291 / 1,188
『自分にとって役に立たないから不必要』なんだったら、『誰かにとって役に立たないと思われた時点で自分もその
しおりを挟む
人間ってさ。感情や共感性を発達させた生き物じゃん? それによって何人もで力を合わせて社会を築き生き延びることを選択した生き物じゃん?
ということは、本来、自分と同じ<人間>を平然と攻撃できるってのはおかしいはずなんだよ。だって、社会を構築するリソースそのものなんだからさ。人間自身が。だから他人を攻撃するのは、傷付けようとするのは、社会そのものに対する攻撃と同じなんだよ。
で、こう書くと、
『何の役にも立ってない奴が社会のリソースとかwwwww』
みたいなことを言ってくるのが必ずいるんだけど、
『役に立つ』=『自分にとって役に立つ』
じゃないからね? 『自分にとって役に立たないから不必要』なんて考えてるから、
『ガキは邪魔』
とか考えられちゃったりするんじゃないの?
子供って、なるほどその時点では別に何かの役に立ってるわけじゃなかったりするからね。
だけどさ、そういう考え方をしてるから自分の首を絞めることになると思うんだよね。
他人が自分を蔑ろにするのを、自分で肯定しちゃってんの。だってそうじゃん。『自分にとって役に立たないから不必要』なんだったら、
『誰かにとって役に立たないと思われた時点で自分もその<誰か>から蔑ろにされる』
ってことでしょ?
自分を蔑ろにしていい根拠を他人に委ねちゃってるんだよ。
ダメじゃん。
<別に他の誰でもいいような仕事しかできないクセに、日がな一日ネットに張り付いて他人を罵り傷付けようとしてる人間>
なんて、社会に必要だと思える? 役に立ってると思える?
『仕事してるだけ役に立ってるじゃん!』
って言うかもだけど、『他の誰でもいい仕事しかできない』んだよ? なのに、『日がな一日ネットに張り付いて他人を罵り傷付けようとしてる』の。
つまり、そいつがやってる仕事は他の人に任せて、社会から排除しちゃえば、罵られて傷付けられる人がそれだけ減るんだよ?
『じゃあ、排除すればいいじゃん』
ってならない?
私もさ、個人的にはそんなの、『社会の役に立ってる』とは思わないけど、だからって『排除していい』とは思わないんだ。そいつを必要としてる人が、私には分からないだけでどこかにいるかもしれないしさ。
てか、そもそも、『役に立ってる』『立ってない』でそんなことを決めていいと思ってない。そんな考えを是認するから、
『役に立ってない奴らは死ねばいい』
とか極端な考えを持ってそれを実行に移すのが出てくるんでしょうが。
考えるだけならやめさせることはできない。でも、それを是認することもできない。だから実際に行動に移すとか論外。
ってことにしておけばこそ、実行に移すのを抑制できると思うんだけどね。
ということは、本来、自分と同じ<人間>を平然と攻撃できるってのはおかしいはずなんだよ。だって、社会を構築するリソースそのものなんだからさ。人間自身が。だから他人を攻撃するのは、傷付けようとするのは、社会そのものに対する攻撃と同じなんだよ。
で、こう書くと、
『何の役にも立ってない奴が社会のリソースとかwwwww』
みたいなことを言ってくるのが必ずいるんだけど、
『役に立つ』=『自分にとって役に立つ』
じゃないからね? 『自分にとって役に立たないから不必要』なんて考えてるから、
『ガキは邪魔』
とか考えられちゃったりするんじゃないの?
子供って、なるほどその時点では別に何かの役に立ってるわけじゃなかったりするからね。
だけどさ、そういう考え方をしてるから自分の首を絞めることになると思うんだよね。
他人が自分を蔑ろにするのを、自分で肯定しちゃってんの。だってそうじゃん。『自分にとって役に立たないから不必要』なんだったら、
『誰かにとって役に立たないと思われた時点で自分もその<誰か>から蔑ろにされる』
ってことでしょ?
自分を蔑ろにしていい根拠を他人に委ねちゃってるんだよ。
ダメじゃん。
<別に他の誰でもいいような仕事しかできないクセに、日がな一日ネットに張り付いて他人を罵り傷付けようとしてる人間>
なんて、社会に必要だと思える? 役に立ってると思える?
『仕事してるだけ役に立ってるじゃん!』
って言うかもだけど、『他の誰でもいい仕事しかできない』んだよ? なのに、『日がな一日ネットに張り付いて他人を罵り傷付けようとしてる』の。
つまり、そいつがやってる仕事は他の人に任せて、社会から排除しちゃえば、罵られて傷付けられる人がそれだけ減るんだよ?
『じゃあ、排除すればいいじゃん』
ってならない?
私もさ、個人的にはそんなの、『社会の役に立ってる』とは思わないけど、だからって『排除していい』とは思わないんだ。そいつを必要としてる人が、私には分からないだけでどこかにいるかもしれないしさ。
てか、そもそも、『役に立ってる』『立ってない』でそんなことを決めていいと思ってない。そんな考えを是認するから、
『役に立ってない奴らは死ねばいい』
とか極端な考えを持ってそれを実行に移すのが出てくるんでしょうが。
考えるだけならやめさせることはできない。でも、それを是認することもできない。だから実際に行動に移すとか論外。
ってことにしておけばこそ、実行に移すのを抑制できると思うんだけどね。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説




サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)
京衛武百十
ファンタジー
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレクシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。
なろうで連載中の「未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます」に若干の手直しを加えたVer.02として連載します。
なお、連載も長くなりましたが、第五章の「幸せ」までで錬是を主人公とした物語自体はいったん完結しています。それ以降は<錬是視点の別の物語>と捉えていただいても間違いではないでしょう。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる