私が異世界物を書く理由

第二幕

何かあるとすぐ、 『親だって人間なんだ！』って泣き言を口にするじゃん。その一方で、『親は何も間違えない。何も失敗しない。上手くいかないのは

何かあるとすぐ、

『親だって人間なんだ！』

って泣き言を口にするじゃん。その一方で、

『親は何も間違えない。何も失敗しない。上手くいかないのは、全部、子供の所為』

って？　どんだけ自分を甘やかしたいの？

『親だって人間なんだ』と甘えたいのなら、自分のしてることが間違ってたり失敗だったりすることもあるってのをちゃんと認めなさいよ。

パワハラだってセクハラだってモラハラだってそう。自分の接し方に問題があるから＜ハラスメント＞って言われるんでしょうが。

＜強制猥褻＞や＜強制性交＞だってそうだよね？　後になってそんな風に訴えられたりするのって、要するに相手にとっては不本位だったってことでしょうが。

それを、

『自分は悪くない』

とか言ったって無駄だっての。

で、ここで、

『ハニートラップの場合もあるだろ！』

『そもそも冤罪の場合もあるだろ！』

なんてのは典型的な＜論点逸らし＞だから脇に置くよ。それはまた別に語るべきことだから。

とにかく、子供が親に反抗するのは、

＜反抗せずにいられないだけの理由＞

があるということだし、その理由を作ってるのは親の側なんだということをちゃんと認めなきゃ問題の本質が見えてこないでしょ。

だいたいさあ、ニュースに出てくるような事故や事件でも、加害者側が＜人の親＞だったりすることもあるでしょうが。しかも、とんでもない杜撰な対応していたり、事実を隠蔽しようとしてたり、証拠隠滅を図ってたり、なんてこともあるんだよ？　それこそ、幼い子供が亡くなってるような事故や事件で。それでよく、『親は間違わない。失敗しない』みたいなことを考えられるよね？　

ニュースになるようなほどのことじゃなくても、普通に自分の身の回り、身近な＜親＞の様子を見てるだけでも、

『人としてどうなの？』

って感じるようなのがいたりするんじゃないの？　ネット上にはそれこそ、

＜人としてどうなの？と感じるような振る舞いをする親の行状＞

がアップされてたりするじゃん。てか、生配信で子供を虐待してる親の行いが見られたこともあったじゃん。それでなんで『親は間違わない。失敗しない』とか思えんの？　意味が分からないんですけど？

私はこれまでさ、何度も、

『私の子供達には＜イヤイヤ期＞＜魔の二歳児＞＜反抗期＞がなかった』

みたいに言ってきたけどさ、それは別に、

『私に対して、一切、反抗的な態度をとることがなかった』

って意味じゃないからね？　てか、これも何度も言ってたでしょ。

『子供達の言葉に耳を傾けようとしてきた』

ってさ。その中で文句を言われたことだってあったんだよ。

だけどその度にちゃんと対処するようにしてきたから状況が悪化しなかっただけなんだよね。