165 / 1,109
自分の行いに問題があるとは
しおりを挟む
『原因を作った方が悪い!』
自分の行いを省みることなくこの一言で自己弁護しようとするタイプとは、私は根本的に相性が悪い。
両親や兄がまさにこのタイプだったからさ。
何でもかんでも<他人の所為>にするんだよ。
自分が好ましくない行いをしたのを他人の所為にして反省しないの。パワハラや誹謗中傷を、
『原因を作った方が悪い!』
と言い逃れようとしてるんだよね。
てか、自分の行いに問題があるとはそもそも思ってないんだ。
他人を攻撃して憂さ晴らししようとするのも、私は<好ましくない行い>だと思ってる。
だってさ、自分がやられて納得できる? 他人の憂さ晴らしに自分が利用されるとか。
私は納得できないから、自分もやらないようにするし、子供達にもそれをしないように諭すんだよ。
で、その代わりに、ストレスについては順次解消するんだ。家に帰ったら安らげるようにして、外で受けてきたストレスをいつまでも引きずらないようにするんだよ。
この大変な世の中に、自分の勝手で子供達を送り出した張本人としてね。
正直、それをやらない理由が思い当たらない。
『面倒臭い』
とか、
『自分は親からやってもらってないのにそこまでやるのは不公平』
だとか、そんなのは私にとっては<やらない理由>にはならないよ。
だってさ、それを理由にして自分の子供が他人に対して攻撃的になってたら、それが原因で余計なトラブルが舞い込んだりするじゃん。実際、してるじゃん。
<イジメ>とか、まさしくそれじゃん。
学校とかで他の子をイジメて呼び出されるとか問題にされるとか、まさしく、
<面倒臭いと言って子供のストレスに向き合わなかったことが招いた事態>
そのものじゃん。
しかも、自分の不作為を棚に上げて、
『イジメを実行した子供が悪い。自分は親としてちゃんとやっていた』
とか言っちゃうの、それこそ意味が分からないよ。
『ちゃんとやってない』から、そうなったんじゃないの?
たまに子供同士でケンカになるようなことは、まああると思う。だけど日常的に誰かを攻撃するのって、『たまたま』じゃないよね? それに気付いて対処するべきタイミングは、いくつもあったんじゃないの? なのにそこで何もしなかったことで問題が大きくなったんじゃないの?
自分の子供が誰かを攻撃してるのを、イジメてるのを、指導監督しないとか、親がいる意味ないじゃん。
『仕事が忙しい』
とか、そんなの言い訳になると思ってんのかなあ。
そうやって言い訳して自分の責任から逃れようとしてる親の姿を見た子供が真似をしないと何故思えるのかが、分からないよ。
ましてや、自分の子供が誰かをイジメてたのを、
『イジメられる側にも原因がある!』
とか<他人の所為>にして言い逃れしようなんてのは、本当に情けないよ。
自分の行いを省みることなくこの一言で自己弁護しようとするタイプとは、私は根本的に相性が悪い。
両親や兄がまさにこのタイプだったからさ。
何でもかんでも<他人の所為>にするんだよ。
自分が好ましくない行いをしたのを他人の所為にして反省しないの。パワハラや誹謗中傷を、
『原因を作った方が悪い!』
と言い逃れようとしてるんだよね。
てか、自分の行いに問題があるとはそもそも思ってないんだ。
他人を攻撃して憂さ晴らししようとするのも、私は<好ましくない行い>だと思ってる。
だってさ、自分がやられて納得できる? 他人の憂さ晴らしに自分が利用されるとか。
私は納得できないから、自分もやらないようにするし、子供達にもそれをしないように諭すんだよ。
で、その代わりに、ストレスについては順次解消するんだ。家に帰ったら安らげるようにして、外で受けてきたストレスをいつまでも引きずらないようにするんだよ。
この大変な世の中に、自分の勝手で子供達を送り出した張本人としてね。
正直、それをやらない理由が思い当たらない。
『面倒臭い』
とか、
『自分は親からやってもらってないのにそこまでやるのは不公平』
だとか、そんなのは私にとっては<やらない理由>にはならないよ。
だってさ、それを理由にして自分の子供が他人に対して攻撃的になってたら、それが原因で余計なトラブルが舞い込んだりするじゃん。実際、してるじゃん。
<イジメ>とか、まさしくそれじゃん。
学校とかで他の子をイジメて呼び出されるとか問題にされるとか、まさしく、
<面倒臭いと言って子供のストレスに向き合わなかったことが招いた事態>
そのものじゃん。
しかも、自分の不作為を棚に上げて、
『イジメを実行した子供が悪い。自分は親としてちゃんとやっていた』
とか言っちゃうの、それこそ意味が分からないよ。
『ちゃんとやってない』から、そうなったんじゃないの?
たまに子供同士でケンカになるようなことは、まああると思う。だけど日常的に誰かを攻撃するのって、『たまたま』じゃないよね? それに気付いて対処するべきタイミングは、いくつもあったんじゃないの? なのにそこで何もしなかったことで問題が大きくなったんじゃないの?
自分の子供が誰かを攻撃してるのを、イジメてるのを、指導監督しないとか、親がいる意味ないじゃん。
『仕事が忙しい』
とか、そんなの言い訳になると思ってんのかなあ。
そうやって言い訳して自分の責任から逃れようとしてる親の姿を見た子供が真似をしないと何故思えるのかが、分からないよ。
ましてや、自分の子供が誰かをイジメてたのを、
『イジメられる側にも原因がある!』
とか<他人の所為>にして言い逃れしようなんてのは、本当に情けないよ。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完結】私は悪い父と母の、娘だった。かつてのお人形は救われたのでしょうか?
BBやっこ
大衆娯楽
以前とガラっと変わった生活。
わたしは、パパとママの隠していたお人形を見た。
店の倉庫、奥の部屋。代わって祭事に出席してあげると、わたしは健康で過ごせるんだって。
お人形を投げて、倒すのもワザワイを払うためでパパとママがやってた。
秘密にしないといけないお人形。悪いものを代わってもらえて、わたしたちは幸せになる。
…そう教わったとおりではなかったと分かったのは成長してからだった。※序盤、むなくそ悪い展開注意
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる