私が異世界物を書く理由

私が言いたいのはさ、要するに、『意図的に他人を傷付けようとする行いは、結局、誰も幸せにならない』ってことなんだ。誰かを傷付けようとする本人は

私が言いたいのはさ、要するに、

『意図的に他人を傷付けようとする行いは、結局、誰も幸せにならない』

ってことなんだ。誰かを傷付けようとする本人はその場ではすっきりしたような気がするかもだけどさ。でも、そんなことをしてる人って、周りからはどう思われる？　言いたいことを言いたいように好き勝手に言ってるタイプって、たいがい、嫌ってる人とかアンチも多いと思うんだけど？

私のアンチも多いけどさ。

ただこれでも、なるべく言葉は選ぶように心掛けてるんだよ？　加えて、誰か特定の＜個人＞を攻撃するつもりはなくて、あくまで＜行い＞について批判したいだけだしさ。

だから言うんだよ。

『親を責める権利があるのは、その親に育てられた子供だけ』

ってさ。その親に育てられたわけでもない赤の他人が面と向かってその親を責める権利はないでしょ。これなら、世間から叩かれずに済み、自分の子供から責められるだけで済むじゃん。

まあ、それがきっついんだろうけどさ。

でも、

『自分の勝手で子供をこんな大変な世の中に送り出すってのに、それについて子供から文句言われるくらいの覚悟もナシで親になったの？』

とは思うんだよ。そんな覚悟もナシで親になるとか、それはいくらなんでも甘え過ぎじゃないの？

仮にも＜人間＞をこの世に送り出そうっていうんだから、せめてその程度の覚悟くらい持ってないとおかしくない？

『＜自分がこの世に送り出した人間＞がこの世に対して何をするか』

って部分は覚悟しなきゃおかしいと思うんだけどなあ。

『人間以外の動物はいちいちそんなことまで考えてない！』

って？　いや、

『人間は他の動物とは違う』

とか大言壮語を吐くなら、他の動物と同じじゃ駄目なんじゃないの？　『他の動物と同じ』だってんなら、特別扱いもおかしいしさ。

とにかく、私がこうやってあれこれ言ってるのは、

『意図的に他人を傷付けようとする行いは、結局、誰も幸せにならない』

という意図なんだよ。それは、

『親だからって子供を傷付けていいわけじゃない』

ってのも含んだ話。だから私は、自分の子供達を、自分が生んだからって好き勝手していいとは思わないし、ましてや傷付けていいとも思ってない。

だとすれば、こんな大変な世の中に勝手に送り出した張本人として、生まれてきたことを後悔させないためにはどうすればいいのか？ってのを徹底的に考えるんだよ。

私の胴体の上に乗っかってるのは、別に、カボチャでもなければ＜血の詰まった水風船＞でもないからさ。

せめてそれくらいは考えなきゃ。