First desire ~初めてこんなに人を求めた ~

キャンチョメ

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初めて異性を本気で好きになる〜6ヶ月後〜

マユの存在

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マユ「、、、も、、し、、も、、し。」
やっと繋がった!!
俺「さっきはごめん!!今何しとる?体大丈夫か?もう1回ちゃんと話そ!」
マユ「、、、、、、。」
息遣いが荒いのと泣いていることだけは分かったが何も答えてくれない。
俺「なにしとん?なんか答えて!!」
マユ「、、、、、、。」
どうしたらいいか全く分からなかった。
一瞬の間に何を話すべきか考えた結果1つの答えがすぐに出た!
俺「マユ?」
名前を呼ぶ事だった。
名前を呼んだ瞬間マユの息遣いが荒くなり電話が切れた。
そのあと何回も電話したが繋がらなかった。
もちろんメールもこない。

そして次の日の朝がきた!
もちろんマユからの連絡は無い。
すぐにマユの友達のユカに連絡した!
俺「昨日あの後1回だけ電話繋がったけど途中切られてそっから音信不通なんやけど連絡来てない?」
ユカ「ありがとう!大丈夫やで!連絡返って来とるからマユは生きとるで!」
ホッとした。
俺「、、、良かった。マユが気持ち落ち着いてくれるまで頼むわ!俺はそれまで待っとくから!」
電話を切った。

それから数日たったある日マユからメールが届いた!!
何事も無かったかのように「久しぶり」ってきた。
すぐに電話をかけた。
俺「もしもし?この前はごめんな。」
マユ「マユの方こそごめん。」
俺「聞きたい事あるから聞くけど答えれんなら答えんくてもいい。喧嘩した時、何回も電話かけたんやけど最後なんで出てくれたん?」
マユ「死ぬ前にやっぱり最後にシンヤ君の声聞いて死にたかった。」
俺「あの時何をしとったん?」
マユ「別れようって言われた時にこれ以上シンヤ君に嫌われてたくないから。嫌われる前に死のうとして家にある睡眠薬とか変な薬をあるだけ飲んだ。けど死ねんくてずっと手首切ってた。いつもは落ち着くはずやのに全く落ちつかんくて頭フラフラしてきて吐き気してもう飛び降りて死のうとして2階の窓から足かけて飛び降りようとした時に最後に声聞いて死のうって思って電話でた。」
俺「やっぱりか。辛い思いさせてごめん。」
マユ「けど電話しながら窓に足かけて下見てたんや?なんか物凄い冷静に物事を考えれてこっから落ちても死ねんやんって思って他の死に方考えてたらシンヤ君がマユ?って言うてくれたやん?その時にもう1回でいいから生きて名前呼んでほしいって思えてもうちょっと頑張って生きたいって思った。それで電話切った後は気絶して寝てたらしい。お姉ちゃんに起こされた。」
俺「良かった。とっさに名前呼ぼうって思って呼んで良かった。生きてくれてよかった。」
そうして仲直りする事に成功してマユの存在を改めて気付かされた。
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