34 / 1,097
突っ込みどころしかない!
しおりを挟む
<子育てモノ>と言われるような作品は、それこそ<光源氏のアレ>を筆頭に数限りなくあるんだけど、正直、実際に子供を育てた経験のある人間の視点で見ると突っ込みどころ満載、と言うか『突っ込みどころしかない!』作品も数限りなくあるんだけど、そこはそれ、<フィクション>だから。フィクションだってことをわきまえてないとさ。
世の中には、フィクションと現実をわきまえてない人が多い。だからフィクションに対して野暮の塊みたいな難癖を付けたりもする。大事なのはフィクションと現実は別物だということをわきまえることなのに、
『キャラクターの言動が許せない!!』
『そんな漫画やアニメや小説があるから差別や犯罪が助長される!!』
とか言って、創作物に責任を擦り付けたりもする。
ホント、野暮の極みだ。
だけど、そういうことを言う人達自身が、フィクションと現実の区別がついてないわけで、これは、翻って考えると、
『そういう難癖を付ける人達の一部が主張する、『フィクションの影響を受ける人間がいる』という懸念が実は的を射ている』
ということを、
『フィクションと現実をわきまえずに難癖を付ける人達が存在する』
という事実が証明しちゃってるんだよねえ。
悲しいことに。
だからまあ、野暮な話だとは感じつつも、そういう意見そのものが存在すること自体は仕方ないのかなとは思ったりもする。フィクション内での喫煙とか性表現に対するクレームとかも含めてさ。
となれば、私達、子を持つ親が、
『フィクションは現実じゃない。フィクションと現実とは違うものだということを子供にちゃんと教える』
ことが重要なんだなって思うんだ。
私は、漫画やアニメが好きだ。だから自分の子供に対して、
『漫画やアニメに夢中になることは許さない!』
とは、とても言えないし言っちゃいけないと思ってる。
でも同時に、だからこそフィクションとの付き合い方を教えてあげるのも親としての務めだと思うんだよね。
その甲斐あってか、私の子供達はそこをわきまえてくれてると思う。
フィクションでやってたことを真に受けて真似したりしないし、同時に、フィクションに対して野暮な難癖を付けたりすることもない。
フィクションのキャラの言動についてマジ切れして、ネット上に罵詈雑言を垂れ流したりもしない。
それを教えるのは親の役目であって、フィクションに難癖付けても駄目なんだと、フィクションを生み出す側でありつつ人の子の親でもある立場だからこそものすごく実感するよ。
だから、そういうものの見方を子供に伝えようとしてない<子育てモノ>を見ると、すっごく残念な気分になる。
なるんだけど、同時に、直に難癖を付けようとは思わない。
だってフィクションだし。現実じゃないし。
親がそこをわきまえてないと駄目だよね。
世の中には、フィクションと現実をわきまえてない人が多い。だからフィクションに対して野暮の塊みたいな難癖を付けたりもする。大事なのはフィクションと現実は別物だということをわきまえることなのに、
『キャラクターの言動が許せない!!』
『そんな漫画やアニメや小説があるから差別や犯罪が助長される!!』
とか言って、創作物に責任を擦り付けたりもする。
ホント、野暮の極みだ。
だけど、そういうことを言う人達自身が、フィクションと現実の区別がついてないわけで、これは、翻って考えると、
『そういう難癖を付ける人達の一部が主張する、『フィクションの影響を受ける人間がいる』という懸念が実は的を射ている』
ということを、
『フィクションと現実をわきまえずに難癖を付ける人達が存在する』
という事実が証明しちゃってるんだよねえ。
悲しいことに。
だからまあ、野暮な話だとは感じつつも、そういう意見そのものが存在すること自体は仕方ないのかなとは思ったりもする。フィクション内での喫煙とか性表現に対するクレームとかも含めてさ。
となれば、私達、子を持つ親が、
『フィクションは現実じゃない。フィクションと現実とは違うものだということを子供にちゃんと教える』
ことが重要なんだなって思うんだ。
私は、漫画やアニメが好きだ。だから自分の子供に対して、
『漫画やアニメに夢中になることは許さない!』
とは、とても言えないし言っちゃいけないと思ってる。
でも同時に、だからこそフィクションとの付き合い方を教えてあげるのも親としての務めだと思うんだよね。
その甲斐あってか、私の子供達はそこをわきまえてくれてると思う。
フィクションでやってたことを真に受けて真似したりしないし、同時に、フィクションに対して野暮な難癖を付けたりすることもない。
フィクションのキャラの言動についてマジ切れして、ネット上に罵詈雑言を垂れ流したりもしない。
それを教えるのは親の役目であって、フィクションに難癖付けても駄目なんだと、フィクションを生み出す側でありつつ人の子の親でもある立場だからこそものすごく実感するよ。
だから、そういうものの見方を子供に伝えようとしてない<子育てモノ>を見ると、すっごく残念な気分になる。
なるんだけど、同時に、直に難癖を付けようとは思わない。
だってフィクションだし。現実じゃないし。
親がそこをわきまえてないと駄目だよね。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
【完結】復讐は計画的に~不貞の子を身籠った彼女と殿下の子を身籠った私
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
公爵令嬢であるミリアは、スイッチ国王太子であるウィリアムズ殿下と婚約していた。
10年に及ぶ王太子妃教育も終え、学園卒業と同時に結婚予定であったが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されてしまう。
婚約者の彼の隣にいたのは、同じ公爵令嬢であるマーガレット様。
その場で、マーガレット様との婚約と、マーガレット様が懐妊したことが公表される。
それだけでも驚くミリアだったが、追い討ちをかけるように不貞の疑いまでかけられてしまいーーーー?
【作者よりみなさまへ】
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
ショタパパ ミハエルくん
京衛武百十
キャラ文芸
蒼井ミハエルは、外見は十一歳くらいの人間にも見えるものの、その正体は、<吸血鬼>である。人間の<ラノベ作家>である蒼井霧雨(あおいきりさめ)との間に子供を成し、幸せな家庭生活を送っていた。
なお、長男と長女はミハエルの形質を受け継いで<ダンピール>として生まれ、次女は蒼井霧雨の形質を受け継いで普通の人間として生まれた。
これは、そういう特殊な家族構成でありつつ、人間と折り合いながら穏当に生きている家族の物語である。
筆者より
ショタパパ ミハエルくん(マイルドバージョン)として連載していたこちらを本編とし、タイトルも変更しました。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる