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この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りするとか、そんな気持ちの悪い世界ってある?

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『自分好みの作品を作らないことで不快にさせた。だから攻撃した』

もしこんなこと考えてるんだとしたら、ホントに何様のつもりなんだろうね。

だってそうじゃん。この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りするとか、そんな気持ちの悪い世界ってある? ご都合主義の異世界チートものですら、そんな世界を描いてるものってある?

もしそんな世界を描いてる異世界ものがあったら、それこそ叩かれまくってんじゃないの?

つまり、

<この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りする世界>

なんて、めちゃくちゃ攻撃されまくるような異様な世界ってことじゃないの?

対して、<現実>を見れば、

『自分の好みに合わない作品を作る創作者なんていくらでもいる』

どころか、

『自分の好みだけに合わせて作品を作る創作者なんていない』

って考える方が普通だと思うけど?

じゃあ、

『自分の好みに合わない作品を作ったから叩く』

という行為がどういうものか、分かるよね? どれだけ異様で身勝手な行為か、分かるよね?

これでもまだ分からないかな?

ホント、どんだけこの世が自分にとって都合よくあってほしいと願ってんの?

願うだけなら別に好きにしてたらいいと思うよ。でも、それを他人に押し付けようとすれば、おかしなことになるのは当たり前じゃん。

とにかく、

<自分の好みに合わない作品がある>

こと自体が極めて自然で当たり前で普通の状態なんだよ。そうでしょ?

なのに、自分の好みに合わない作品というだけの理由で叩くとか、おかしいじゃん。

ましてや、買ってもいない、ロクに見てもいない作品を叩くとか、まともじゃないでしょ。

て言うか、たとえ買ってたとしても、自分の好みに合わない作品だというのが分かってて貶すためにそれを買ったなら、作品を貶した時点で、

<買った目的>

は完全に果たせてるんだから、<損>はしてないよね?

買った目的が果たせてるんだから。それで、

『金をドブに捨てさせた』

みたいな理屈は成立しないよね? <貶すために買ったという目的>は果たせてるんだからさ。

無料で放送されてるアニメとかを見たのも同じ。

<貶すために見た>

なら、時間は無駄になってないでしょ? 目的は果たせてるんだから。

『時間を無駄にさせた』

って理屈もこれで成立しないじゃん。

まあ、それ以前に、何より、

<この世のすべての創作者が誰か一人の好みに合わせて作品作りする世界>

なんて存在するはずないんだけどね。

自分の好みに合わない作品が作られるのは当たり前。このごく当たり前の現実にいい加減に向き合おうよ。

自分を<まともな人間>だと思うならさ。


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