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どういう主義主張を持ってようとそれは個人の自由だから別にいいけどさ。ただ、私はそんな男性に魅力は感じないよ

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まあ、どういう主義主張を持ってようとそれは個人の自由だから別にいいけどさ。ただ、私はそんな男性に魅力は感じないよ。

こう言うと、

『お前みたいな女はこっちから願い下げwww』

とか言うんだろうな。

それも別にいいけどさ。

でも、私が言ってることを、

『お前みたいな男はこっちから願い下げwww』(意訳)

みたいに受け取ってて、それで『お前みたいな女はこっちから願い下げwww』とか言ってるんなら、言葉を選んででさえそれだけ不快だと感じるのなら、どうしてわざわざ他人を嘲るような言葉を選ぶの? それはつまり相手を嘲ることが目的であって、<批判>なんか二の次三の次ってことでしょ?

と、話が逸れちゃったから戻すけど、主人公の<モテ>はここでは通用しないのは事実。

だけど主人公にもプライドはあるから、努力はするんだよ。なのに、そのことごとくが裏目に出る。何をやっても上手くいかない。

「なんだよ! ここの女は! 頭おかしいんじゃねーのか!?」

酒場で一人、手酌酒をあおりながら主人公はそうクダまくんだけど、でも、いくらそんな風に愚痴こぼしたって世の中は上手くいかないよね。

ああでも、分かってるよ 。そうやって安酒飲んでクダまいたりするのは、別に上手くいかせるわけじゃなくて、あくまでただのストレス解消。そうやって明日以降も何とか持ち堪えようっていうだけのことだってのはさ。

そんな風にして<どうにもならない現実>を<誰かの所為>にして、

『自分は悪くない! 自分はこんなに頑張ってるんだ! 悪いのはみんなあいつらだ!!』

って喚き散らすことで精神の安定を図ろうとしてるだけなんだよね?

でもさ、それじゃ根本的な解決にならないってのも事実じゃん? それで上手くいくんなら、

<この世のしがないサラリーマン>

は、みんな、成功者になってるはずじゃん?

<惑星トゥルー・ハーレム>でも同じなんだよ。見た目のレベルだけで言えば主人公と大して変わらないのが大成功を収め、何人もの女性を妻として迎えてたりするんだ。そしてそれで上手くいってる。

しかもここの女性達の多くは、男性を見下したりしてないし、自分より能力の劣る相手を嘲ったりもしないんだよ。そんなことをしてる暇も惜しんで、自分がやるべきことをやってる。他人を蹴落とすことで結果的に自分が上にいくんじゃなくて、ただまっとうに努力するんだ。

だけど、

『他人を陥れて蹴落とし空いたポストに自分が納まる』

って形の<成り上がり>を<成功>だと信じてる主人公には、それが理解できないんだよね。

でもね、<惑星トゥルー・ハーレム>では、

『他人を陥れて蹴落とす』

ってやりかたは、評価されないんだ。

だってそれは、

<社会を構成するリソースを毀損する行為>

だから。

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