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悪役令嬢は新しい護衛を紹介する
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スタイン邸の庭園では薔薇が華麗に咲き誇り、お茶会の場として用意されていた東屋に花を添えていた。
あそこにある薔薇、クレアの瞳の色に似てる。
執事の案内を受けて歩きながら、私はさりげなく周囲を見回した。
庭園にはさまざまな花が咲いている。
中でも薔薇はその華やかさゆえか存在感が大きい。
そんな中、一角に小振りのダリアが咲いているのが見えた。
個人的には薔薇よりもダリアが好きかな。
そんなことを思いながら東屋に着くと、そこにはすでにクレアだけでなくソフィもジェシカもそろっている。
「ごきげんよう、みなさま」
「ごきげんよう、エレナ様。いつも学園でお会いしていますけど、今日は一段と輝いて見えますわ」
あら。
クレアったら私を喜ばせるのが上手だわ。
たしかに、今日はいつも以上に気合が入っていた。
だって、女子会よ!
嬉しくてウキウキするってものよ。
「お褒めいただき嬉しいわ。今日のお茶会がとても楽しみで、朝から待ちきれない気持ちでしたの」
私の言葉を冗談と取ったのか、クレアとソフィが微笑ましく見てくる。
ジェシカだけは残念な子を見るような目だったが。
なぜ?
解せないわ。
雇い主と雇われた者の関係ではあるが、ジェシカとは同年代の女子として話す機会が多くあった。
なので彼女にはエレナが、というか私が女子同士のつき合いに飢えていることがバレているのだ。
「まずはおかけになって。……あら?今日はダグラス様が護衛ではないのですね」
「みなさまにはまだ正式にご紹介していませんでしたわ。少し前からダグラスと共に護衛に入ってもらっている、レオですわ」
私の言葉に合わせてレオが胸に手を当て頭を下げた。
「レオと申します」
「これからダグラスだけでなくレオが学園への護衛として同行することもありますので、みなさまよろしくお願いしますわね」
ソフィとジェシカがそれぞれ挨拶を返す。
そんな中、クレアがレオの顔をじっと見つめていた。
「クレア様?どうかされました?」
私の声かけに、クレアがハッとする。
「いえその……レオ様、以前どこかでお会いしたことがありませんか?」
突然のナンパ的会話!
え、どうしたのクレア?
私の驚きをよそに、クレアはまだレオを見つめている。
クレア!
オーウェン以外の男性をそんなにまじまじと見つめちゃダメでしょう!
誤解が巻き起こるわよ。
「申し訳ありませんが、お会いしたことはないかと」
「そう……」
レオの答えに、クレアはどことなく納得がいかない顔をしながら頷いた。
「変なことを言ってごめんなさいね」
クレアの言葉を機に、レオは私が視界に入りすぐに駆けつけられるものの声は聞こえない位置まで下がった。
護衛といえど女子トークは聞かれたくないからこその距離感だ。
そもそもスタイン家の邸宅内なので危険があるとも思えないけど。
「クレア様ったらどうしたの?急にあんなことを言うのだもの、驚いたわ。ここにいるのが私たちだけだからいいけど、外であんな態度を取ったら誤解を招くわよ」
ソフィもそんなクレアを見たのは初めてだったのか、苦言を呈す。
「そうよね、ごめんなさい」
クレア自身も自分の行動が褒められたものではないことの自覚があるのか、ソフィの忠告を大人しく聞いた。
「ただ、お会いしたことがなかったとしてもどこかでお見かけしたのは確かなのよ。それも街中とかではなく、もっとちゃんとしたところで」
続くクレアの言葉に、私は疑問を持つ。
基本的にクレアは貴族の令嬢らしい令嬢だ。
彼女の行動範囲は家と学園が基本。
それ以外といえば稀に出かける街中か、必要に応じて参じる王城か。
もしくは誰かのお家に招かれてのお茶会?
ご令嬢が街中に出かける際は家から護衛や侍女を伴い、馬車でお店に直行することが多い。
たとえ出先のお店で食事をするとしても一人でということはないし、同伴者がいればその相手以外は目に入りにくいだろう。
レストランで食事なんて、基本的にはデートでオーウェンと一緒だろうしね。
まだ舞踏会に参加することのない私たちにとって残る場所は学園か王城か誰かのお茶会かだけど……。
学園なら私たちも知ってるはずだし、今日の紹介前に私が連れているところを見かけたとしても、それならそうと言うだろう。
招かれたお茶会の可能性もあるけれど令嬢にとってお茶会はいわば戦場みたいなもの。
行く前から相手のことはしっかりと調べるし、参加したらしたで案外細部まで記憶してるものだ。
なので、お茶会で会っているのならあんな曖昧な記憶にならないような気がする。
残すは王城?
まさかね。
王太子の婚約者であるエレナとは違ってクレアは王城に行く機会がそうあるわけではない。
学園に上がってからは、新年の挨拶のために城で開かれる会に親と共に参加する時とあとはオーウェンに会いに行く時くらい?
騎士団では正式に団員になる前から見込みのある者は見習いとして鍛錬に参加することを許可している。
もちろん、見習いになるにも試験があるのだが。
騎士団長の息子であるオーウェンはすでにその試験に通っており、たびたび鍛錬に参加していた。
見習いになれる者は幼少期から剣に馴染んでいることが多い。
つまり、基本的に受け入れられているのは貴族の子弟のみということ。
そのため鍛錬場は城の片隅に設営されている。
クレアはオーウェンの勇姿を見るために差し入れを持って時々城に行っているみたいだから、その時に見かけたのだろうか?
いずれにしろ今の時点でははっきりとしたことはわからない。
やっぱりこれはデュラン案件ね。
馬車の中でも思ったけど、レオに関しては調べておいた方が良さそうな気がする。
そもそも彼を雇うにあたって私は紹介状すら見せてもらえてないんだから。
何か目的を持って近づいてきたとしてもわからない。
それならこちらで調べて情報を持っておくのは自衛の手段だろう。
帰ったら早急にデュランに依頼しよう。
そう思いながら、私はクレアに促されるまま椅子に腰かけた。
あそこにある薔薇、クレアの瞳の色に似てる。
執事の案内を受けて歩きながら、私はさりげなく周囲を見回した。
庭園にはさまざまな花が咲いている。
中でも薔薇はその華やかさゆえか存在感が大きい。
そんな中、一角に小振りのダリアが咲いているのが見えた。
個人的には薔薇よりもダリアが好きかな。
そんなことを思いながら東屋に着くと、そこにはすでにクレアだけでなくソフィもジェシカもそろっている。
「ごきげんよう、みなさま」
「ごきげんよう、エレナ様。いつも学園でお会いしていますけど、今日は一段と輝いて見えますわ」
あら。
クレアったら私を喜ばせるのが上手だわ。
たしかに、今日はいつも以上に気合が入っていた。
だって、女子会よ!
嬉しくてウキウキするってものよ。
「お褒めいただき嬉しいわ。今日のお茶会がとても楽しみで、朝から待ちきれない気持ちでしたの」
私の言葉を冗談と取ったのか、クレアとソフィが微笑ましく見てくる。
ジェシカだけは残念な子を見るような目だったが。
なぜ?
解せないわ。
雇い主と雇われた者の関係ではあるが、ジェシカとは同年代の女子として話す機会が多くあった。
なので彼女にはエレナが、というか私が女子同士のつき合いに飢えていることがバレているのだ。
「まずはおかけになって。……あら?今日はダグラス様が護衛ではないのですね」
「みなさまにはまだ正式にご紹介していませんでしたわ。少し前からダグラスと共に護衛に入ってもらっている、レオですわ」
私の言葉に合わせてレオが胸に手を当て頭を下げた。
「レオと申します」
「これからダグラスだけでなくレオが学園への護衛として同行することもありますので、みなさまよろしくお願いしますわね」
ソフィとジェシカがそれぞれ挨拶を返す。
そんな中、クレアがレオの顔をじっと見つめていた。
「クレア様?どうかされました?」
私の声かけに、クレアがハッとする。
「いえその……レオ様、以前どこかでお会いしたことがありませんか?」
突然のナンパ的会話!
え、どうしたのクレア?
私の驚きをよそに、クレアはまだレオを見つめている。
クレア!
オーウェン以外の男性をそんなにまじまじと見つめちゃダメでしょう!
誤解が巻き起こるわよ。
「申し訳ありませんが、お会いしたことはないかと」
「そう……」
レオの答えに、クレアはどことなく納得がいかない顔をしながら頷いた。
「変なことを言ってごめんなさいね」
クレアの言葉を機に、レオは私が視界に入りすぐに駆けつけられるものの声は聞こえない位置まで下がった。
護衛といえど女子トークは聞かれたくないからこその距離感だ。
そもそもスタイン家の邸宅内なので危険があるとも思えないけど。
「クレア様ったらどうしたの?急にあんなことを言うのだもの、驚いたわ。ここにいるのが私たちだけだからいいけど、外であんな態度を取ったら誤解を招くわよ」
ソフィもそんなクレアを見たのは初めてだったのか、苦言を呈す。
「そうよね、ごめんなさい」
クレア自身も自分の行動が褒められたものではないことの自覚があるのか、ソフィの忠告を大人しく聞いた。
「ただ、お会いしたことがなかったとしてもどこかでお見かけしたのは確かなのよ。それも街中とかではなく、もっとちゃんとしたところで」
続くクレアの言葉に、私は疑問を持つ。
基本的にクレアは貴族の令嬢らしい令嬢だ。
彼女の行動範囲は家と学園が基本。
それ以外といえば稀に出かける街中か、必要に応じて参じる王城か。
もしくは誰かのお家に招かれてのお茶会?
ご令嬢が街中に出かける際は家から護衛や侍女を伴い、馬車でお店に直行することが多い。
たとえ出先のお店で食事をするとしても一人でということはないし、同伴者がいればその相手以外は目に入りにくいだろう。
レストランで食事なんて、基本的にはデートでオーウェンと一緒だろうしね。
まだ舞踏会に参加することのない私たちにとって残る場所は学園か王城か誰かのお茶会かだけど……。
学園なら私たちも知ってるはずだし、今日の紹介前に私が連れているところを見かけたとしても、それならそうと言うだろう。
招かれたお茶会の可能性もあるけれど令嬢にとってお茶会はいわば戦場みたいなもの。
行く前から相手のことはしっかりと調べるし、参加したらしたで案外細部まで記憶してるものだ。
なので、お茶会で会っているのならあんな曖昧な記憶にならないような気がする。
残すは王城?
まさかね。
王太子の婚約者であるエレナとは違ってクレアは王城に行く機会がそうあるわけではない。
学園に上がってからは、新年の挨拶のために城で開かれる会に親と共に参加する時とあとはオーウェンに会いに行く時くらい?
騎士団では正式に団員になる前から見込みのある者は見習いとして鍛錬に参加することを許可している。
もちろん、見習いになるにも試験があるのだが。
騎士団長の息子であるオーウェンはすでにその試験に通っており、たびたび鍛錬に参加していた。
見習いになれる者は幼少期から剣に馴染んでいることが多い。
つまり、基本的に受け入れられているのは貴族の子弟のみということ。
そのため鍛錬場は城の片隅に設営されている。
クレアはオーウェンの勇姿を見るために差し入れを持って時々城に行っているみたいだから、その時に見かけたのだろうか?
いずれにしろ今の時点でははっきりとしたことはわからない。
やっぱりこれはデュラン案件ね。
馬車の中でも思ったけど、レオに関しては調べておいた方が良さそうな気がする。
そもそも彼を雇うにあたって私は紹介状すら見せてもらえてないんだから。
何か目的を持って近づいてきたとしてもわからない。
それならこちらで調べて情報を持っておくのは自衛の手段だろう。
帰ったら早急にデュランに依頼しよう。
そう思いながら、私はクレアに促されるまま椅子に腰かけた。
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