私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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幸せになれるかどうかは

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なんかさ、世の中じゃ、

『十代とかで子供を生んでも幸せになれるわけない!』

『子供が可哀想!!』

みたいな論調があるみたいだけど、まあ、私自身、『簡単じゃないだろうな』とは思うけど、

『なれるわけない!』

みたいに断定するのはおかしいとは思うかな。幸せになれるかどうかは、結局、本人達次第だよ。無関係な人間が口出しすることじゃない。

私は、自分の子供達が、もし、高校生とかで子供できちゃったりしたとしても、堕胎とかはさせないな。きちゃったものはきちゃったものとして受け入れるよ。

とは言え、娘が妊娠したとしたら、さすがに学校に通わせ続けるのは難しいとは思うかな。その辺りに理解のある学校ならまだしも、現実問題として難しいのは分かる。

ただ、私は、

『学校に通ってなくちゃまともな人生も送れない』

なんてのは、

<学歴とかの背景がなきゃ自分の人生も作れない人の理屈>

だとしか思わないから、別に必須だとは思ってない。私自身、大学まで行ったけど、今でも付き合いのある人達って、ほとんど、『学校に通ってたから知り合えた』んじゃないんだよね。あくまで漫画とかアニメとか特撮とか小説とかを通じて知り合っただけだから。

逆に、学校で知り合った人達とはほとんど縁が切れちゃってるんだ。

同窓会とかにも一切行ってないし、行きたいとも思わないし。

大学行ってる間に同人で稼げるようにもなったしね。それが今の仕事にも繋がってるしね。

だから、人の生き方なんてそれぞれなんだよ。

となれば、私の子供達が高校で子供作ったって私はなんとも思わない。そうなったらそうなったでどうすればいいのか考えればいいだけじゃん。

人間的に未熟だとしても、そんなの、私が補うよ。

『十代で子供作ったようなのが虐待とかしてるだろ!!』

とか言うのがいたとしても、知ったことじゃない。自分にできないことが他人にもできないとか思うなよ?

『自分にできないことは他人にもできるはずがない』

なんて寝言が事実なら、漫画家とか小説家とかがいるわけないじゃん。スポーツアスリートが世界記録作ったりするわけないじゃん。

『自分の子供が高校で子供作ったりとかして受け止められるわけがない!』

なんてのも、私には関係ない。

娘に子供ができたのなら、相手が責任取る気ないのなら、認知もしてもらわなくていい。責任取る気ないような男には、一ミリも価値を感じないし、永遠に関わってもらわなくていい。いざとなれば養子として私の籍に入れたっていい。

ただ、息子が高校生の女の子を妊娠させたってことになると、それはいろいろと大変そうだなとは思うけど、それもまあ、こっちとしては全面的にバックアップするよ。

大前提として、

『できた子供には何の責任もない』

ってのがあるしね。

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