私が異世界物を書く理由

第二幕

ネットの匿名の影に隠れてただ文句を言うばっかりで自分は具体的に行動しないクセに、たまに誰かが極端な行動に出たらそれに喝采を送るとか称賛すると

ネットの匿名の影に隠れてただ文句を言うばっかりで自分は具体的に行動しないクセに、たまに誰かが極端な行動に出たらそれに喝采を送るとか称賛するとか、本当に卑怯以外の何ものでもないよね。そういう実感しかない。

ロクでもない企業を批判するなら、自分がまともな企業を作ればいいじゃん。政治家を批判するなら自分がまともな政治家になればいいじゃん。

『それができたら苦労はしない』

って？　いや、現に企業を作ったり政治家になる人はいるじゃん。なのに自分にはできないって、自分の能力はその人達の足下にも及ばないって、自分で認めちゃってるじゃん。

そこで奮起して努力するようになるならまだしも、ほとんどはそこでも言い訳を並べて自分も正当化しようとするだけだよね。

私もね、自分の作品がアニメ化されたりしてるわけじゃないから、そんなすごい成功者ってわけでもないし、成功者として語るつもりはないよ。

だけどね、私だって実際に親なのは事実で、親として自分が育てた子供が社会とどう関わっていくかについては当然のこととして気になるし、考えなきゃいけないことだと思ってる。

俗に言う＜成功者＞になれるかどうかは別としても、どういう形であれ社会と関わっていくことには違いないんだからね。

いわゆる＜弱者＞であっても社会の中で生きていくことになるのは変わりないんだよ。

だったらその中で、自分に配られたカードをどう使って生きていくかを子供に教えていくのが親の役目じゃん。

そして、起業したりプロスポーツ選手になったり政治家になったり芸能人になったり漫画家になったり小説家になったりってだけじゃん。

そういう意味で親としてあれこれ言うのできると思うよ？

人間の親が育ててるのは人間なんだからね。

何度でも言うけど人間の親が産むのは人間なんだ。犬でも猫でも馬でも牛でもライオンでもチーターでもない。

人間じゃないものから人間になるわけじゃない。

『人間の親が躾けて人間にする』

わけじゃないんだ。いつまで現実から目を背けて甘えてんの？

子供が大人と同じことができないのは、ただ『未熟だから』ってことでしかない。

そして、大人と同じことができないからって『人間じゃない』ってことにはならないんだよ。

だいたいさあ、年齢的には＜大人＞である私と同じことができない人なんて、珍しくもないよね？　私は子供達をちゃんと人間として扱った上で、他の人のことも人間として接することができる人に育ってもらうことができたよ？

それと同じことができないから、『親が躾けて人間にするんだ』とか言ってるんだよね？