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第四部
エンターテイメントであれば
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自分の子供がどんな人間に育つかは、実際に育ってみないと分かりません。当たり前じゃないですか。社会の役に立つ人間かどうか分からない状態で生むんでしょう? どうしてその行為に対して責任を負わないんですか? 結果が分からないことを行う選択をした自分自分の責任を。
『親だって人間だから』
の一言で免責されるとでも思ってるんですか? それが<大人>ですか? それが<甘え>でなければ何なのですか? 快楽だけ求めておいて、自分に都合の悪い結果が出たら泣き言並べるだけですか?
自身の行為に責任を負えないのなら偉そうにしないでください。
それだけの話ですよ。
ただ、何度も言うように親だって確かに人間ですから完璧ではいられません。それもまた現実です。だからこそ『偉そうにしない』というのが大事なんだと実感します。そこで偉そうにしてたら、
『でかい口叩いといて上手くできないとなったらそれか!』
と思われるだけだという話なんです。完璧にできないから誰かの力を借りることもある。力を借りようとするなら、自分も誰かの力になる必要がある。その<誰か>は自分の子供の場合もある。
そういうことなんじゃないですか?
そして、<対ゴヘノヘ用決戦兵器二号機>の建造も、誰か一人だけの力ではできません。多くの人の協力があってこそなんです。
私達がただ高慢で横柄で理不尽なだけだったら、こんなに進んで協力はしてもらえなかったでしょうね。脅すか利益を供与するかしなければ協力は得られなかったと思います。
もっとも、脅そうにも私達はたったの三人しかいませんでしたから、猪人達が総力を挙げて本気になれば、敵う相手ではなかったでしょう。彼らは、こと『戦う』という点においては大変に優秀です。私達がどれほど戦略を練ろうとも戦術を弄しようとも、彼らはそれを上回ってくるに違いありません。
あのゴヘノヘの襲撃を、体一つで、槍や石斧や棍棒で、凌ぎ切ってきた者達なんですから。
漫画やアニメや映画のように、ただ知能の低い蛮族としてこちらの高い知能で翻弄できると考えるのは、傲慢でしかありません。
いわゆる<ご都合主義>というものでしょう。エンターテイメントであればそのような都合のいい展開も有り得るとしても、現実はそうじゃありません。それが通用するなら、軍の最新装備を自在に扱えて徹底した訓練とシミュレーションを行った上で作戦に挑む軍隊に、テロリストごときが被害を与えられるわけないじゃないですか。
『親だって人間だから』
の一言で免責されるとでも思ってるんですか? それが<大人>ですか? それが<甘え>でなければ何なのですか? 快楽だけ求めておいて、自分に都合の悪い結果が出たら泣き言並べるだけですか?
自身の行為に責任を負えないのなら偉そうにしないでください。
それだけの話ですよ。
ただ、何度も言うように親だって確かに人間ですから完璧ではいられません。それもまた現実です。だからこそ『偉そうにしない』というのが大事なんだと実感します。そこで偉そうにしてたら、
『でかい口叩いといて上手くできないとなったらそれか!』
と思われるだけだという話なんです。完璧にできないから誰かの力を借りることもある。力を借りようとするなら、自分も誰かの力になる必要がある。その<誰か>は自分の子供の場合もある。
そういうことなんじゃないですか?
そして、<対ゴヘノヘ用決戦兵器二号機>の建造も、誰か一人だけの力ではできません。多くの人の協力があってこそなんです。
私達がただ高慢で横柄で理不尽なだけだったら、こんなに進んで協力はしてもらえなかったでしょうね。脅すか利益を供与するかしなければ協力は得られなかったと思います。
もっとも、脅そうにも私達はたったの三人しかいませんでしたから、猪人達が総力を挙げて本気になれば、敵う相手ではなかったでしょう。彼らは、こと『戦う』という点においては大変に優秀です。私達がどれほど戦略を練ろうとも戦術を弄しようとも、彼らはそれを上回ってくるに違いありません。
あのゴヘノヘの襲撃を、体一つで、槍や石斧や棍棒で、凌ぎ切ってきた者達なんですから。
漫画やアニメや映画のように、ただ知能の低い蛮族としてこちらの高い知能で翻弄できると考えるのは、傲慢でしかありません。
いわゆる<ご都合主義>というものでしょう。エンターテイメントであればそのような都合のいい展開も有り得るとしても、現実はそうじゃありません。それが通用するなら、軍の最新装備を自在に扱えて徹底した訓練とシミュレーションを行った上で作戦に挑む軍隊に、テロリストごときが被害を与えられるわけないじゃないですか。
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