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『過去は振り返らない!』『過去を振り返るような奴は馬鹿だ』とか言ってる人もいるらしいけど、いやいや、<過去の自分自身>こそが大変な教訓になる

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私はさ、基本的に私自身が議論の相手なんだよ。私の考えに私自身がツッコミいれたりすんの。自分の言ってることの矛盾を自分で掘り出そうとしてんの。

だから過去の自分の発言とかも何度も見返す。

『過去は振り返らない!』

『過去を振り返るような奴は馬鹿だ』

とか言ってる人もいるらしいけど、いやいや、<過去の自分自身>こそが大変な教訓になることだってあるんだよ?

過去の自分の発言を客観的に見ることで自身の考えの<穴>を見付けることだってできるし、過去の自分と現在の自分の間に矛盾がある時には、その矛盾を埋める何かを見付け出す努力だってできるからさ。

その場その場の思い付きや感情だけで発言してるとさ、過去の自分に背後から撃たれることだってあるんじゃないの? まさに、

<過去からの刺客>

だよね。

自分が他人から差別されたくないから、

『差別する奴は頭が悪い』

的なことを言ったのに、後になってその時の気分や思い付きや感情任せに誰かを差別するようなことを言ったら、

『お前、以前は『差別する奴は頭が悪い』とか言ってたじゃん!』

って言われる羽目になる。ちゃんと過去の自分を振り返っていればそんなことにはならないんじゃないの?

『自分は他人の心理が読める!』

みたいに吹聴してたのに、自分の発言をスポンサーとかがどう捉えるかさえ分かってなかったりするのはなぜ?

って話になるよね?

私の場合だとさ、私の好きな作品にケチ付けられるのが嫌だからそういうのをやめてほしいな~的な発言を繰り返してきたのに、自分にとって面白いとは思えなかった作品を貶してたりしたら、おかしいよね?

『お前、以前はこんなこと言ってたじゃん!!』

って言われて当然だよね?

『過去は振り返らない!』

『過去を振り返るような奴は馬鹿だ』

とかカッコつけたいのも自由だし好きにすればいいけどさ、過去の自分の発言にしてやられるってのは、さすがに『カッコイイ』とは思えないんじゃないかなあ。

人間は忘れる生き物だからさ。過去の自分を記録して客観的に振り返るってのをしないと、なかなか成長するのも難しいんじゃないかな。

何より、他人から悪態吐かれたくないんならさ、自分も悪態吐くような真似はしない方がいいと思うんだよ。

『素直な気持ちをその都度吐き出さないと、ストレスたまるだろ!?』

とか言うかもしれないけど、でも、その、

<ストレス吐き出すための悪態>

が原因で批判浴びて攻撃されたら、吐き出そうとした分以上のストレス抱えることになるんじゃないの?

それじゃ意味ないと思うんだけど?

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