私が異世界物を書く理由

第二幕

なんかさあ、異性に対して異常に攻撃的な人っているじゃん？ もう＜性別＞だけで一括りにして全否定する感じでさ。だけど、どっちも言ってる内容は

なんかさあ、異性に対して異常に攻撃的な人っているじゃん？　もう＜性別＞だけで一括りにして全否定する感じでさ。

だけど、どっちも言ってる内容はかなり被ってんの。特に、

『絶対に間違いを認めない』

みたいな点とか。

それを性別からくる特性みたいに思ってるのかもだけど、そういうのも所詮は＜確証バイアス＞ってもんじゃないの？　基本的に性別に関係なく、

『自分の間違いを絶対に認めない』

って人は結構いるじゃん。そこに、性別についての偏見が重なるともう、

『これだから男は』

『これだから女は』

とか言い出す。

そんなの、

『自分が嫌ってる相手の嫌な部分がそこ』

なだけだと思うけど？　それを性別に絡めてるからそう見えるだけ。

私の担当にもいたよ。自分が連絡ミスしたのに絶対にそうだと認めない男性が。言い訳ばっかりで自分のミスを認めようとしないの。

で、こう言うと、

『これだから男は』

みたいに私が言ってると解釈するのもいるんだよねえ。違うよ。そういう担当者がたまたま男性だっただけ。問題はその人個人の考え方であって性別は大した問題じゃない。私が女性だから侮ってそういう態度をとってた可能性は確かにあったかもだけど、それは確かに『男性だから』かもしれないけど、これで性別が逆だったりしたらどう？　作家が男性で、男性相手にやたら気を張ってる女性担当者が自分のミスを認めなかったりしたら、どう？

あくまで性別がそうだっただけで、性別が状況を拗らせる原因の一つになった可能性はあっても、それが必ずしも主要因ってわけじゃないと思うけど？

『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』

って言葉もあるように、自身の主観が認知を歪めることがあるって事実は認めないとだめでしょ。それを認められない人の言ってることは信用に値しない。

男性だって女性だって、自分の間違いを絶対に認めない人はいるし、そういう人は悪目立ちするのも事実だと思う。

加えて、『類は友を呼ぶ』からね。自分の周りにそういう人が多いと感じるなら、それは自分がそういう人を呼び寄せてるって考えた方がいいよ？

もしくは、自分の方からそういうタイプの人達のところに寄って行ってる感じかもね。

で、こう言うとさ、

『そんなわけない！』

と言い張る人がいるんだよ。自分を客観視しない人がさ。それって、＜間違いを認められる人＞の振る舞いかなあ？

私にはとてもそうは思えないんだけどなあ。

いるよね？　デマの拡散に加担しておいて、『自分は悪くない』って言ってる人。

誰かを死ぬまで追い詰めておいて、『自分は悪くない』って言ってる人。

やれやれだよ。