851 / 1,109
第二幕
ところでさ、世の中には、やたらと女性を敵視している男性がいるみたいだけど、そういう人ってきっと友達がいないんだろうなっていう印象がある。だっ
しおりを挟む
ところでさ、世の中には、やたらと女性を敵視している男性がいるみたいだけど、そういう人ってきっと友達がいないんだろうなっていう印象がある。だってそうじゃん? 友達の大切に思っている女性のことも同じように敵視するんでしょ? そんな人と友達としてまともに付き合える? 付き合いたいと思える?
なるほど同じように女性を敵視している人とならつるむこともできるかもしれないけど、それって果たして<友達>なのかなあ?
まあこれはもちろん、<男性を敵視している女性>についても言えることだろうけどさ。
女性とか男性とか大きな主語でひとまとめにして攻撃的な態度を取るって、普通に非常識だと思うんだけどね。
私の身の回りでもなるほどやたらと男性を目の敵にしてる女性はいるよ。でもそれって私のダンナや息子やさくらのダンナや息子のことを目の敵にしてるのと同じだからね? だったら当然、いい気はしないわけ。
だって私はダンナのことを愛してるし、息子のことも愛してる。さくらのダンナがさくらをすごく大切に想ってくれてることも知ってるし、さくらの息子がすごくいい子なの分かってる。私にとっては素晴らしい人達だよ。
それを侮辱されていい気分なわけないじゃん。そんなことをする人を信用も信頼できるわけないじゃん。
違う?
それを考えたら人間関係においてはすっごいマイナスだと思うんだけどね。
もちろん、女性男性に関わらず困った人がいるのは事実だよ。それを否定するつもりはない。だけどさこれはさっきも言った通り個人の問題なんだ。その困ったことをする人個人のね。
私のダンナや息子達も、私にとって理解のできない部分は確かにある。そのことも別に否定するつもりはないよ。
でもさ自分にとって理解のできない考え方をしてるからって、ただバカにしてるとか、敵視してるとか、そんなの普通に迷惑なだけだよ。ああ、本当に迷惑。
嫌な思いをさせられたとか迷惑を掛けられたとかそんな理由で敵視するんだったらさ、そうやって大切な人や家族を侮辱されたとかいう形で嫌な思いをさせられたり迷惑を掛けられたということで誰かから敵視されたりすることも認めなきゃおかしいよね?
で、これについても、私の子供達がそんな形で誰かを強く敵視したり攻撃的になったりということをしないで済むようにと思ってるんだよ。
だって、私の勝手で来てもらったのに、それで嫌な思いをするとか、嫌な思いをしてるのを放っておくとか、申し訳ないじゃん。私の所為なんだよ? 私とダンナの所為。だったらそれについてちゃんとフォローしなきゃね。
じゃなきゃ、あまりにも無責任っていうものでしょ?
しかも自分の母親や父親がちゃんとそういう風に考えてくれてたら、そこまで女性だの男性だのっていうことで敵視したりしないで済むと思うんだけどなあ。
なるほど同じように女性を敵視している人とならつるむこともできるかもしれないけど、それって果たして<友達>なのかなあ?
まあこれはもちろん、<男性を敵視している女性>についても言えることだろうけどさ。
女性とか男性とか大きな主語でひとまとめにして攻撃的な態度を取るって、普通に非常識だと思うんだけどね。
私の身の回りでもなるほどやたらと男性を目の敵にしてる女性はいるよ。でもそれって私のダンナや息子やさくらのダンナや息子のことを目の敵にしてるのと同じだからね? だったら当然、いい気はしないわけ。
だって私はダンナのことを愛してるし、息子のことも愛してる。さくらのダンナがさくらをすごく大切に想ってくれてることも知ってるし、さくらの息子がすごくいい子なの分かってる。私にとっては素晴らしい人達だよ。
それを侮辱されていい気分なわけないじゃん。そんなことをする人を信用も信頼できるわけないじゃん。
違う?
それを考えたら人間関係においてはすっごいマイナスだと思うんだけどね。
もちろん、女性男性に関わらず困った人がいるのは事実だよ。それを否定するつもりはない。だけどさこれはさっきも言った通り個人の問題なんだ。その困ったことをする人個人のね。
私のダンナや息子達も、私にとって理解のできない部分は確かにある。そのことも別に否定するつもりはないよ。
でもさ自分にとって理解のできない考え方をしてるからって、ただバカにしてるとか、敵視してるとか、そんなの普通に迷惑なだけだよ。ああ、本当に迷惑。
嫌な思いをさせられたとか迷惑を掛けられたとかそんな理由で敵視するんだったらさ、そうやって大切な人や家族を侮辱されたとかいう形で嫌な思いをさせられたり迷惑を掛けられたということで誰かから敵視されたりすることも認めなきゃおかしいよね?
で、これについても、私の子供達がそんな形で誰かを強く敵視したり攻撃的になったりということをしないで済むようにと思ってるんだよ。
だって、私の勝手で来てもらったのに、それで嫌な思いをするとか、嫌な思いをしてるのを放っておくとか、申し訳ないじゃん。私の所為なんだよ? 私とダンナの所為。だったらそれについてちゃんとフォローしなきゃね。
じゃなきゃ、あまりにも無責任っていうものでしょ?
しかも自分の母親や父親がちゃんとそういう風に考えてくれてたら、そこまで女性だの男性だのっていうことで敵視したりしないで済むと思うんだけどなあ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】私は悪い父と母の、娘だった。かつてのお人形は救われたのでしょうか?
BBやっこ
大衆娯楽
以前とガラっと変わった生活。
わたしは、パパとママの隠していたお人形を見た。
店の倉庫、奥の部屋。代わって祭事に出席してあげると、わたしは健康で過ごせるんだって。
お人形を投げて、倒すのもワザワイを払うためでパパとママがやってた。
秘密にしないといけないお人形。悪いものを代わってもらえて、わたしたちは幸せになる。
…そう教わったとおりではなかったと分かったのは成長してからだった。※序盤、むなくそ悪い展開注意
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる