私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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私の創作の基になってる

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こうして、主人公は娘との関係を再構築すると同時に、生まれてくる子供のために準備を進めて、結果、無事に出産に至るんだ。

そして娘も、あんなどうしようもない嫌な男の血を受け継いでるといっても実際に生まれた赤ん坊を見てしまうと元顧問のことなんかふっとんじゃって、<未婚の母>として、でも、両親の協力の下、子供を育てていく……じゃないな、『子供と一緒に育っていく』ことを決意するんだよね。

浅はかで愚かだった自分の所為でこの世に送り出すことになったその子と共にさ。



とまあ、実際に発表したら批判必至なものだけど、いずれ書きたいなと思う。

<自己満足?>

<独りよがり?>

大いに結構。自己満足で独りよがりじゃない創作なんて、工業製品みたいなものだと私は思ってる。これも何度も言ってきたことだけど、創作物の全てが自分の好みに合わせて作られるべきなんてのは、とんでもない<思い上がり>だからね?

この世は別に誰か一人のために作られたものじゃないの。創作物だって、誰か特定の一人の好みに合わせて作られるわけじゃないの。自分の好みには合わなくたって、他の誰かの好みには合うかもしれない。

自分の好みに合わないからって『価値がない』わけじゃないんだよ。

あとさ、よく、

『小説を書くのなら、昔の作品を読むべきだ!』

とか言ってるのがいるけど、それを言うなら、今のラノベとかも、今後、小説を書くことを目指す人達は読むべきだと言ってるのと同じだってこと、気付いてる? 自分がバカにしてる作品だって、それなりに売れたものならやがては<古典>の仲間入りしていくんだよ?

もっともそれ自体、今でこそ<文豪>とも呼ばれてる人達の作品も辿ったりした道みたいだけどね。作品が発表された当時には、

『稚拙だ』

『下品だ』

『こんなものに文学的価値はない!』

的に酷評されたものだってあったっていうじゃん。けど、その当時から評価してくれる人もいて、『好きだ』って言ってくれる人もいて、それで残ってきたんじゃん。

しかも、いくら文豪の作品だからって『どの作品もぜんぶ好き』なんて人、そうそういる? 『この文豪の作品は好きだけど、こっちの文豪の作品は好みに合わない』っていうのはやっぱりあるじゃん。

それが普通じゃん。

その上で、私も、大概、小説はいろいろ読んできたけどさ、実際に自分が創作する上で役に立ってるのは、<過去に読んだ小説>以上に、

<普段から身の回りで起こっている出来事>

なんだよね。

て言うか、<人間>かな。<日常で目にする人間達の言動>こそが私の創作の基になってる。

その人がなんでそんなことをしたのか、そこに至るまでの経緯を想像するんだ。

そして、その結果として何が起こるのかを想像する。

もうこれだけで<物語>が生まれるよね。

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