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第二幕

これも何度も言ってきたことだけどさ、<子供は親の鏡>なんだから、子供の振る舞いこそが親の本質を映し出してるはずなんだよねえ。だから、ロクでも

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これも何度も言ってきたことだけどさ、<子供は親の鏡>なんだから、子供の振る舞いこそが親の本質を映し出してるはずなんだよねえ。だから、ロクでもない振る舞いをしてる子供は、親の本質こそがそれを作ったはずなんだよ。

『生まれつき知能の低い子供ができたのは親の所為だって言うのか!?』

って? いやあ、知能の高い低いの問題じゃないでしょ? だって、『知能が低い』ことが決定的だって言うんなら、ペットの犬とかどうなんの? 

<よく躾けられた犬>

とかいるのおかしいじゃん。犬の知能なんて精々が人間の幼児並なんでしょ? だったら<幼児並の知能>があったらそれなりの振る舞いができるってことじゃん。

実際、人間の幼児だって、傍若無人に暴れるような子ばっかりじゃないじゃん。

要は、

『<傍若無人に暴れる必要がない状況>ってのを作れるかどうか?』

ってだけの話だと思うけど? それを作れない親の子供が傍若無人に暴れるってだけの話だと思うけど?

そこで、

<生まれつきの性格>

ってのをまた言い訳にして『自分に責任はない!』とか言うのがいるのはホントに情けないよね。動物園でトラとかライオンとかがのんびりしてたりするのはなんで? トラやライオンはそれこそ猛獣だよ? 人間の命なんてなんとも思ってない凶暴な猛獣。それがおとなしくしてられるのはなんで? 凶暴さを発揮しなきゃいけない状況じゃないからじゃないの?

たまに飼育員とかが動物に襲われたりって事故もあったりするけど、それって要するに、

『適切じゃない対応があったから』

じゃないの? だから動物の方も、自分の身を守ろうとしたり『ちょうどいい獲物が目の前にいる』って思っちゃったりしたからそんなことになっちゃったんじゃないのかなあ?

実際、そういう事故があったって、動物の方に責任を問うたりしないよね? あくまで人間側に責任があったってことになるよね?

私は自分の子供達に対しては責任があるんだよ。その責任から逃れるつもりはまったくないし、ましてや子供達が傍若無人に振る舞わなきゃいけなくなるような状況を作るつもりもない。親としてその程度はわきまえてるつもりだよ?

<ロクでもない振る舞いをする子連れ>ってのは確かにいるかもだけど、そんなタイプはそもそも子供を連れてなくてもそうじゃないの? 他所様を口汚く罵ってるような人らにも、<既婚者>もいれば<親>もいれば<独身>もいるでしょうが。

そういう振る舞いをする人は、<そういう人>ってだけ。親かどうかは関係ない。

ただ同時に、<そういう振る舞いをする人の親>は、まあ、自分の子供がそんなことをしててもほったらかしにするような親だってことは間違いないよね。

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