思って」
そういえばパスカルにそのことを聞くつもりだった。俺は持っていたフォークをお皿の上に置き。
「で、どうなんだよ……どのくらい延びてる?」
パスカルの話では唾液で6時間、精液で3、4日という予想だった。キスは4、5回してそれも最初のテントの中の時よりも濃厚なのをしたわけで、精液も貰ったわけだから、一週間ぐらいは延びていて欲しいものだ。
「……5日かな」
「5日?! そんだけ?」
「ああ」
「なんでだよ! あんなにキスしてたっぷり精液注いでもらったのになんで5日なんだよ!」
「へー、いっぱいキスして、たっぷり精液注いでもらったんだー」
立ち上がり反論する俺にパスカルは棒読みでニヤけながらアルの方を向きながら返答した。
あ、やばい……アルが隣にいることを忘れてた。
俺は自分でだいぶ恥ずかしいことを言っていることに気づく。ゆっくりとアルの方を向くと、顔を手で覆い隠し照れているようだ、その証拠に耳が赤くなっている。
「ご、ごめんアル!」
「だ、大丈夫だよ……気にしないで」
「まぁ、アルもだいぶ溜まってたみたいだし、よかったじゃないか」
「う……」
追い討ちをかけるパスカルの言葉に更に耳を赤くしている。
俯いて恥ずかしがるアルに必死で俺は謝り続けた。パスカルは変わらず呑気に朝食を食べている。
とりあえず照れて落ち込んでいるアルはそっとしておくことにして、パスカルと話の続きをする。
「で、なんで5日しか延びてないんだよ。最低でも1週間は延びててもおかしくないぞ」
「話からしてもそのぐらい延びててもおかしくないな」
「じゃあなんで……」
「つまりな、サタローが貯めておける魔力量が最大で5日分しかないってことだ」
「え……つまりそれって」
「どんだけアルにぐちゃぐちゃに犯されて、たーっぷり精液注がれても5日しか持たないってこと」
何という衝撃の事実!
相変わらずいやらしい言葉を使ってくるパスカルは無視する。
つまり今日仮にもう一度あの行為をしたとしても、俺の寿命は4日が5日になるだけで10日になることはないということか。
俺はどんだけ精液注がれようが5日しか寿命を保てないらしい。最低4日に一度キスかセックスをして寿命を延ばさなければいけないわけだ。
何だそのギリギリの綱渡り人生は!
ギリギリで20回キスすれば5日分稼げることになるが、一日でキス20回とか唇がもげそうだ。
それも軽いキスではなく、濃厚すぎるキスでなければいけないわけで、酸欠になると予想できる。
「なるほど、とどのつまり精液を注いでもらえということか」
「ま、そういうことだな」
俺は今までの話をまとめ、自分に言い聞かせるようにそう口に出した。パスカルも俺の言葉に同意している。
そして椅子に座り頭を抱える。
まじかー、俺の心臓持つのかな。
アルがまたセックスしてくれるならいいけど……多分この隣で落ち込んでいる男は優しいから頼めばしてくれそうだ。だが、毎回アルに頼むのも申し訳ないし、その行為はアルの優しさにつけ込んでいるみたいで罪悪感がある。
俺はこれからの自分の生活への不安で、アルは昨日の恥ずかしさで二人で机に肘をつき頭を抱えていた。
「アルいるか……ってお前ら何してんだよ」
「あぁ、ギルか別になんでもないさ。何か私に用かい?」
そんな不穏な空気が漂うテントに入ってきたのはギルバードだった。俺たちの姿を見て驚いた反応をする。
アルは何事も無かったかのようにギルバードと会話を始める。
「……他の兵士たちが待ってるから、さっさとお前も来い」
「ああ、すまないね。じゃあサタローたくさん食べるんだよ」
「あ、うん」
そう俺に告げたアルは席を立ちギルバードと共にテントの外へ出ていった。ギルバードは俺の方を一切見ることはなかった。
パスカルと二人の空間になる。気を取り直してこの世界のことについて聞くチャンスである。
「なぁ、パスカルこの世界について俺に教えてくれないか」
ご飯を食べ終えて食後のデザートのフルーツを幸せそうに食べているパスカルに話しかける。
「ん? そういえば話していなかったな」
「それとなんでこんなところにテントを立てて寝泊まりしてるんだ?お前たちは何者なんだ?」
「まぁ、落ち着け。色々聞きたいことがあるようだが順番に話そう……お前の食事もまだまだ残っているしな」
アルが持ってきた山盛りの朝ごはんはまだ半分以上も残っていた。それに加えて食後のフルーツも山盛りにある。食べ終えられるか不安だが、せっかくアルが持ってきてくれたのだから食べないわけにはいかない。
パスカルとの話も長くなりそうだし、ゆっくり食べればいいかと俺はまたちびちびと食べ始めた。
あまりに見るもんだから俺は居心地が悪く食べるのを中断する。
「なんだよ……そんなジッと見て」
「いや、どのくらい寿命が延びたかなと思って」
そういえばパスカルにそのことを聞くつもりだった。俺は持っていたフォークをお皿の上に置き。
「で、どうなんだよ……どのくらい延びてる?」
パスカルの話では唾液で6時間、精液で3、4日という予想だった。キスは4、5回してそれも最初のテントの中の時よりも濃厚なのをしたわけで、精液も貰ったわけだから、一週間ぐらいは延びていて欲しいものだ。
「……5日かな」
「5日?! そんだけ?」
「ああ」
「なんでだよ! あんなにキスしてたっぷり精液注いでもらったのになんで5日なんだよ!」
「へー、いっぱいキスして、たっぷり精液注いでもらったんだー」
立ち上がり反論する俺にパスカルは棒読みでニヤけながらアルの方を向きながら返答した。
あ、やばい……アルが隣にいることを忘れてた。
俺は自分でだいぶ恥ずかしいことを言っていることに気づく。ゆっくりとアルの方を向くと、顔を手で覆い隠し照れているようだ、その証拠に耳が赤くなっている。
「ご、ごめんアル!」
「だ、大丈夫だよ……気にしないで」
「まぁ、アルもだいぶ溜まってたみたいだし、よかったじゃないか」
「う……」
追い討ちをかけるパスカルの言葉に更に耳を赤くしている。
俯いて恥ずかしがるアルに必死で俺は謝り続けた。パスカルは変わらず呑気に朝食を食べている。
とりあえず照れて落ち込んでいるアルはそっとしておくことにして、パスカルと話の続きをする。
「で、なんで5日しか延びてないんだよ。最低でも1週間は延びててもおかしくないぞ」
「話からしてもそのぐらい延びててもおかしくないな」
「じゃあなんで……」
「つまりな、サタローが貯めておける魔力量が最大で5日分しかないってことだ」
「え……つまりそれって」
「どんだけアルにぐちゃぐちゃに犯されて、たーっぷり精液注がれても5日しか持たないってこと」
何という衝撃の事実!
相変わらずいやらしい言葉を使ってくるパスカルは無視する。
つまり今日仮にもう一度あの行為をしたとしても、俺の寿命は4日が5日になるだけで10日になることはないということか。
俺はどんだけ精液注がれようが5日しか寿命を保てないらしい。最低4日に一度キスかセックスをして寿命を延ばさなければいけないわけだ。
何だそのギリギリの綱渡り人生は!
ギリギリで20回キスすれば5日分稼げることになるが、一日でキス20回とか唇がもげそうだ。
それも軽いキスではなく、濃厚すぎるキスでなければいけないわけで、酸欠になると予想できる。
「なるほど、とどのつまり精液を注いでもらえということか」
「ま、そういうことだな」
俺は今までの話をまとめ、自分に言い聞かせるようにそう口に出した。パスカルも俺の言葉に同意している。
そして椅子に座り頭を抱える。
まじかー、俺の心臓持つのかな。
アルがまたセックスしてくれるならいいけど……多分この隣で落ち込んでいる男は優しいから頼めばしてくれそうだ。だが、毎回アルに頼むのも申し訳ないし、その行為はアルの優しさにつけ込んでいるみたいで罪悪感がある。
俺はこれからの自分の生活への不安で、アルは昨日の恥ずかしさで二人で机に肘をつき頭を抱えていた。
「アルいるか……ってお前ら何してんだよ」
「あぁ、ギルか別になんでもないさ。何か私に用かい?」
そんな不穏な空気が漂うテントに入ってきたのはギルバードだった。俺たちの姿を見て驚いた反応をする。
アルは何事も無かったかのようにギルバードと会話を始める。
「……他の兵士たちが待ってるから、さっさとお前も来い」
「ああ、すまないね。じゃあサタローたくさん食べるんだよ」
「あ、うん」
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パスカルと二人の空間になる。気を取り直してこの世界のことについて聞くチャンスである。
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ご飯を食べ終えて食後のデザートのフルーツを幸せそうに食べているパスカルに話しかける。
「ん? そういえば話していなかったな」
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「まぁ、落ち着け。色々聞きたいことがあるようだが順番に話そう……お前の食事もまだまだ残っているしな」
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