409 / 1,109
『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』そんな態度、<ちゃんと躾けられて
しおりを挟む
『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』
『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』
そんな態度、<ちゃんと躾けられてる人>のそれじゃないじゃん。
自分がコンビニの店員とかだったとして、客がそういう態度だったら、それを<躾ができてる人>だと思う? 思わないとしたらそれが<答>じゃないの?
だけど、この世には、そういう考えの人間、ものすごく溢れてるよね? てか、『それこそが正しい』とか思ってるのもいるよね?
高齢者施設とかで、職員に対して横柄だったり横暴だったりする入所者がいたりするよね? そういう人って、<躾が厳しかった時代>に育った人達じゃないの? それなのになんでそんなことしてんの? 結局、<躾>なんて何の効果もなかったって証拠じゃないの?
ましてや、『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』とか考えてたりしたら、
『浅ましいことこの上ない』
って話じゃないの?
私は、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対しても、横柄だったり横暴な態度なんてとろうと思わないよ。だってそんなの、『躾ができてる人の態度じゃない』と思うし、私がコンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対して横柄だったり横暴な態度とってて、それを見た子供達が真似したら困るからね。
困るってか、嫌だよ。自分の子供がそんなことしてるのなんてさ。
だったら、親である私がするわけにいかないじゃん。
だけど私の両親は、それこそ、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員のことを、
<底辺の人間>
だと思ってたからね。
<安い賃金でこき使われる奴隷階級>
みたいに思ってたよ。だから見下して蔑んで罵っていいと考えてた。そういう人間だった。
だけど私は、それはおかしいと思った。両親の<躾>は間違ってると思った。
まあそれを教えてくれたのは、<小説>だったけどさ。その上で、さくらやダンナと出逢って、やっぱり両親のしてたことは間違いだったと確信したんだけどさ。
そうして私は、子供達の前で、『両親がやってたみたいに他人を蔑んだり』なんてことをしないでいられたんだ。
両親から間違った<躾>を受けてた私がだよ?
『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』
『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』
なんて、まともじゃないよ。
なのにそういう考えのが多いってのは、<躾>なんてものが功を奏してないなによりの証拠だよね?
『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』
そんな態度、<ちゃんと躾けられてる人>のそれじゃないじゃん。
自分がコンビニの店員とかだったとして、客がそういう態度だったら、それを<躾ができてる人>だと思う? 思わないとしたらそれが<答>じゃないの?
だけど、この世には、そういう考えの人間、ものすごく溢れてるよね? てか、『それこそが正しい』とか思ってるのもいるよね?
高齢者施設とかで、職員に対して横柄だったり横暴だったりする入所者がいたりするよね? そういう人って、<躾が厳しかった時代>に育った人達じゃないの? それなのになんでそんなことしてんの? 結局、<躾>なんて何の効果もなかったって証拠じゃないの?
ましてや、『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』とか考えてたりしたら、
『浅ましいことこの上ない』
って話じゃないの?
私は、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対しても、横柄だったり横暴な態度なんてとろうと思わないよ。だってそんなの、『躾ができてる人の態度じゃない』と思うし、私がコンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対して横柄だったり横暴な態度とってて、それを見た子供達が真似したら困るからね。
困るってか、嫌だよ。自分の子供がそんなことしてるのなんてさ。
だったら、親である私がするわけにいかないじゃん。
だけど私の両親は、それこそ、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員のことを、
<底辺の人間>
だと思ってたからね。
<安い賃金でこき使われる奴隷階級>
みたいに思ってたよ。だから見下して蔑んで罵っていいと考えてた。そういう人間だった。
だけど私は、それはおかしいと思った。両親の<躾>は間違ってると思った。
まあそれを教えてくれたのは、<小説>だったけどさ。その上で、さくらやダンナと出逢って、やっぱり両親のしてたことは間違いだったと確信したんだけどさ。
そうして私は、子供達の前で、『両親がやってたみたいに他人を蔑んだり』なんてことをしないでいられたんだ。
両親から間違った<躾>を受けてた私がだよ?
『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』
『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』
なんて、まともじゃないよ。
なのにそういう考えのが多いってのは、<躾>なんてものが功を奏してないなによりの証拠だよね?
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】私は悪い父と母の、娘だった。かつてのお人形は救われたのでしょうか?
BBやっこ
大衆娯楽
以前とガラっと変わった生活。
わたしは、パパとママの隠していたお人形を見た。
店の倉庫、奥の部屋。代わって祭事に出席してあげると、わたしは健康で過ごせるんだって。
お人形を投げて、倒すのもワザワイを払うためでパパとママがやってた。
秘密にしないといけないお人形。悪いものを代わってもらえて、わたしたちは幸せになる。
…そう教わったとおりではなかったと分かったのは成長してからだった。※序盤、むなくそ悪い展開注意
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる