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『薬物に頼らなきゃストレス解消さえままならない自分のために法律を変えろ! 世の中の方こそ変われ!』なんて考えるのは、自慢できることなの?

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もう一度言うよ?

『薬物を使ってHAPPYになろうとしてるなんてのは、『ご都合主義でできた異世界に転生してチート無双で俺TSUEEE!に浸って一時的に現実を忘れようとしてる』のと同じ』

だってね。ただの<現実逃避>だってね。

ただただ現実逃避するだけで、自分を取り巻く環境や状況の方を改める努力をしないのが、本当に、

<カッコいい生き方>

なの?

薬物どころか、タバコや酒にすら頼らずにいられる環境や状況を作り出してる人間だっているんだよ? どうしてそれと同じことができないの? 

なんで?

もちろん、誰もが同じことをできるとは言わないよ。私だって、普通にこなせてる人もいる<家事>とかができないからね。その私が、

『同じことができないのはおかしい!』

なんて言えた義理じゃないのも分かってる。

でもさ、だからって、私は、

『家事なんてできないのが当たり前!』

『女に家事を押し付けるな!』

みたいな話にすりかえるつもりはないよ。私が家事を上手くできないのは単に私自身の問題。

『できない私の方に世の中が合わせるのが当然だ!』

とは言わない。

でも、だからこそ、

『薬物に頼らなきゃストレス解消さえままならない自分のために法律を変えろ! 世の中の方こそ変われ!』

なんて考えるのは、自慢できることなの? とは思うかな。

私はそんな風には思わない。薬物なんかに頼らなきゃいけない状況こそを変えようと思う。

人間関係を見直して、労働環境を見直して、自分自身の在り方を見直して。ね。

そのための努力はするよ? 自分はその努力をせずに、世の中の方に努力させようってのは、<カッコいい>の? それが<カッコいい在り方>なの?

私には全然そんな風には思えないな。それが許されるのは幼い子供のうちだけだと思う。<いい歳をした大人>のすることじゃないって気しかしない。

いい歳をした大人が、

『ほんの一時いっときの<現実逃避>に頼らないといられない自分こそがカッコいい』

だなんて、なんで思えるのかが分からない。

自分に過剰なストレスを掛けてくる人間関係を、

努力しない自分こそを優先するべきだと考えるその甘えた性根を、

自分が<カッコいい>と思ってるものを別の視点から冷静に見詰めなおしてみることをしたくないという甘えた自分を、

そういう自分こそを『ぶち壊す!』こともできないようなのが、なんで世の中を変えられるとか思うの? 

分かるよ。世の中には、

『努力ができない。続けられない』

っていう人もいるのはさ。でもさ、だからって、

『努力ができない自分に世の中の方が合わせるべきだ!』

なんてのは、やっぱり違うんじゃないの?

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