858 / 910
第二幕
法律もルールも勝手な解釈を加えて自分に都合よく捻じ曲げて好き勝手することこそを『ちゃんと自分で考えて行動してる』ってことにしたい人って、本当
しおりを挟む
法律もルールも勝手な解釈を加えて自分に都合よく捻じ曲げて好き勝手することこそを、
『ちゃんと自分で考えて行動してる』
ってことにしたい人って、本当に何を考えてるんだろうね? 自分のそういう振る舞いが何を招くのか本当に考えてる? 自分のそういう振る舞いが周囲にどういう影響を及ぼすのか、ちゃんと考えてんの?
そういうのが、
<狡い人こそが得をする社会>
ってのを作り出しちゃってるんじゃないの? そうじゃないってんなら、なんで法律やルールを自分に都合よく捻じ曲げて好き勝手してる人が有名になれたり儲かったりしてんの? ちゃんと考えて行動してるんなら、そういうことについても『なぜ』ってのを理路整然と説明できるんだよね?
考えてるんならさ。
『法律やルールを律儀に守ってる奴は自分じゃ何も考えてない奴だ!』
とか、それ、本気でちゃんと考えた上で言ってる?
『法律やルールを捻じ曲げて好き勝手に振る舞うことがどういう影響を社会に及ぼすかを考えるからこそ敢えて法律やルールを律儀に守ってるっていう人もいる』
ってなんで思わないの? 考えてるのにその程度のことも思い付かないってこと? それって『ちゃんと考えてる』って言えんの?
私にはそれのどこが『ちゃんと考えてる』のか、さっぱり分かんないんだけど?
『自動車が来てないのに信号を律儀に守る』
のは、別に何も考えてないからじゃないよ? そういう人もいるかもだけど、少なくとも私はそうじゃないし、私のダンナや子供達もそうじゃないし、さくらやさくらの家族もそうじゃないよ?
『自分勝手に法律やルールを捻じ曲げていいという考え方そのものが結果として何を招くのか?』
ってのを考えればこそ、
『信号一つ守れないような精神状態であることは自分自身にとって好ましくない』
とも思うんだしね。
実際、『信号なんて別に守らなくていい』という考えを日常的に持ってたら、<ちゃんと信号を確認するという習慣>すら危うくなるんじゃないの?
『自動車が来てるかどうかちゃんと確認した上で』
なんてのが常に実行されてるわけじゃないっていうのは、私が日常的に目撃してる範囲でさえ実際に見られることだよ? 自動車が来てるのに信号を無視して突っ切って自動車にブレーキを踏ませるどころか、ホントに跳ねられちゃったってのも目撃したことあるしね。
それはまあ幸いにも大してスピードも出てなかったから大きな事故にはならなかったみたいだけど、完全に『信号を確認するという意識がなかったんだろうな』っていう動きだったよね、あれは。
『ちゃんと自分で考えて行動してる』
ってことにしたい人って、本当に何を考えてるんだろうね? 自分のそういう振る舞いが何を招くのか本当に考えてる? 自分のそういう振る舞いが周囲にどういう影響を及ぼすのか、ちゃんと考えてんの?
そういうのが、
<狡い人こそが得をする社会>
ってのを作り出しちゃってるんじゃないの? そうじゃないってんなら、なんで法律やルールを自分に都合よく捻じ曲げて好き勝手してる人が有名になれたり儲かったりしてんの? ちゃんと考えて行動してるんなら、そういうことについても『なぜ』ってのを理路整然と説明できるんだよね?
考えてるんならさ。
『法律やルールを律儀に守ってる奴は自分じゃ何も考えてない奴だ!』
とか、それ、本気でちゃんと考えた上で言ってる?
『法律やルールを捻じ曲げて好き勝手に振る舞うことがどういう影響を社会に及ぼすかを考えるからこそ敢えて法律やルールを律儀に守ってるっていう人もいる』
ってなんで思わないの? 考えてるのにその程度のことも思い付かないってこと? それって『ちゃんと考えてる』って言えんの?
私にはそれのどこが『ちゃんと考えてる』のか、さっぱり分かんないんだけど?
『自動車が来てないのに信号を律儀に守る』
のは、別に何も考えてないからじゃないよ? そういう人もいるかもだけど、少なくとも私はそうじゃないし、私のダンナや子供達もそうじゃないし、さくらやさくらの家族もそうじゃないよ?
『自分勝手に法律やルールを捻じ曲げていいという考え方そのものが結果として何を招くのか?』
ってのを考えればこそ、
『信号一つ守れないような精神状態であることは自分自身にとって好ましくない』
とも思うんだしね。
実際、『信号なんて別に守らなくていい』という考えを日常的に持ってたら、<ちゃんと信号を確認するという習慣>すら危うくなるんじゃないの?
『自動車が来てるかどうかちゃんと確認した上で』
なんてのが常に実行されてるわけじゃないっていうのは、私が日常的に目撃してる範囲でさえ実際に見られることだよ? 自動車が来てるのに信号を無視して突っ切って自動車にブレーキを踏ませるどころか、ホントに跳ねられちゃったってのも目撃したことあるしね。
それはまあ幸いにも大してスピードも出てなかったから大きな事故にはならなかったみたいだけど、完全に『信号を確認するという意識がなかったんだろうな』っていう動きだったよね、あれは。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる