846 / 1,095
第二幕
ホントにさ、暴力をふるうことを<躾>だと思ってるのがマジ情けない。あのね? 一歳やそこらの乳幼児相手に負けることがあるとでも思ってんの?
しおりを挟む
ホントにさ、暴力をふるうことを<躾>だと思ってるのがマジ情けない。
あのね? 一歳やそこらの乳幼児相手に負けることがあるとでも思ってんの? 漫画やアニメや小説のキャラじゃないんだよ? 人間の乳幼児はさ。
力を誇示して相手を支配しようとか、絶対負けない相手に何やってんの? そんなことしてるから、
『<公権力>っていう<一個人の力じゃまず勝てない強大な力>の前に屈服させられる』
という<特大ブーメラン>を食らわされるんでしょうが。
『<躾>が必要だったのは自分の方だったね』
って形でさ。
なのにそれでも、
<躾を騙った虐待>
を行う輩を擁護するとか共感するとかいう人間もいるんだろうなあ。
あのさあ、さっきも言ったけど、『力で相手を従わせよう』なんてのは、結局、自分より強い力を持ってる相手には無力なんだよ。
しかも、子供の親が自分の上司だったり怖い先輩だったりおっかない自由業の人だったりしたら、同じようにやれんの? できないでしょ? 漫画やアニメや小説のキャラだったらそういうの気にせずにやって問題起こっても<ご都合主義>で解決するのかもだけど、現実はそうじゃないからね?
その現実さえ理解できない人間が躾を語るとか、ちゃんちゃらおかしいっての。
で、その現実も分かってないのが躾を騙って虐待やってて、公権力相手に逮捕されちゃったりしてるじゃん。自分より強い相手には何もできないじゃん。これから弁護士なりなんなりに助けてもらうのかもだけど、それ、<自分の力>じゃないよねえ? 他所様の力を当てにして身を守ろうとするんだ? へ~?
そうやって、
<力で威圧してきた大人が自分じゃない別の力を頼って身を守ろうとする姿>
を見て、子供は何を学ぶかなあ? <自分じゃない別の力を頼って身を守ろうとすること>を学んじゃったりしないかなあ? しかも、不法なことをしたのにそれを正当化しようとして、<自分じゃない別の力>を頼んの。
それこそ、
<徒党を組んだり凶器を手にして誰かを従わせること>
を学び取っちゃったりしないかなあ?
『ガキなんてぶん殴って躾けりゃいい』
とか言ってる輩って、その程度のことも考えないんだね? その程度の先のことすら考えられないんだね? まあ、だから『ガキなんてぶん殴って躾けりゃいい』なんて考えるんだろうけどさ。
本当に目先のことしか見えてないんだ?
でも、なんで? なんでそんな目先のことしか見えなくなっちゃったの? 親から物事を俯瞰的に見たり客観的に見たりすることを教わらなかったの? 教わらなかったからそうなっちゃったんなら、それは<親の怠慢>だよねえ。
あのね? 一歳やそこらの乳幼児相手に負けることがあるとでも思ってんの? 漫画やアニメや小説のキャラじゃないんだよ? 人間の乳幼児はさ。
力を誇示して相手を支配しようとか、絶対負けない相手に何やってんの? そんなことしてるから、
『<公権力>っていう<一個人の力じゃまず勝てない強大な力>の前に屈服させられる』
という<特大ブーメラン>を食らわされるんでしょうが。
『<躾>が必要だったのは自分の方だったね』
って形でさ。
なのにそれでも、
<躾を騙った虐待>
を行う輩を擁護するとか共感するとかいう人間もいるんだろうなあ。
あのさあ、さっきも言ったけど、『力で相手を従わせよう』なんてのは、結局、自分より強い力を持ってる相手には無力なんだよ。
しかも、子供の親が自分の上司だったり怖い先輩だったりおっかない自由業の人だったりしたら、同じようにやれんの? できないでしょ? 漫画やアニメや小説のキャラだったらそういうの気にせずにやって問題起こっても<ご都合主義>で解決するのかもだけど、現実はそうじゃないからね?
その現実さえ理解できない人間が躾を語るとか、ちゃんちゃらおかしいっての。
で、その現実も分かってないのが躾を騙って虐待やってて、公権力相手に逮捕されちゃったりしてるじゃん。自分より強い相手には何もできないじゃん。これから弁護士なりなんなりに助けてもらうのかもだけど、それ、<自分の力>じゃないよねえ? 他所様の力を当てにして身を守ろうとするんだ? へ~?
そうやって、
<力で威圧してきた大人が自分じゃない別の力を頼って身を守ろうとする姿>
を見て、子供は何を学ぶかなあ? <自分じゃない別の力を頼って身を守ろうとすること>を学んじゃったりしないかなあ? しかも、不法なことをしたのにそれを正当化しようとして、<自分じゃない別の力>を頼んの。
それこそ、
<徒党を組んだり凶器を手にして誰かを従わせること>
を学び取っちゃったりしないかなあ?
『ガキなんてぶん殴って躾けりゃいい』
とか言ってる輩って、その程度のことも考えないんだね? その程度の先のことすら考えられないんだね? まあ、だから『ガキなんてぶん殴って躾けりゃいい』なんて考えるんだろうけどさ。
本当に目先のことしか見えてないんだ?
でも、なんで? なんでそんな目先のことしか見えなくなっちゃったの? 親から物事を俯瞰的に見たり客観的に見たりすることを教わらなかったの? 教わらなかったからそうなっちゃったんなら、それは<親の怠慢>だよねえ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
【完結】復讐は計画的に~不貞の子を身籠った彼女と殿下の子を身籠った私
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
公爵令嬢であるミリアは、スイッチ国王太子であるウィリアムズ殿下と婚約していた。
10年に及ぶ王太子妃教育も終え、学園卒業と同時に結婚予定であったが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されてしまう。
婚約者の彼の隣にいたのは、同じ公爵令嬢であるマーガレット様。
その場で、マーガレット様との婚約と、マーガレット様が懐妊したことが公表される。
それだけでも驚くミリアだったが、追い討ちをかけるように不貞の疑いまでかけられてしまいーーーー?
【作者よりみなさまへ】
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる