上 下
363 / 1,097

別に、他人を見下し蔑み貶める輩を<大人>って称したいなら勝手にしててくれていいよ。そういうのを平気でできるのこそが<大人>だって言いたいの

しおりを挟む
別に、他人を見下し蔑み貶める輩を<大人>って称したいなら勝手にしててくれていいよ。そういうのを平気でできるのこそが<大人>だって言いたいのならね。

だけど私は、そんな<大人>ではいたくない。

『自分にとって大切な人以外がどうなろうと知ったこっちゃない』私でも、他人を見下し蔑み貶めるのが正しいとは思っちゃいないんだ。

自分が気に入らないってだけで他人の人生そのものを滅茶苦茶にしたり死ぬまで追い詰めるのが当たり前、『それこそが<権利>だ』とか思ってるようなのは私は<大人>だとは思わない。

『言いたいことも言えないのとかおかしい』

とか言いながら、著名人とか創作者には『言いたいこと』を言わせないような恥知らずを<大人>だとは思わない。

ネットで誰かを死ぬまで追い詰めるような事件まで起こっても反省すらせず、

『見なきゃいいだけだろ』

『その程度で死ぬような弱いのが悪い』

と<他人の所為>にして、とにかく自分のストレス発散、ストレスの転嫁に他人を利用しようとするようなのが<大人>とか、悪い冗談としか思わない。

いまだに、

『ネットも現実の一部でしかない』

っていう事実と向き合おうとしない姿勢とか、自慢できるとか思ってんの?

そして、自分の子供が他人を罵ってても見て見ぬフリする親とか、どこが<大人>なの?

『昔は、近所に<怖いオヤジ>がいて、余所の子供でも悪さをしたら怒鳴ってたよな』

とか、『昔はよかった』みたいに言ってたりするクセに、ネットで他人を死ぬまで追い詰めようとするような行為については放置するって? 『余計な口出しすんな』って?

もっとも、私自身は、他人が育てた子供の行状に口出しする前に、自分の子供がやってることをちゃんと見て、他人を傷付けたり苦しめたり仕事を奪おうとかしてるならそれをやめさせようとするのが先だと思うけどね。

なんで、他人が育てた子供には口出しできて、自分の子供にはできないの?

暴力を振るわれるから? つまり、自分に対して直接反撃できないような相手にしか偉そうにできないってこと?

それの何が自慢になるっていうの?



とまあ、相変わらずいろいろ言ってるけど、それもこれも、私が日常的に自分の子供達と話し合ってることなんだよね。その上で、<備忘録>としてこれをしたためてるっていうのもある。

私にもしものことがあって、子供達に伝えたいことを伝えきれなかったり、かつて私が言ったことを子供達が忘れてたりした時に、これを見てもらえたらっていうのがあるんだよ。

こういうことを子供と話し合える親でいられてることを、私は誇りに思う。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【完結】復讐は計画的に~不貞の子を身籠った彼女と殿下の子を身籠った私

紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
公爵令嬢であるミリアは、スイッチ国王太子であるウィリアムズ殿下と婚約していた。 10年に及ぶ王太子妃教育も終え、学園卒業と同時に結婚予定であったが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されてしまう。 婚約者の彼の隣にいたのは、同じ公爵令嬢であるマーガレット様。 その場で、マーガレット様との婚約と、マーガレット様が懐妊したことが公表される。 それだけでも驚くミリアだったが、追い討ちをかけるように不貞の疑いまでかけられてしまいーーーー? 【作者よりみなさまへ】 *誤字脱字多数あるかと思います。 *初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ *ゆるふわ設定です

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

ショタパパ ミハエルくん

京衛武百十
キャラ文芸
蒼井ミハエルは、外見は十一歳くらいの人間にも見えるものの、その正体は、<吸血鬼>である。人間の<ラノベ作家>である蒼井霧雨(あおいきりさめ)との間に子供を成し、幸せな家庭生活を送っていた。 なお、長男と長女はミハエルの形質を受け継いで<ダンピール>として生まれ、次女は蒼井霧雨の形質を受け継いで普通の人間として生まれた。 これは、そういう特殊な家族構成でありつつ、人間と折り合いながら穏当に生きている家族の物語である。     筆者より  ショタパパ ミハエルくん(マイルドバージョン)として連載していたこちらを本編とし、タイトルも変更しました。

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた

兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

処理中です...