未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

彗編 アクシーズとしてのコミュニケーション

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新暦〇〇三七年十月五日



自分の娘であるしょうに生涯添い遂げてくれたたいには感謝しかない。アクシーズとしては必ずしも標準的な生き方じゃなかったとしても、しょうがそれで幸せそうだったんだから、いいじゃないか。

楼羅ろうらが死んだ時も、いつの間にかしょうの傍に寄り添っててくれて、彼女を支えてくれた実感があった。

たぶん、しょうたいが普通の人間だったとしても、俺は敢えて二人に過度に干渉しようとは思ってなかっただろうな。ひかりとはこうしてすぐ近所で暮らしているものの、彼女らの生活や人生に干渉するつもりは別にないんだ。加えて、俺の老後の面倒を見てもらうつもりもない。

ああそうだ。ひかりあかりは俺が年老いて自分の力だけじゃ生きていけなくなったら力を貸してくれるかもしれないが、彼女ら以外の子供達はおそらくそこまでしてくれないだろう。だからいかに人間(地球人)の親が常識だと思ってる考えが異様なのか実感できるというのもあるな。

あと、

『子供とのコミュニケーションの取り方が分からない』

などと口にしてた親もいたが、『何言ってんだ?』としか俺は思わない。そんなだから職場でも酒にでも頼らないと若い奴らとまともに話もできないってことじゃないのか? そんな奴は、

<コミュニケーション障害持ち>

だとしか俺は思わないな。相手を人間だと思えば、<人間としての共通の話題>くらいはあるだろう? 残念ながら俺の場合、ひかりあかり以外の子供達とは<共通の話題>なんてのはほとんどないが。生き方が根本的に違ってるから。

だからしょうのことも慰めてやれない。

<アクシーズとしてのコミュニケーション>

は俺には取れない。だが、相手があくまで<人間>であれば、会話くらいできるだろうが。そのための努力はしたのか? 

子供や若い世代は、自分の将来とかについて漠然とした不安とか抱いてたりするんじゃないのか? ひかりあかりでさえ、自分のこれからについて俺と話したいことがあって、それについてよく話し合ったりしてたぞ? そのくらいのことがそんなに難しいのか?

それを『難しい』と感じるのなら、所詮は<その程度の人間>ってことだろう? そんな自分のことをきちんと受け止めて、認めて、その上でどうやって生きてきたのかその経験があれば<話題>くらいは用意できるだろ?

変に見栄を張って偉ぶろうとするから何を話せばいいのか分からなくなるんじゃないのか? 相手も人間、自分も人間、人間同士で腹を割って話せばいいさ。

俺はそうしてる。

アクシーズであるたいしょうとどんな風に接してくれてたのかはさすがによく分からないにせよ、でもしょうにとってはかけがえのないパートナーだったんだろうということくらいは分かる。

ありがとう、たい

お疲れ様。

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