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『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』そんな態度、<ちゃんと躾けられて

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『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』

『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』

そんな態度、<ちゃんと躾けられてる人>のそれじゃないじゃん。

自分がコンビニの店員とかだったとして、客がそういう態度だったら、それを<躾ができてる人>だと思う? 思わないとしたらそれが<答>じゃないの?

だけど、この世には、そういう考えの人間、ものすごく溢れてるよね? てか、『それこそが正しい』とか思ってるのもいるよね?

高齢者施設とかで、職員に対して横柄だったり横暴だったりする入所者がいたりするよね? そういう人って、<躾が厳しかった時代>に育った人達じゃないの? それなのになんでそんなことしてんの? 結局、<躾>なんて何の効果もなかったって証拠じゃないの?

ましてや、『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』とか考えてたりしたら、

『浅ましいことこの上ない』

って話じゃないの?

私は、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対しても、横柄だったり横暴な態度なんてとろうと思わないよ。だってそんなの、『躾ができてる人の態度じゃない』と思うし、私がコンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員に対して横柄だったり横暴な態度とってて、それを見た子供達が真似したら困るからね。

困るってか、嫌だよ。自分の子供がそんなことしてるのなんてさ。

だったら、親である私がするわけにいかないじゃん。

だけど私の両親は、それこそ、コンビニやスーパーやファミレスの店員や駅の職員のことを、

<底辺の人間>

だと思ってたからね。

<安い賃金でこき使われる奴隷階級>

みたいに思ってたよ。だから見下して蔑んで罵っていいと考えてた。そういう人間だった。

だけど私は、それはおかしいと思った。両親の<躾>は間違ってると思った。

まあそれを教えてくれたのは、<小説>だったけどさ。その上で、さくらやダンナと出逢って、やっぱり両親のしてたことは間違いだったと確信したんだけどさ。

そうして私は、子供達の前で、『両親がやってたみたいに他人を蔑んだり』なんてことをしないでいられたんだ。

両親から間違った<躾>を受けてた私がだよ?

『金を払ってやってるんだから何言われても仕方ない』

『金を払ってやってるんだからこっちの言うことは何でも聞け』

なんて、まともじゃないよ。

なのにそういう考えのが多いってのは、<躾>なんてものが功を奏してないなによりの証拠だよね?

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