805 / 1,109
第二幕
誰かを追い詰めようとしてるのとかもさ、『相手の所為』にしてるよね? ついでに、『そうするのが社会のためだから』とか『社会の所為』にしてるよね
しおりを挟む
誰かを追い詰めようとしてるのとかもさ、『相手の所為』にしてるよね? ついでに、
『そうするのが社会のためだから』
とか、『社会の所為』にしてるよね? で、
『そんな自分の行いが好ましくないと親が教えてくれなかった』
って、『親の所為』にしてるよね?
これっぽっちも<自分>がない。自分で決めてない。自分で考えてない。行いのすべてが『他人の所為』『社会の所為』『親の所為』なんだよ。しかも、いい歳をした、それどころか自分自身が<子を持つ親>なのにそんなことをしてたりする。
それで子供に対して偉そうにできると、なんで思えんの?
本当に意味が分からない。
親だってただの人間なんだから完璧じゃなくてもいいと思うよ? 私も完璧になんてなれないしさ。ダメダメのグダグダだしさ。だからこそ偉そうになんてしないんだよ。ただただ子供達に対して、
『完璧にはなれなくてもいいから人としてなるべく恥ずかしくない生き方をしなきゃね』
って手本を示さなきゃって思ってるだけ。
『ダメな自分でも誰かを敬い慮る生き方はできる』
って手本を示さなきゃって思ってるだけ。
<人としてなるべく恥ずかしくない生き方>
ってのも、
『体裁を整え見栄えを良くするためなら何をしてもいい』
なんて意味じゃないよ? 上辺だけいいように見せてるだけじゃダメなんていう実例も、掃いて捨てるほどあるじゃん。
『社会的に成功したように見える人が裏では』
みたいなことも、いくらでもあるじゃん。そういうことじゃないんだよ。体裁を整えて見栄えを良くすればそれでOKじゃないんだよ。それを達成するためにストレス溜めてそのストレスを発散するために誰かを傷付けて苦しめて貶めて蔑ろにしてたんじゃ、意味ないの。そんな形でしか保てない体裁なんてクソ以下だと私は思う。
そんな形で体裁を整えて見栄えを良くしたって、その裏を知ってる人に実情をバラされて大ダメージなんてことも現にあるじゃん。要するに<弱み>を作ってるだけじゃん。
私なんかホントにダメ人間だからね? <黒歴史>なんてそれこそ太陽にでも投棄して永久に滅却したいくらいあるからね? だから偉そうになんてできない。
あくまでそんなダメな私でもこうして幸せに生きてられるんだっていう手本を示したいだけ。
『ダメであること』は必ずしも<不幸>じゃないんだよ。それでも幸せに生きることはできるんだ。そのことを子供達に示したいんだ。
でもね、誰かを傷付けて苦しめて貶めて蔑ろにしてってしてたら、自分で不幸を呼び寄せるんだよ。そんな風にして体裁を整えて見栄えを良くしても、暴露されたらおしまいじゃん。
『そうするのが社会のためだから』
とか、『社会の所為』にしてるよね? で、
『そんな自分の行いが好ましくないと親が教えてくれなかった』
って、『親の所為』にしてるよね?
これっぽっちも<自分>がない。自分で決めてない。自分で考えてない。行いのすべてが『他人の所為』『社会の所為』『親の所為』なんだよ。しかも、いい歳をした、それどころか自分自身が<子を持つ親>なのにそんなことをしてたりする。
それで子供に対して偉そうにできると、なんで思えんの?
本当に意味が分からない。
親だってただの人間なんだから完璧じゃなくてもいいと思うよ? 私も完璧になんてなれないしさ。ダメダメのグダグダだしさ。だからこそ偉そうになんてしないんだよ。ただただ子供達に対して、
『完璧にはなれなくてもいいから人としてなるべく恥ずかしくない生き方をしなきゃね』
って手本を示さなきゃって思ってるだけ。
『ダメな自分でも誰かを敬い慮る生き方はできる』
って手本を示さなきゃって思ってるだけ。
<人としてなるべく恥ずかしくない生き方>
ってのも、
『体裁を整え見栄えを良くするためなら何をしてもいい』
なんて意味じゃないよ? 上辺だけいいように見せてるだけじゃダメなんていう実例も、掃いて捨てるほどあるじゃん。
『社会的に成功したように見える人が裏では』
みたいなことも、いくらでもあるじゃん。そういうことじゃないんだよ。体裁を整えて見栄えを良くすればそれでOKじゃないんだよ。それを達成するためにストレス溜めてそのストレスを発散するために誰かを傷付けて苦しめて貶めて蔑ろにしてたんじゃ、意味ないの。そんな形でしか保てない体裁なんてクソ以下だと私は思う。
そんな形で体裁を整えて見栄えを良くしたって、その裏を知ってる人に実情をバラされて大ダメージなんてことも現にあるじゃん。要するに<弱み>を作ってるだけじゃん。
私なんかホントにダメ人間だからね? <黒歴史>なんてそれこそ太陽にでも投棄して永久に滅却したいくらいあるからね? だから偉そうになんてできない。
あくまでそんなダメな私でもこうして幸せに生きてられるんだっていう手本を示したいだけ。
『ダメであること』は必ずしも<不幸>じゃないんだよ。それでも幸せに生きることはできるんだ。そのことを子供達に示したいんだ。
でもね、誰かを傷付けて苦しめて貶めて蔑ろにしてってしてたら、自分で不幸を呼び寄せるんだよ。そんな風にして体裁を整えて見栄えを良くしても、暴露されたらおしまいじゃん。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】私は悪い父と母の、娘だった。かつてのお人形は救われたのでしょうか?
BBやっこ
大衆娯楽
以前とガラっと変わった生活。
わたしは、パパとママの隠していたお人形を見た。
店の倉庫、奥の部屋。代わって祭事に出席してあげると、わたしは健康で過ごせるんだって。
お人形を投げて、倒すのもワザワイを払うためでパパとママがやってた。
秘密にしないといけないお人形。悪いものを代わってもらえて、わたしたちは幸せになる。
…そう教わったとおりではなかったと分かったのは成長してからだった。※序盤、むなくそ悪い展開注意
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる