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第二幕
なんかさあ、『母親辞めたい』とか言った人が叩かれてるらしいんだけど、私は、何度も言うけど、『親を責めたい』からこんなことしてるんじゃないから
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なんかさあ、『母親辞めたい』とか言った人が叩かれてるらしいんだけど、私は、何度も言うけど、『親を責めたい』からこんなことしてるんじゃないからね? 『母親辞めたい』と瞬間的に思ってしまうくらいは私だって何度もあったよ。
私の場合はダンナがそんな私の泣き言も受け止めてくれたから見ず知らずの赤の他人に見える形で表す必要がなかっただけでさ。
ホント、どうして自分の気に入らない相手なら攻撃していいと思うんだろうね? しかも、自分はそんなことしてるクセに責められると被害者面するんだ。どうにもこうにも、
『他者に厳しく自分には激烈に甘い』
ってのを目の当たりにするよ。
確かに、褒められたことをしてなかったりするかもしれない。なんでわざわざ赤の他人から見えるところに発信しちゃったの?と思わないでもない。だけどそういうダメダメな部分なんて、私もありまくりなんだよ。何度も言うけどさ。
だから特定の個人に面と向かってどうこう言うつもりはない。私が批判してるのは<行い>であって<人>じゃない。だいたい、そんなことしたらダメダメな部分が山盛りある私なんて、丸ごと超特大ブーメランとして返ってくるだけだよ。
何が悲しくてそんな自爆しなきゃならないの? ってことだよね。
とにかく、他の誰かから責められたくないんなら、面と向かって責めるようなことはしないようにしなきゃおかしいのに、
『自分もされたから!』
って言って、『他人の所為』にしてやるのって、それ、
『自分を甘やかしてるだけ』
だからね?
ホントにそれ、誰の真似? 誰がそれをしてたの? 『他人の所為にするな』『親の所為にするな』とか言ってる人が、他人がやってたのを真似してるとか、親がやってたのを真似してるとか、もしそんなだったら、情けないことこの上ないよ。
『母親辞めたい』なんて発信するのは確かに褒められたことじゃないと思う。それ自体を擁護したいわけじゃない。だけどさ、そういうのを見て、『何言ってんだ!?』って思うなら、自分が同じことをしないように心掛けるだけでいいじゃん。それだけで十分に意味があるよ。
なのに、他の誰かがやってた<褒められない行い>を自分も真似るってのは、マジでどうなの? なんでそこで、
『自分も同じことをするのって、好ましいこと?』
とか考えることができないの? そんな風に考えるってのを教わらなかったの? 教わらなかったのなら、誰が教えてくれなかったの?
私はそれを考えるんだよ。
私の場合はダンナがそんな私の泣き言も受け止めてくれたから見ず知らずの赤の他人に見える形で表す必要がなかっただけでさ。
ホント、どうして自分の気に入らない相手なら攻撃していいと思うんだろうね? しかも、自分はそんなことしてるクセに責められると被害者面するんだ。どうにもこうにも、
『他者に厳しく自分には激烈に甘い』
ってのを目の当たりにするよ。
確かに、褒められたことをしてなかったりするかもしれない。なんでわざわざ赤の他人から見えるところに発信しちゃったの?と思わないでもない。だけどそういうダメダメな部分なんて、私もありまくりなんだよ。何度も言うけどさ。
だから特定の個人に面と向かってどうこう言うつもりはない。私が批判してるのは<行い>であって<人>じゃない。だいたい、そんなことしたらダメダメな部分が山盛りある私なんて、丸ごと超特大ブーメランとして返ってくるだけだよ。
何が悲しくてそんな自爆しなきゃならないの? ってことだよね。
とにかく、他の誰かから責められたくないんなら、面と向かって責めるようなことはしないようにしなきゃおかしいのに、
『自分もされたから!』
って言って、『他人の所為』にしてやるのって、それ、
『自分を甘やかしてるだけ』
だからね?
ホントにそれ、誰の真似? 誰がそれをしてたの? 『他人の所為にするな』『親の所為にするな』とか言ってる人が、他人がやってたのを真似してるとか、親がやってたのを真似してるとか、もしそんなだったら、情けないことこの上ないよ。
『母親辞めたい』なんて発信するのは確かに褒められたことじゃないと思う。それ自体を擁護したいわけじゃない。だけどさ、そういうのを見て、『何言ってんだ!?』って思うなら、自分が同じことをしないように心掛けるだけでいいじゃん。それだけで十分に意味があるよ。
なのに、他の誰かがやってた<褒められない行い>を自分も真似るってのは、マジでどうなの? なんでそこで、
『自分も同じことをするのって、好ましいこと?』
とか考えることができないの? そんな風に考えるってのを教わらなかったの? 教わらなかったのなら、誰が教えてくれなかったの?
私はそれを考えるんだよ。
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