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第三幕
実際、仕事とかでは、実社会では、『結果が伴わない『自分は努力した!』は、評価されない』のが普通なんだよ。私がどんなに想いを込めて作品を
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『<創作物を規制しようとする人>が<力>を持ったら何をしようとするのか、歴史上でもいくつも先例があるじゃん。しかも、つい最近だって起こってるじゃん。『子供が創作物に夢中になって自分の言うことを聞かないから創作物の方を規制する』とかさ。
そんな風に考える人が<力>を、<権力>を持って、好き勝手してるってのがさ。
現実とフィクションの区別がつけられるように自分の子供にちゃんとフィクションとの接し方を教えもしなかったのに自分の怠慢を棚に上げて創作の方を規制しようっていうのがさ。
こう言うと、『教えようとした!』とか言うんだろうけど、ちゃんと伝わってなかったらそれは『教えた』ことにはならないって私は思ってる。私の言ってることが悠里や安和や椿に伝わってなかったら、それは教えたことにならないと私は思うんだ。
実際、仕事とかでは、実社会では、『結果が伴わない『自分は努力した!』は、評価されない』のが普通なんだよ。私がどんなに想いを込めて作品を作っても、売れなきゃ<売れっ子作家>とは言われないんだよ。
自分は、『結果の伴わない努力でも認めてほしい!』って言いながら、他人のそれは認めない人とか、尊敬できないよね。そんな人の言うことなんか、聞きたいと思えないよね。
結局、そういうことなんだと私は思ってる。『子供が自分の言うことを聞いてくれない』ってさ。
ただし、こんなこと言ってても、私は特定の誰かを攻撃したいんじゃないんだ。
人間は誰だって間違えるし失敗するし完璧にはなれないからさ。私だってそう。私自身は、炊事もダメ、掃除洗濯もダメ、金銭感覚もガタガタ、人付き合いだってボロボロのダメ人間だからさ。
私はあくまで、<行為>について言ってるだけなんだよ。<意図的に他人を傷付けようとする行為>についてね。『他人が楽しんでる創作物を貶して潰そうとする』のだって、要するに<意図的に他人を傷付けようとする行為>じゃん?
そして、『他人もやってるから自分も』なんて、完全に、『他人の所為にしてる』じゃん。他人の所為にしちゃダメだって言うんなら、まず自分がやめなくちゃ。
私は、自分も創作者の一人として、他の創作者さんには、のびのび自由に創作にいそしんでほしいと思ってるし、他の創作者さんの作品を楽しんでる読者・視聴者の立場としても、自分が楽しんでる作品を誰かに貶されたりしないようになってほしいと思ってる。
そのために、悠里や安和や椿が、他の人が楽しんでる作品を貶したりしないでいられるにはどうしたらいい? って考えてるだけなんだよ。
他人も好き勝手に誰かの作品を貶して叩いて潰そうとしてるからって自分も同じことをしようとするんじゃなくてね。
嫌な雑音に惑わされることなく楽しめるようになってほしいじゃん』
確かに人間は、『他人がやってることだから自分も』って考えてしまいがちな生き物だよね。
そのことについて真剣に考えられるアオを、僕は尊敬してるんだ。
そんな風に考える人が<力>を、<権力>を持って、好き勝手してるってのがさ。
現実とフィクションの区別がつけられるように自分の子供にちゃんとフィクションとの接し方を教えもしなかったのに自分の怠慢を棚に上げて創作の方を規制しようっていうのがさ。
こう言うと、『教えようとした!』とか言うんだろうけど、ちゃんと伝わってなかったらそれは『教えた』ことにはならないって私は思ってる。私の言ってることが悠里や安和や椿に伝わってなかったら、それは教えたことにならないと私は思うんだ。
実際、仕事とかでは、実社会では、『結果が伴わない『自分は努力した!』は、評価されない』のが普通なんだよ。私がどんなに想いを込めて作品を作っても、売れなきゃ<売れっ子作家>とは言われないんだよ。
自分は、『結果の伴わない努力でも認めてほしい!』って言いながら、他人のそれは認めない人とか、尊敬できないよね。そんな人の言うことなんか、聞きたいと思えないよね。
結局、そういうことなんだと私は思ってる。『子供が自分の言うことを聞いてくれない』ってさ。
ただし、こんなこと言ってても、私は特定の誰かを攻撃したいんじゃないんだ。
人間は誰だって間違えるし失敗するし完璧にはなれないからさ。私だってそう。私自身は、炊事もダメ、掃除洗濯もダメ、金銭感覚もガタガタ、人付き合いだってボロボロのダメ人間だからさ。
私はあくまで、<行為>について言ってるだけなんだよ。<意図的に他人を傷付けようとする行為>についてね。『他人が楽しんでる創作物を貶して潰そうとする』のだって、要するに<意図的に他人を傷付けようとする行為>じゃん?
そして、『他人もやってるから自分も』なんて、完全に、『他人の所為にしてる』じゃん。他人の所為にしちゃダメだって言うんなら、まず自分がやめなくちゃ。
私は、自分も創作者の一人として、他の創作者さんには、のびのび自由に創作にいそしんでほしいと思ってるし、他の創作者さんの作品を楽しんでる読者・視聴者の立場としても、自分が楽しんでる作品を誰かに貶されたりしないようになってほしいと思ってる。
そのために、悠里や安和や椿が、他の人が楽しんでる作品を貶したりしないでいられるにはどうしたらいい? って考えてるだけなんだよ。
他人も好き勝手に誰かの作品を貶して叩いて潰そうとしてるからって自分も同じことをしようとするんじゃなくてね。
嫌な雑音に惑わされることなく楽しめるようになってほしいじゃん』
確かに人間は、『他人がやってることだから自分も』って考えてしまいがちな生き物だよね。
そのことについて真剣に考えられるアオを、僕は尊敬してるんだ。
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