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第二幕

再度言うけど、『言うべきことを言う』ってのが、本当に『世の中のため』だとか『それが社会にとって有益だから』とか思ってるなら、相手にとって

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再度言うけど、『言うべきことを言う』ってのが、本当に『世の中のため』だとか『それが社会にとって有益だから』とか思ってるなら、相手にとってダメージになるかどうか関係なくやるべきじゃんねえ。でも実際は、ダメージが与えられそうな相手だと思ったらやってるだけでしょ? だから同じようなことをしてても言ったり言わなかったりする。

<特定の誰か>を名指ししてやる時はそれこそじゃないの?

私の場合は、<特定の誰か>じゃなくて<好ましくないと感じる行い>に対して言ってるから、あてはまる行いすべてに対してなんだよ。特定の誰かを名指ししてやる場合だと、名指しされなかった人は、

『自分は関係ない』

って思うんじゃないの? 

特定の誰かを名指ししない場合にも、属性で語ったら、その属性から外れる人はやっぱり、『自分は関係ない』って思うんじゃないの? そんなんじゃ、いくら主語を大きくしたってダメじゃん。

大して、<好ましくないと感じる行い>についてなら、それに当てはまる行いすべてに対してだから、<個人>も<属性>も関係ないんだよ。

そのためにも、特定の個人を名指ししない。なるべく特定の属性を挙げない。

そう心掛けてる。まあ、自分が親だからこそ<親>に対しては厳しくなるけど、だいたいはそう心掛けた上で、それがただの感情論や八つ当たりや憂さ晴らしじゃないと示すために、言葉を選ぶ。そういうことなんだよね。

なんでいい歳をした<利口な人>が、それをできないのかが私には分からない。そんなに難しいこと? 

何がそんなに難しいの?

ねえ? 何がそんなに難しいのか教えてよ。

ただただ自分の感情を誰かにぶつけて憂さ晴らししたいだけなんでしょ? 『世の中のため』だとか『それが社会にとって有益だから』とかなら、言葉を選ばない理由がないじゃん。言葉を選ばす自分の言いたいように言うなんて個人の感情論がなんで『世の中のため』で『社会にとって有益』だっての? そんなの殺人犯やテロリストの理屈と何が違うっての?

こうやって相手を問い詰めるやり方も、たいがいキッツいと思うんだけどな。憤りとかを示すには、自分が何に憤ってて、相手の行いのどこに正当性があるのかを問い質すにはありだと思うんだけどな。

それに相手が理路整然と根拠を示してこれるなら、なるほど信念をもってやってるんだろうなって思うけど、ひたすら感情的に罵ってくるだけじゃ、要するに道理も何もない、自分の感情だけを優先したいってことになるよね?

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