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見習うべき<礼儀礼節>
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<蔑称>を用いて他人を侮辱することが、
<礼儀礼節に反した行為>
じゃないと思ってる人がいるなら、正直、お手上げだよ。
その人の親は、自分の子供に、礼儀礼節について何も教えなかったのか?
それとも、その親自身が礼儀礼節について考えたこともない人だったのか?
はたまた、親は礼儀礼節について教えたけど、当人がそんな親の教えを無視してるのか?
もし親の教えを無視してるのなら、それはやっぱり自分の親を尊敬してないってことだよね。
ちなみに私は、自分の親から<礼儀礼節>なんて気の利いたものを教わった覚えがない。
私の親はいつだって他人を見下し侮蔑し、その一方で自分より強いものには巻かれ、でも裏では舌を出して、足を掬って貶める機会を窺ってた。
そういう人間のどこに、見習うべき<礼儀礼節>があるの?
子供に教えようにも、親自身にそれが備わってないよね。
残念ながら私にも備わってないけど、でもね、自分が親から教わってないからって礼儀礼節に反する行為をしていいと考えるのは、
<ただの甘え>
だと思うよ?
少なくとも私は、自分が礼儀礼節を身に付けられてないのを、
<それを教えてくれなかった親の所為>
にして、他人を侮辱し罵っていいとは考えないよ。
自分の礼儀礼節に反した行いを、
『原因を作った奴が悪い』
『教えてくれなかった親が原因』
と<誰かの所為>にして正当化しようとは思わないよ。
『親は礼儀礼節を教えてはくれなかったけど、他人を蔑み見下し罵るのは好ましくない行為だと知っている』
のに、そんな自分の行いを<誰かの所為>にして正当化するのは<甘え>だとしか思わない。
もっとも、それを<甘え>だとして自分を律しようと思えるのは、ダンナや家族や大切な人達のおかげだっていうのも事実だけどね。
決して、私一人の力で今の私があるんじゃない。
そのことも、私は作品の中で触れていきたい。
たとえウザがられても。
『面白くない』と言われても。
私の作品を<商品>として選別し出荷するのは出版社の仕事だ。私の役目じゃない。
私の役目は、ただただ作品を生み出すこと。それが商品にならずに稼ぎが減ることがあるのも、それは、
<作家という仕事を選んだ私自身が背負うべき業>
だ。
これは誰の所為でもない。それが嫌なら他の仕事を選ぶべきだった。なのに私は、作家の道を選んだ。
まあ、<同人作家>から<商業作家>に移行したのはたまたまっていう面もあるけど、断ることもできたのに断らなかったのはやっぱり<私の選択>なんだよね。
だけど後悔はしてない。
同人作家に戻る覚悟も持ちながらも、ね。
<礼儀礼節に反した行為>
じゃないと思ってる人がいるなら、正直、お手上げだよ。
その人の親は、自分の子供に、礼儀礼節について何も教えなかったのか?
それとも、その親自身が礼儀礼節について考えたこともない人だったのか?
はたまた、親は礼儀礼節について教えたけど、当人がそんな親の教えを無視してるのか?
もし親の教えを無視してるのなら、それはやっぱり自分の親を尊敬してないってことだよね。
ちなみに私は、自分の親から<礼儀礼節>なんて気の利いたものを教わった覚えがない。
私の親はいつだって他人を見下し侮蔑し、その一方で自分より強いものには巻かれ、でも裏では舌を出して、足を掬って貶める機会を窺ってた。
そういう人間のどこに、見習うべき<礼儀礼節>があるの?
子供に教えようにも、親自身にそれが備わってないよね。
残念ながら私にも備わってないけど、でもね、自分が親から教わってないからって礼儀礼節に反する行為をしていいと考えるのは、
<ただの甘え>
だと思うよ?
少なくとも私は、自分が礼儀礼節を身に付けられてないのを、
<それを教えてくれなかった親の所為>
にして、他人を侮辱し罵っていいとは考えないよ。
自分の礼儀礼節に反した行いを、
『原因を作った奴が悪い』
『教えてくれなかった親が原因』
と<誰かの所為>にして正当化しようとは思わないよ。
『親は礼儀礼節を教えてはくれなかったけど、他人を蔑み見下し罵るのは好ましくない行為だと知っている』
のに、そんな自分の行いを<誰かの所為>にして正当化するのは<甘え>だとしか思わない。
もっとも、それを<甘え>だとして自分を律しようと思えるのは、ダンナや家族や大切な人達のおかげだっていうのも事実だけどね。
決して、私一人の力で今の私があるんじゃない。
そのことも、私は作品の中で触れていきたい。
たとえウザがられても。
『面白くない』と言われても。
私の作品を<商品>として選別し出荷するのは出版社の仕事だ。私の役目じゃない。
私の役目は、ただただ作品を生み出すこと。それが商品にならずに稼ぎが減ることがあるのも、それは、
<作家という仕事を選んだ私自身が背負うべき業>
だ。
これは誰の所為でもない。それが嫌なら他の仕事を選ぶべきだった。なのに私は、作家の道を選んだ。
まあ、<同人作家>から<商業作家>に移行したのはたまたまっていう面もあるけど、断ることもできたのに断らなかったのはやっぱり<私の選択>なんだよね。
だけど後悔はしてない。
同人作家に戻る覚悟も持ちながらも、ね。
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